車体デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:27 UTC 版)
「国鉄EH10形電気機関車」の記事における「車体デザイン」の解説
車体デザインは、民間工業デザイナーの萩原政男が手がけた。国鉄車両としてはいち早く、スタイリングを外部のデザイナーに委託したことは特筆される。 前面形態は角張っているが、窓部分が凹んでおり中央で二分割されている。2枚窓は同時期の80系電車、また前面窓部を凹ませる手法は72系電車との近縁性を強く伺わせるものである。車体塗装は巷間「熊ん蜂」とあだ名された黒色に黄色の細帯を入れたいささか物々しいもので、それ以前の電気機関車における茶色塗装に比し、より力強い印象を与えた。これも萩原の発案によるものである。 なお国鉄の電気機関車として初めて、前面下部にスカートを装着している。やはり萩原の発案である。このスカートは量産車において下半分をスノープラウと交換できる構造に変更されたが、作業の煩雑さや誘導員用のステップごとスカートの下半分を外してしまうことが問題となって次第にスノープラウを装備することがなくなり、後年には一部でスカートの上下を溶接固定、連結器左右にあるスノープラウ取付用のボルトを撤去していた 。
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車体デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 23:24 UTC 版)
車体は断面形状を大きく変更され、肩部のRを小さくして切妻に近い断面となり、軽量化が図られた。前面も従来車とは大幅に変更して、窓上部の前照灯の周りにはステンレスの飾り板が付けられ、通過標識灯・尾灯も新型のものに変更されている。1405F以降は製作当初から側面に方向幕を設置した。
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車体デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 07:13 UTC 版)
「熊本市交通局0800形電車」の記事における「車体デザイン」の解説
車体の塗装は黒に近いメタリックの濃茶色一色で、熊本城の城壁をイメージしたもの。さらに金色のロゴとシンボルマークを車体各所に配することで、在来車両との差異化を図っている。シンボルは3つのハートマークからなり、それぞれ熊本市の都市ブランドコンセプトである「水・緑・情熱」を表すという。またロゴはやさしさを感じられるようにとの狙いで丸みを帯びた形となった。 車体前面には、愛嬌のある「どんぐり目玉」をイメージした、少し飛び出した丸いヘッドライトが並ぶ。車体側面には夜間走行時に周囲を走る車両などへ存在を示すためオレンジ色に発光するLEDの表示灯を片側10個ずつ、計20個設置している。表示灯のメーカーはスイスのEAO。 車両の寸法については、連結部を除いた各車の全長が8.77メートル(編成全長は18.46メートル)となり、1次車よりわずかに長くなった。車体幅は2.4メートル、パンタグラフ折りたたみ高さは3.745メートルで、1次車と同一である。
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車体デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 05:23 UTC 版)
車体の色は、茶色(あかがね)が主体である。阪急マルーンに似た塗装色だが、別の色である。マンボミュージシャンのパラダイス山元が、富士重工業に工業デザイナーとして勤務していたときに、車体、カラーリング、ヘッドマークのほか、動物イラストの銘板、会社ロゴ、社章などもデザインした。
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車体デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 20:02 UTC 版)
同時期に落成した界磁チョッパ制御車の1200系1211Fなどと同じ普通鋼製の片側4扉車体を持つため、6400系以降のGTO-VVVF制御車両と異なり裾が絞られていない形状をしており、側面方向幕は当初から装備している。空調関係も1200系と同等のものを採用し、運転台は青に塗装されている。 車内デザインも1200系などに準じた暖色系で、側面化粧板と妻面は淡いベージュを基調とした「サンドウェーブ柄」、天井化粧板は白を基調とした「こもれび柄」とされた。登場時はマルーンレッド一色の塗装で登場し、3200系登場後にシルキーホワイトとのツートンカラーに変更されている。また、5800系を除くGTO-VVVFインバータ制御車は、車体側面の運転室扉と乗降扉間にVVVFと三相交流をデザイン化したシンボルマークが銀色のシールで貼り付けられているが、本形式のシンボルマークは立体のエンブレム式が乗降扉側に寄せて取り付けている。
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車体デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:05 UTC 版)
