伊佐坂難物
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「サザエさんの登場人物」の記事における「伊佐坂難物」の解説
(いささか なんぶつ、アニメ版の表記は「難物」、2013年3月までのEDクレジットでは「なん物」、4月以降は「伊佐坂」と表記されている) 声 - はせさん治(初代:1970年8月30日 - 1978年)→峰恵研(1985年7月21日 - 2002年2月)→伊井篤史(2002年2月 - 2002年3月)→岩田安生(2002年4月 - 2009年9月)→中村浩太郎(2009年10月 - ) 演 - 三木のり平→佐野史郎→三谷幸喜→浅野和之 人物 磯野家の隣人の恋愛小説家。年齢は60歳くらい。アニメでは伊佐坂の担当編集者であるノリスケが自宅まで受け取りに赴いている。たまに早く書き終えて、ノリスケが原稿を取りに行った時にすんなり原稿を渡せることもあるが、基本的に大変筆が遅くいつも締切に追われている。そのため、ノリスケが原稿を受け取りに訪れてもまだ完成していないことが多々あり、裏からこっそり逃げ出すことさえある。たいていは凝った言い訳をして引き延ばしを狙うため、ノリスケら編集者の間から「イイワケ先生」と呼ばれている。 性格は基本的には非常に温厚。ただし、新米の雑誌記者が軽のあだ名である「カッパ」の由来(河童のように泳ぎが上手であることが由来)を、「河童のような外見だから?」などと勘違いした際には、記者達が青ざめて逃げ出すほどに憤慨したこともある。 趣味は囲碁で、手が空いた時や気分転換でよく波平と囲碁を打っている。 文才はあるが生活力に乏しく、家族が留守のときに缶詰を開けようとして缶切を探したが見つからなかったため、磯野家から缶切を借りようとした。サザエが缶切なしで缶詰を開けたのを見て驚いていた。日曜大工も釘一本すら打てず、犬小屋の修理は甚六がやるか大工を呼ぶ。 こだわり 手書き原稿を編集者へ直渡しすることにこだわっており、この原稿渡しは伊佐坂とノリスケ双方にとって大事なコミュニケーションとなっている。 原稿執筆では、名人と言われる職人が手作りした万年筆を愛用している。過去に一度無くして他の万年筆を代用した時は、原稿用紙に引っ掛かって仕事がはかどらなかった。 話の内容を練るために喫茶店に行くことが多いが、自身の中で座る場所を決めているようで、いつも座っているその席に他の人間が座っているとへそを曲げて帰ってしまうこともある。 その他のエピソード 元々は小説家になるつもりはなく、歌舞伎の女形を目指して修行をしていた。その後作家に転向し、両親の反対を押し切ってお軽と学生結婚をしている。このエピソードは、後に甚六の出演したクイズ番組の問題にされたが、甚六には初耳で答えを知って大変驚いた。 2代目伊佐坂家が引っ越してきた話では、磯野家から作家なので気難しい人なのかと思われていた。そしてその話では、最後の最後まで正面の顔が映らなかった。タイトルコールでも後ろ姿しか映らず、サザエとフネがいるのにもかかわらず記者を撒くためテーブルの下に隠れていた。 伊佐坂夫妻は実写映画『続・サザエさん』にも磯野家の隣人として登場する(後続シリーズには登場しないが、配役も容姿もまったく同じ小説家が『サザエさんの結婚』に登場するが、三木東風という役名である)。
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伊佐坂 難物(いささか なんぶつ)
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「似たもの一家」の記事における「伊佐坂 難物(いささか なんぶつ)」の解説
作家。じん六と浮えの父。彼にインタビューをした記者に言わせれば「あまり売れない二流作家」らしい。若い頃は歌舞伎の女形を目指していたが挫折、作家に転向した。学生時代に軽と熱愛の末、両親の反対を押し切って結婚。52歳。短気であって、偏屈で通っている。写真が嫌い。登場した時は大抵笑われ役に回る。
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