轟家
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轟 蘭市郎(とどろき らんしろう) 第1部、第2部の主人公。17歳。『小覇王』孫策の武霊士。暴力団「大関東轟極連」(だいかんとうとどろきごくれん)、通称「轟組」の御曹司で、暴走族「横浜狼怒星(よこはまロードスター)」のリーダー。1980年代に憧れており、特攻服とリーゼントをトレードマークにしている。ジャイアン級の音痴で乱暴者だが、男気に溢れた熱血漢。「ブレインシェーカー」の異名を持ち、その拳と美声(?)で多くの敵の脳を揺さぶり、倒してきた。李順満(後述)によって殺害された後、武霊士として覚醒する。李を倒して伝国の玉璽の欠片を入手し、中国へと渡る。 好きなミュージシャンは矢沢永吉、横浜銀蝿。好きなマンガは「湘南爆走族」。 第2部では飛行機で中国へ向かう途中ハイジャックに遭い、神龍コンツェルンによってハイジャック犯に仕立て上げられてしまうが、無事に着陸。自由の翼学園に写世らとともに入学する。持ち前の破天荒ぶりで数々の騒ぎを起こし、ジャンを始め生徒会とも対立することがあったが、自由の翼学園をジリアンの龍眼から守るという目的の下一致団結し、最期は呉を守り抜き、ジャンとの関係も改善された。1巻の表紙を飾る。 轟 写世(とどろき うつせ) 13歳。蘭市郎の弟。孫策の実弟にして『碧眼児』と言われた孫権の武霊士。兄とは違い小柄で優しい少年。父や兄を心の底から慕っている。紙の本をこよなく愛する古文書マニア(この時代の本はデジタル化されており、紙の本はアンティークとして扱われている)で無類の三国志好き。この物語の語り部的なキャラ。 第2部では愛洲の人質となり、呉軍が窮地に陥る中、武霊士として覚醒する。恭一から呉王の証である古錠刀を受け取り、瀕死だった呉軍の武霊士たちを復活させる。7巻の表紙を飾る。 轟 恭一(とどろき きょういち) 蘭市郎と写世の父。東日本を牛耳る暴力団・轟組の大親分。孫策と孫権の実父にして『江東の虎』と言われた孫堅の武霊士。蘭市郎も敵わないほどの力の持ち主で(蘭市郎との通算成績は蘭市郎の999戦999敗)、蘭市郎は彼を超える事を目標にしていた。 神龍コンツェルンから伝国の玉璽を守るべく、中国で玉璽の欠片を発見するも神龍コンツェルンの襲撃により重傷を負った。玉璽の包みを日本に届けるようムハマドに託し、調査団全員を逃すために自ら囮となる。神龍コンツェルンに「俺の息子に気をつけな」と忠告すると谷底に落下し死亡したと思われる。 永吉 轟家の飼い猫。3歳のオス。三国時代に孫策に仕えた文官、呂範の武霊士を宿している。語尾に「〜也」をつけるのが口癖。「竹簡刀」と呼ばれる様々な種類の呪符を使い戦う。
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轟家
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「僕のヒーローアカデミア」の記事における「轟家」の解説
エンデヴァー / 轟 炎司(とどろき えんじ) 声 - 稲田徹 燃焼系ヒーロー。雄英高校OB。事件解決数史上最多を誇る、オールマイトに次ぐNo.2ヒーロー。焦凍の父親。極めて上昇意欲が強く、オールマイトに強い対抗意識を抱く。実力は非常に高く、No.2に相応しい高い洞察力も持つ。記憶力も高く、エンディングについて細かく覚えていたり、妻である冷が初めてあった時に一度だけしか言わなかった好きな花を正確に覚えていたりした。20歳の頃には既にNo.2の座にいたが、鍛錬を重ねる度にNo.1ヒーロー、オールマイトとの差を痛感し、彼を超えられないことに気づく。そこで目を付けた“個性”を持つ冷の親族を金で丸め込む形で結婚し、自分の子をオールマイト以上のヒーローに育てようとする。子供達でも自身が望む”個性”が出現した“最高傑作”である焦凍にオールマイトを超えることを強要し、自分へ反発して炎を使わないことに不満を持つ。 焦凍からは冷を追い詰めたとして嫌悪される。一方、炎司も焦凍のことは「仔」と語るなど正常な親子関係は築けていない。神野での救出作戦に参加するが、その最中にオールマイトの本当の姿を目撃して衝撃を受け、事件後に彼の限界引退という不本意な展開で新たなNo.1ヒーローに繰り上がる。八斎會突入作戦2日後、仮免補修を受講する焦凍の見学に来ていたところでオールマイトと再会し、彼との会話を経て焦凍が胸を張って誇れるようなNo.1ヒーローになると焦凍に告げる。また、他の家族に対する態度も変わっており、子供達との関係を治そうとしたり、妻に彼女の好きな花を送ったりしている。 ヒーロービルボードチャートJP下半期の発表で正式にNO.1ヒーローとなった翌日、ホークスの地元である福岡県でハイエンドと遭遇。瀕死の重傷を負いながらも、ホークスの支援に加え、自身が大嫌いであった雄英の校訓「PLUS ULTRA」の精神で辛勝する。その後、一命は取り留めたが、顔の左眼側に大きく傷が残った。 