響子と五代に関わる人々とは? わかりやすく解説

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響子と五代に関わる人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 17:34 UTC 版)

めぞん一刻」の記事における「響子と五代に関わる人々」の解説

一郎♂)(そういちろう) 声 - 千葉繁 響子愛犬であり飼い犬年齢不明響子亡夫・惣一郎帰宅途中買った焼き鳥釣られてついて来てそのまま音無家に居ついてしまった元・野良犬で、風采の上がらない雑種の白賢太曰く白くてじじむさい」)。惣一郎は「シロ」と名付けたがその名で呼ばれてもほとんど反応せず、響子が「惣一郎さん」と夫を呼ぶたびに反応していたことから、夫の死後はその名を受け継いだ。惣一郎の名前を聴くたびに五代は、最大恋敵である響子亡き夫を思い出すこととなる。焼き鳥好物のようで、後に通行人の持つ焼き鳥のにおいにつられて一週間行方不明になったりした。 三鷹 瞬(みたか しゅん) 声 - 神谷明 東京都出身原作では否定せずアニメでは肯定していた)1955年生まれ響子や一の瀬ら、近隣住人多く通うテニスクラブコーチ主婦参加が多いクラスを主に受け持っており、他に女子大にも出向いてコーチをしている。1986年春の時点31歳(「あぶない夜」より)。白い歯が爽やかに輝く笑顔自信余裕表している。また両親、妹(写真のみの登場物語中盤結婚)、叔父笑顔と共に歯が輝く。 容姿端麗スポーツ万能(ただしアイススケート当初全く滑れなかった)。一流大学卒(一の瀬主婦たちの情報)。家賃20程度の高級マンション独り暮らし実家資産家料理の腕前恋敵五代もうまい認めざるを得ないほど。性格明るく快活闊達社交的気遣い細やか女性にもてるという典型的なライバルキャラ。 自身資産家御曹司であること自慢などはしないが、「お金では愛は買えないが、お金があった方が愛は潤う」とお金があることに対して響子吐露していた。 女性に対しては特に紳士的で、自然に手を握ったり肩を抱いたりと手馴れており、キザな所作様になる響子へのアプローチも実に堂々としていて自信溢れている。あからさまに響子特別扱いする時もあるが、老若男女問わずに対して紳士的な対応ができる。ライバル五代に対してすら、やや邪険に扱うことはあっても除け者にしたりはせず、五代風邪をひいた時にはお粥作るなど面倒見良い響子過去夫との死別による失意など)も承知しており、全て包み込む意思示している。響子に対してはほとんど「音無さん」と姓で呼んでいた。 原作では愛車日産・シルビアだが、アニメではトヨタ自動車スポンサーになったためトヨタ・ソアラ変更された。 非の打ちどころがない強力な五代恋敵であるが、響子三鷹強引なまでのアプローチに対して穏便にかわそうとすることが多い。しかし、それに負けじとさらに押してくる三鷹響子断り切れず二人で出掛けることも度々あった。響子スマートにエスコートし大切に扱う誠実さ時に強引に見え行動力自分をただの異性友人ではなく何れは恋人として認めさせる自信三鷹にはあった。ただ、(本人曰く唯一の弱点であり障害とも言えるのが、幼児体験から来る極度の「恐怖症」。周囲には隠しているが、犬種問わず鳴き声聞いただけで鳥肌近付かれるだけで顔色悪くなり、ひきつけ起こし卒倒寸前になるほど。しかしなぜか好かれる傾向があり、擦り寄られることが多い。響子愛犬・惣一郎三鷹気に入っており、顔を舐め回すほど懐いている。その姿を見た響子三鷹恐怖症気付かずにいた(同様に後述明日菜愛犬にも懐かれたことから、明日菜にも“三鷹犬好き”と誤解される)。物語後半恐怖症のためにひどい誤解受けた三鷹は、ついに意を決し自ら飼って特訓をして恐怖症克服するが、皮肉なことに自分愛犬行動から生じた誤解明日菜愛犬結ばれたこと)が元で響子への想い諦めざるを得ない状況となった。後にその誤解解けたため、響子に再びアプローチをするのかと五代警戒していたが、愛犬騒動から明日菜交際その後結婚となったことにより潔く響子諦め五代の恋を応援した明日菜との結婚後も五代響子との交流続き二人祝福し、励ます言葉をかけるなど成熟した紳士態度一貫している。 最終回においては明日菜との間に双子女児生まれており、さらに3人目もうけている。 七尾 こずえ(ななお こずえ) 声 - 冨永み〜な 五代ガールフレンド。独特の無邪気さ積極性エピソードきっかけ作ることが多い。人の話を最後まできちんと聞かずころころ話題変える作者は「大切なことを(相手に)言わせない術は描いて楽しかったマイペース可愛い普通の女の子意識していましたと言っている。五代より1歳年下で違う大学通っており、一軒家自宅両親小学生の弟・葉介の4人家族で住んでいる。ショートカット似合小柄な女性近眼であり、登場前はメガネをかけていた。 酒屋でのアルバイト通じて五代知り合った。そのアルバイト代でコンタクトレンズ購入し着用していたため、メガネをかけていたこずえの印象しかなかった五代は街で声を掛けられても、すぐに彼女と気づかなかった。