鉄道車両などでは側面などにラッピングを施す例がある。鉄道車両の場合、前面のみ塗装で側面はラッピングにしたり、ステンレス製車両やアルミ製車両では金属色をそのまま生かしたようなデザインも多い。 車体に広告等を施工する場合、塗装では施工や変更・復元に多大な手間を要するため、短期間の広告などは不向きで、デザインも制約が大きかった。 1990年代からフィルムを使う方法が普及した。あらかじめ粘着フィルムにデザインを印刷し、そのフィルムを車体に貼り付ける。その際、フィルムは部分的に切り取るなどし、ドアなどの可動部を支障したり、エンジン放熱用の穴をふさいだりすることがないように処理する。側面や後部の窓もメッシュ状のフィルムを使用することで、車内からの視界を損なわずに装飾に使うことが可能になっている。塗装に比べて施工や契約終了後の撤去作業が容易であるため、イベントや新製品などの短期間の広告にも向く。このように、車両をフィルムで包み込む (wrap) ことから「ラッピング車両」(ラッピング広告)と名づけられている。 ラッピングは塗装に比べ表面のつやなどに違いがある。ラッピングは曲面や凹凸部分の施工が難しく、窓枠やドアのふちなどに車体色が残る場合があるなど難点もある。多大な空気抵抗に晒され、気圧の激しく変化する航空機や、高速列車では全面に用いることはできない。
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車体デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 03:49 UTC 版)
赤帯バス 日本交通の観光部が発足した当時の車体色は、白を基調に窓から上は青、ボディに赤い帯。当時、玩具メーカーから売り出されるほど、注目を浴びたデザインだった。1958年3月からは、前部に濃いブルーのストライプが入るようになった。なお、外国人専用バスは異なる車体色であった。 青帯バス 赤帯バスは他社の路線バスにまでまねたものが多くなったことから、1962年11月に当時の川鍋秋蔵社長のアイデアで、白(後に薄い茶色)を基調に、ボディの上下にハワイアンブルーの帯を流し、片流れの細い帯も巻いたデザインに変更した。車内は渋い朱色のシートで豪華さもアピールした。 カンガルーバス 当時、漫画の主人公を描いたマスコット・バスが評判になっていて、日本交通においてもマスコットを考えることとなったが、大人の団体客に照れくさくないものを目指し、1969年1月に採用。両側面にカンガルーを描き、うす茶色を基調に、象牙色(窓回り)と茶色(車体下部)を配した。 しかし当初のカンガルーは実写的で練さに欠けるものであったことから、翌年さらに親しみやすいもの目指し、カンガルーのマスコットを手塚治虫に描いてもらったものに変更。同時に車体色もミルキーホワイトにブルーを窓回り・車体下部に配した軽快なものに変更。当初手塚治虫が描いた原画の尻尾は上がっていたものを、当時の川鍋秋蔵社長が「跳躍姿勢では尻尾は下がるはず」とクレームをつけて修正してもらったというエピソードが残っている。 1972年3月からは窓回りのブルーを窓下帯に変更した。 レインボーカラー 1984年導入の高級サロンタイプ車両には、オレンジ・赤・水色・青の流れるようなラインを配した「レインボーカラー」を採用し、通常車両との差別化を図った。カンガルーのマスコットは引き続き車体側面に描かれる。 さくら吹雪 従来のデザインのマンネリ感脱却のために、1990年にさくら吹雪のデザインに変更。当時多用されていたライン・幾何学模様中心のデザインとの差別化を図る目的で、当時の川鍋達朗社長のアイデアで、日本交通のシンボルであった「桜」をモチーフにしたと伝えられている。白い車体に配した花びらは、当初はサロンタイプ車には金色、通常車には銀色を用いていたが、後に金色に統一される。カンガルーのマスコットは継承され、車体両側面前方窓下に描かれている。 車体には会社名がローマ字表記され、その間に社章である「桜にN」のマークが記されていたが、J-COACHグループへ売却されたため、2005年10月より、社名の間にあったマークが車体デザインの桜吹雪と同様のもの(色は赤)に変更されている。2008年10月1日の商号変更では、「NIKKO KANKO」のローマ字表記に変更している(フォントはNの折り返し端部の処理を除きフーツラを継続したため日本交通グループのタクシー関連会社等の車体表記と同じフォントである)。両備ホールディングス傘下となってからは、新たに両備グループの共通社章およびCIロゴ「RYOBI GROUP Ryobi」が追加された。 日本交通がタクシー車両をトヨタ・ジャパンタクシーに代替するにあたり、今までの一般車と黒タク(当時)の区別を車体色による区別(黄色か黒か)から行灯色による区別(青か金か)に変更した際に金色の「桜にN」の行灯が誕生している。ただし、この行灯自体はグループ内表彰等ですでにトロフィーとして用いられていたものである。
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