いほう‐コピー〔ヰハフ‐〕【違法コピー】
違法コピー
別名:不正コピー,イリーガルコピー
【英】illegal copy
違法コピーとは、ソフトウェアを使用する正当なライセンスを持たずに、あるいは、ライセンスの規約に反して、ソフトウェアを複製(コピー)することである。
違法コピーの具体的な例として、ライセンスを持たないユーザーへコピーを譲渡したり、ライセンスを持たないユーザーがコピーされたソフトウェアを利用したりする場合などが違法コピーに該当する。また、ライセンスを取得していても、規約で定められた限度数以上のコンピュータへインストールを行えば、違法コピーに該当する。
違法コピーの中には、海賊版ソフトウェアとして流通させる目的のコピー品の他に、ライセンスに関する無知や軽い気持ちなどによって、ライセンスの定める規約が侵されてしまっているカジュアルコピーがある。企業内における違法コピーの使用はコンプライアンスに関わる重要な問題となり得るため、あらかじめ違法コピーの使用を防止するための措置が取られることも多い。例えば、ネットワークに接続された端末内のソフトウェア数と企業の保有するライセンス数を自動的に管理する機能がIT資産管理ツールとして提供されるようになっている。
近年では、インターネットを利用した違法コピーの配布や、ファイル交換ソフトを用いたP2Pネットワークによる違法コピーの流通、ネットオークションを通じての違法コピー販売などが増加し、逮捕者も出ている。
参照リンク
それは違法かも。 - (コンピュータソフトウェア著作権協会)
海賊版
違法コピー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 01:32 UTC 版)
一部ユーザーがブロードバンドアダプタとMIL-CDのデータ部分を利用し、ゲームデータをCD-Rにコピーしたディスクを動作させることに成功したことで、それまで本体にはんだ付けを施し、シリアル接続で数十時間掛けてバックアップを行っていたものが、僅か10分程度でバックアップが行えるようになった。これはコピーディスクを違法に流通させるきっかけとなった。 そのためセガはMIL-CD機能の悪用による違法コピー対策として、2000年12月28日以降に出荷された製品をMIL-CD非対応とした。この厳密な時期は定かではないが、概ね11月1日の社名変更のタイミングと重なっている。そのため、本体ケース底面に書かれている社名によって推測する事ができる(ただし、一般にケースよりメインボードの製造が後のため、中身が交換されていなくても必ずしも正確に推測できるわけではない)。また、対応品をセガに修理に出した場合、非対応品にされて戻される事例も存在した。 両者の判別は新品であれば可能で、いわゆる湯川専務バージョンはMIL-CD対応品で、末期に製造されたロットは外箱に「MIL-CD非対応」と明記されている。しかし、中古品販売で入手するしかない現状では、外箱と中身が一致しているとは限らないため、本当に対応品かそうでないかを見分けるのは難しい。販売店によっては、対応品かどうかを独自にチェックし、その旨を表示して販売しているところも存在する。 例外的に、ドリームキャストR7は末期の製造ながら、初期ロットの在庫処分のためMIL-CD対応であり、箱にも明記されている。ただし流通量は少ない。 また、「MIL-CD非対応」と外箱に明記された物でも、海外仕様(一般に、海外仕様のものには非対応品は存在しない)のものを国内向けに変更したリアセンブル版や、故障品のパーツを再組立した再生品(もともとが故障品のパーツの寄せ集めであり、部品精度の検証が不足していたために、出荷分の初期不良率は異常に高かった)を中心に、実際はその多くは対応機であり、全体の生産量からするとMIL-CD非対応機はごく一部でしかない(日本国内分でさえ1割にもはるかに満たない)。また非対応品とされたモデルに関しても対応モデルの結線を取り外しただけという場合もあり、その場合は再度結線を施すことによりMIL-CD対応として動作が行える。
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