フグオの家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:11 UTC 版)
「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事における「フグオの家族」の解説
鈴木 フグオ(すずき フグオ) 声 - ならはしみき / 大谷育江 / 楠田亜衣奈 演 - 宮下雄也 / 小山春朋 常に何かを食べている肥満児。温厚な性格で常識人。口癖は「〜キャプー」「キャプチュー」 など、食べ物に関するものまである。食べ物が一旦絡むと性格が変わるが、状況によっては食べ物が絡んでも大らかさを見せることもある。あかねや母などからは「フグオちゃん」と呼ばれている。 ランドセルは冷蔵庫に改造されており、中には常に食べられるものが入っている。食べられる物なら何でも見境なく食べる。大食いに関してには不二矢ペロや山上ハイジ子に負けてしまう。常に帽子を被っていて、帽子をとられることを嫌う(赤門に帽子と服を貸した時も被り物で頭部を隠していたほど)。帽子の中には好物のカルピス が入っている。そしてそれを原液のまま飲み、万能薬として使用している。また、アイスバーも好物であり、アイスに飢えるあまり、無意識の内に歯が当たりバー製造機(アイスを食べている最中に歯であたり刻印が自動で刻まれる)になった事がある。デパートの火事を消火させてしまうほどの量の汗をかく。また、非常に敏感な嗅覚の持ち主であり、そのおかげで仁の命を救ったことがある。料理に関しては、自分の考えたオリジナルラーメンが近所のラーメン屋のメニューになるなどセンスがある。得意科目は社会で、苦手な教科は体育。学校の中に秘密の菜園を作っている。とある回の回想シーンでは、他の友達と大沢木家を訪ねていた際、宅配ピザ が悪ふざけの拍子に冷蔵庫の隙間に入り込んだ時には、順子に真っ先に盗み食いを疑われて泣いていた。フーセンガムや(302発目)ピチピチのズボンにおならが充満して空に浮かんだことがある。 実家は青果店で、両親もフグオ同様に大食いでかなりの肥満体型。しかしフグオ自身に肥満児という自覚は全くなく、それゆえに小鉄からは「お前の家族は5年後には全滅している」、あかねからは「30になる前に死ぬ」と心配されるほど。甘いものばかり食べているので蟻にストーカーされているが、恩返しにガリガリくんの当たり棒をプレゼントされたことがある。『元祖!』での鈴木フグオ 大食いは相変わらずだが山上ハイジ子には負ける。甘いもの好きは相変わらずで、これが高じてカルピスの原液を鼻・目に垂らすほどである。また、かなり穏やかな性格となっていき、出番も減っていった。 『毎度!』での鈴木フグオ 空腹時に食べ物を引き寄せる能力があることが34キンポ「肉人」で発覚した。完全に穏やかな性格となり、場面に写っていても一言も発さないことが増え、メインになることも少なくなった。このこと(キャラクターとして動かないこと)を作者も危惧しており、桜と同じくフグオのキャラクターとしての再生が今後の課題だと語っている。再生の試みとして後述の森永もなかを出したり、初期の性格に近くしてみるなどされている。 『あっぱれ!』での鈴木フグオ 基本的に穏やかな性格であるが、キレると初期に近い性格になる。辛口カレーパンを食べて発言まで辛口になってしまったことがある。 鈴木フグオの父 声 - 内藤玲 / 武田一成 演 - 佐々木雄治(舞台) フグオの父で、一家の大黒柱で八百屋の主。息子同様に食べることが好きでかなりの肥満。蟻とコミュニケーションが取れるほどの甘党であり、一日アイスを三キロ食べないと死んでしまうと妻に言われている。食べ物が絡んでないときは普通の常識人。 妻や現在の息子に比べると、やや短気な面がある。最初期には小鉄がフグオをいじめたことから小鉄の家に乗り込んできて大鉄と激しい口論を展開したが、あっさり仲直りした息子たちを見て正気に返るなど父親らしい一面も持つ。アイスはソフト系が好み。妻とは逆にハロウィンには否定的で「ここは日本だ」と不機嫌さを露わしてに吐き捨てるなど、外国文化に対して閉鎖的な考えの持ち主。 鈴木フグオの母 声 - 中川玲 / 東條加那子 演 - 竹中美月(舞台) フグオの母で、夫と一緒に八百屋を切り盛りしている。とても料理がうまく、小鉄たちからも絶賛されるほどの腕前。一方で彼女の作るお菓子は異常に高カロリーな場合があり、子供達に警戒されることもある(小鉄がフグオの家に一日泊まっただけで肥満児になったほど)。おせちを23段、そのうち1段を栗きんとんだけ作ったことがあるが、小鉄たち曰く「美味しい」。 夫や息子同様に大食いであり、食べ物が絡まないときは普通に常識のある人である。アイスはチョコ系が好き。夫とは逆に、ハロウィンがクリスマス並に日本人に浸透していると信じているがごとく振舞うため、夫の方が常識的なツッコミ役になっている。ハロウィンの夜に暴れまわった仁ママに怒りをきたし、一撃で成敗したことがある。
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