この再会きっかけに、五代積極的にアプローチ開始する五代ネクタイ着用させ、自分買ってきたメロン手土産として持たせ不意打ち自宅に連れて行き家族紹介するなど、ちょっとした策略家でもある。その後五代は週に何度七尾家夕食食べ時期もあった。なお、父親はこずえの弟曰く射撃名人」で、娘を泣かすような男は撃ち殺す豪語していた。 それなりに長い期間五代ガールフレンドとして付き合っていたが、五代にとっては響子が常に本命だったこともあり、キス肉体関係求められることはなかった。ときおりこずえの方からキス求めることがあっても五代響子反応を気にして応えず、逆に五代が「キスくらいなら」と考えた時にはこずえがその気なし、とすれ違っていた(原作143話「戸惑いロマンス」にて、五代に目を閉じさせておいてこずえからキスをしたのが最初で最後キスである)。 独特のペース持ち周囲の人間はその雰囲気容易には崩すことができない早い段階から五代がこずえに別れ話切り出そうとする場面があったが、隣の席カップル別れ話始めたため話題差し替わってしまい、そのため五代言い出せずにあやふやな関係が続いた大学卒業後は父親コネ銀行就職しばらくして思いがけず同僚から求婚されるアニメ版では高校先輩)。そのこと知って定職のある相手を選ぶことをこずえに勧める同僚女子行員に対して、「五代さんには私がいないと」と自分言い聞かせるように語った物語終盤、こずえの早合点から複数大騒動起きる。五代がついに意を決して「他に好きな人がいる」と別れ話切り出したが、こずえも既に同僚からの求婚受け入れた告白お互い別の人に目を向けていたことを「おあいこ」として円満に別れることとなったその後同僚結婚アニメ版では、広田姓となる)。最終話では、名古屋転居し幸せ新婚生活を送っている姿が描かれた。結局、こずえは五代好きな人誰だったのかを知らないまま別れた八神 いぶき(やがみ いぶき) 声 - 渕崎有里子 原作87話、アニメ53話より登場1967年4月4日生まれ(完結篇にて、五代誕生日ひと月前と判明血液型AB型五代響子母校教育実習行った際、受け持ったクラス委員長1984年当時高校2年生担任教諭響子担任でもあった。学校では若い男性教員ワイシャツ手の平塗った絵の具ハートマーク付け伝統的悪戯があり、五代ワイシャツ背中ハートマーク付けた響子学生時代に惣一郎ワイシャツハートマーク付けようとしたが、結局付けられなかった)。美少女成績もよくトップクラスだが決し優等生タイプではない。勝気な性格行動力自他共に認めるところである。アニメ版では弓道部属している。当初見向きもしなかった五代に、ある誤解から恋をし、一刻館にたびたび押しかけては騒動巻き起こす怖いもの知らず五代教育実習満了八神は恋が冷めた感じたものの、別れ際自然と涙が出てきてしまったことから、まだ恋心残っているのだ…と思い五代に再びアタック開始する父親似て思い込み激し性格随所見受けられるが、実際に行動移してしまう積極性響子にとっては脅威であった就職活動苦し五代を見かねて、たまたま五代入社希望していた大手商社人事部長務める父に五代採用独断要望するが、娘を溺愛している父親五代を「就職に娘を利用しようとする狡賢い男」と誤解してしまい、逆に不利に追い込むこととなった。しかし、結局は八神一刻館籠城作戦により、五代八神父親から孫会社への紹介状をもらい就職決めることができたが、この会社商会」は、入社直前倒産してしまう(アニメ版では捷商会倒産後再度八神父親から2回目斡旋を受けるが五代コネ入社断りその場にいた坂本八神の父に頼み込んで紹介状譲ってもらっている)。 一刻館訪れた時に五代響子好きなことはもちろん、響子五代好意持っていることをすぐに見抜いたその後響子ライバル視して対抗意識を燃やす。八神猛烈にアタックされる五代対し響子嫉妬しながらも五代好きだ認めようとしないことに八神は強い苛立ちと不満を抱いていたが、ある時、響子本音である「嘘になってまいそう」を聞いた。しかし、その意味理解できなかったが、担任から「五代への想い認めることは亡き夫への想い否定することになってしまうからだ」と聞かされる響子複雑な想いを知るとともに今まで響子対す言動を少し反省する響子を元気づけてやろうと一刻館まで出向き叱咤激励の意を込めて弱虫!」と、擦れ違いざまに何度も叫び同時に自分戒めにもしている。 最終話後日談では、女子大生となったものの、まだ五代忘れられないでいる様子描かれた。 また、アニメ劇場版完結編」では、女子大進学している設定となり、偶然に五代響子結婚式前夜に、自らの二十歳誕生日お祝い称して一刻舘に押しかける。しかし五代響子との結婚知らされておらず驚愕とするも、響子二人きり話し合うなどで五代との関係に区切りをつけることになった五代 春香(ごだい はるか) 最終話登場五代響子の間に生まれた愛娘桜の季節誕生

※この「響子と五代に関わる人々」の解説は、「めぞん一刻」の解説の一部です。
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