冬休みのインターンの時には、焦凍からの紹介だからと渋々出久と爆豪も受け入れたが、ホークスからの暗号を読み取り、インターンの真意を理解すると、出久と爆豪らも自身が見ることを決め、3人にそれぞれ課題と、その課題をクリアするためのアドバイスをする。なお、その際に出久の自身の個性に関する分析の長い言葉を即座に理解し、出久の個性を「難儀な個性」と評し、自身と同じ側と発言した。その一週間後、次男の夏雄を人質に取ったエンディングを爆豪たちが拘束した後、焦凍と夏雄に二人の交通を考慮して新しく建てる家に、自身を除く家族で妻の冷を迎える予定であることを告げて、冬美にも自身は自宅に残ることを告げる。超常解放戦線との戦いでは、蛇腔病院にて氏子や脳無を捉えるために行動するも、不完全ながら死柄木が目覚めたことで失敗する。その後、死柄木を止めるべく奮闘するが、大技の連続使用によって弱っていき、オール・フォー・ワンの意識が目覚めた死柄木の攻撃で重傷を負う。それでも諦めずにNO.1ヒーローとして戦おうとするが、そこに現れた荼毘の正体が死んだと思われた長男・燈矢の成れの果てだと知り、動揺する。しかし、焦凍に檄を飛ばされたことに加えて、仲間達の戦う姿を見て奮起し、拘束を解きかけたギガントマキアに一撃を入れた。事件後は重症ながらも生き延び、息子が敵になったことに一度は心が折れるが、その場を訪れた家族との会話によって再度奮起し、息子を止めることを誓う。その後、記者会見で自身の悍ましい過去を説明し、これから命を張るヒーローたちにではなく自身に非難を浴びせるように、マスコミに語った。 そして、死柄木とオール・フォー・ワンの情報を掴む為に出久を囮にする作戦を、ホークスとベストジーニストとオールマイトの三人と共にチームアップで行いながら、脱ヒーロー派の人々の非難を浴びながらヴィランを退治し続けている。“個性”:ヘルフレイム 体に爆炎を纏い、放出できる。炎系統で地上最強と言われる“個性”。ヒーロー活動時以外も髭の部分だけは、力を誇示するため常に炎を発現する。アニメ版で追加された戦闘描写では、炎を火の玉や槍状に変化させる、温度調節により敵の体細胞を炭化させる、靴部分の炎の温度を上げることでコンクリート壁を溶かしながら壁を駆け上がるなどの応用を見せる。個性を長時間使用すると身体の体温が上昇し、身体機能が低下するデメリットがある。 技一覧 赫灼熱拳ジェットバーン(かくしゃくねっけんジェットバーン) 肘や足裏から炎を放射して突進し、拳からも炎を放射しつつ繰り出す拳撃。 赫灼熱拳ヘルスパイダー(かくしゃくねっけんヘルスパイダー) 五指から炎を糸状に放射する。相手を拘束しようとする際に使う。 プロミネンスバーン 両腕を十字にクロスした後、両手両足を大の字に開き、自身の前方一帯に強力な熱線を放射する大技。PLUS ULTRA プロミネンスバーン(プルスウルトラ プロミネンスバーン) 相手に組み合い、零距離で全身から最大出力の熱線を放つ。 威力は凄まじく、相手だけでなく周囲にも技の被害を及ぼしかねないため、エンデヴァーは周囲に何もない上空などでのみ使用する。 バニシングフィスト 右腕に炎を纏い、一撃を叩き込む。 イグナイテッドアロー 炎を圧縮した矢を放つ。 轟 冷(とどろき れい) 声 - 根谷美智子 エンデヴァーの妻。焦凍の母親。氷を操る“個性”を持つ。エンデヴァーはそれに目を付け、名声と金で彼女の親族を丸め込み結婚した。年齢は公式未発表だがとても美しい容姿をしている。 焦凍には優しかったが、自身の“個性”にしか興味のない夫の言動によって精神的に疲弊し、エンデヴァーの“個性”が発現した焦凍の左側に熱湯を浴びせて火傷を負わせたことで強制入院させられた。しかし、雄英体育祭後に自分を見つめ直した焦凍と数年ぶりに再会し、和解する。以降は、焦凍が頻繫に見舞いに訪れており、雄英高校が全寮制になってからも頻繫に焦凍からの手紙が届いている。超常解放戦線との戦いの際に、テレビで自身の息子・燈矢の成れの果てである荼毘の姿を知り、事件後に家族で病院を訪れ、焦凍と炎司と共に家族で息子と向き合うことを決めた。 轟 冬美(とどろき ふゆみ) 声 - 真堂圭 エンデヴァーの娘。焦凍の姉。小学校教諭。弟の焦凍に何もしてあげられなかったことに負い目を感じ、教職を目指す。家族が仲良くすることを望んでおり、炎司が改心したことには一番喜んでいた。 轟家には焦凍と彼女を含め4人子供がいるが、エンデヴァーの望む“個性”が出なかったとして焦凍以外は英才教育を受けていない。 轟 夏雄(とどろき なつお) 声 - 新祐樹 エンデヴァーの次男で、焦凍の次兄。19歳。大学生で、彼女がいる。 己の欲望のために母や兄弟たちを苦しめた父を今でも許すことが出来ず、複雑な思いを抱く。 轟 燈矢(とどろき とうや) 声 - 下野紘 エンデヴァーの長男で、焦凍の長兄。荼毘を参照。
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