1969年1月
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「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の記事における「1969年1月」の解説
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」のレコーディングは、1969年1月26日にアップル・スタジオで開始された。本作のレコーディングは、ジョージ・マーティンのプロデュースのもと、マッカートニーがリード・ボーカルとピアノ、ジョン・レノンがベース、ジョージ・ハリスンがエレクトリック・ギター、リンゴ・スターがドラム、そして外部ミュージシャンのビリー・プレストンがローズ・ピアノという編成で行なわれた。当時ビートルズは、「デビュー当時のようにオーバー・ダビングを一切行わないアルバム」というコンセプトのもとで、アルバム『ゲット・バック』のレコーディング・セッションを行なっていたため、ピアノを演奏するマッカートニーに代わり、レノンがベースを演奏することとなったが、レノンはレコーディング中に幾度か演奏ミスを犯している。 1969年1月31日に「屋上でのライブに適さない」と判断された楽曲のレコーディングが行われ、本作も新たなレコーディングが行われた。この日にレコーディングされたテイクは、後にアルバムに収録されたテイクと一部歌詞が異なっている。翌年に公開された映画『レット・イット・ビー』には、この日のテイクが使用された。 1969年3月にビートルズよりセッションでレコーディングされた音源をアルバムとしてまとめる作業を依頼されたグリン・ジョンズは、1月26日のテイクを採用した。しかし完成されたアルバム『ゲット・バック』の出来は思わしくなく、テスト盤が作成されるまでに至ったものの最終的に発売は見合わされた。この日のテイクは、1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録された。
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1969年1月
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1969年1月9日、マッカートニーは他のメンバーに初めて本作を聴かせた。1月24日に初めて本作がセッションで取り上げられ、幾度かテイクを重ねて録音している。 このセッションでは、ギターのフィードバック奏法が複数含まれている。また、あるテイクでは、ジョン・レノンが「ド-シ-ソ」とスクウェアダンスのステップを連呼しているが聴こえるが、これについて音楽学者のウォルター・エヴェレット(英語版)とビートルズの歴史家であるマーク・ルイソン(英語版)は「レノンがこの曲に飽きていたから」としている。音楽評論家のイアン・マクドナルド(英語版)は、本作のレコーディングを行おうとした試みについて「レノンの一連のパロディのしゃべりによって妨害された」と述べている。マクドナルドは、楽曲について「迷惑なほど気まぐれな小曲で、注目すべき点はDメジャーからF♯メジャーへの転調くらいだ」と評している。 その後、1月28日と29日のセッションで再びレコーディングが行われた。
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