一刻

デジタル大辞泉

いっ‐こく【一刻】

読み方：いっこく

［名］

１ わずかな時間。瞬時。「—を争う」「—も早く」

２ 昔の時間で、一時(ひととき)の4分の1。今の約30分間。→刻

［名・形動］

１ 頑固でわがままなこと。また、そのさま。「—な老人」

２ せっかちで、何かというとすぐ怒ること。また、そのさま。

「—な所(とこ)と田町の床(とこ)でゆひ」〈柳多留・一四〉

[補説] は、「一国」「一克」「一剋」などとも書く。

[派生] いっこくさ［名］

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「一刻」の例文・使い方・用例・文例

• この問題は一刻の猶予も許さない
• 一刻を争うとき
• 一刻を争う。
• 私は一刻も早くそれが見つかることを願っています。
• 私は一刻も早く自宅に帰りたい。
• 彼の病気が一刻も早くよくなりますように。
• 私は学校が終わったら一刻も早く家に帰る。
• 私たちは一刻も早くその締結をしたいと思っています。
• 一刻も早く復旧するよう最善を尽くします。
• 事態は急であるから一刻も待てないと彼は言った。
• 事態は一刻の猶予も許さない。
• 一刻も早くここを出なければならない。
• 一刻の猶予も許されなかった。
• 一刻の猶予もならない。
• こんな狭苦しい部屋からは一刻も脱出したいよ。
• 事情は一刻の猶予も許さない.
• 時は刻一刻と過ぎていった.
• 事は一刻の猶予も許さない.
• 情勢は一刻も猶予を許さない.