『レット・イット・ビー(オリジナル版)』
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「ルーフトップ・コンサート」の記事における「『レット・イット・ビー(オリジナル版)』」の解説
1970年5月に発売されたアルバム『レット・イット・ビー 』には、このライヴから以下の3曲が収録されていた。 「ディグ・ア・ポニー」イントロとアウトロに歌われていた「All I want is you」のフレーズが編集でカットされている。 「アイヴ・ガッタ・フィーリング」(テイク1) 「ワン・アフター・909」演奏後に即興でレノンが歌った「ダニー・ボーイ」も収録されている。
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『レット・イット・ビー』
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「ルーフトップ・コンサート」の記事における「『レット・イット・ビー』」の解説
1970年5月20日に公開された映画『レット・イット・ビー』には、このライヴから以下の6曲が収録されていた。 「ゲット・バック」(テイク1+テイク2)「Mommy is wating. And high heel shoes and a low-neck sweater. Get back, Loretta. Get back!(母ちゃんも待ってるぜ。ハイヒールとローネックのセーターもな。帰れロレッタ!)」と2ヴァース後の間奏で入れている。また、街行く人々が演奏に気付き、近くのビルの屋上に登って、またはアップルの屋上に侵入して見学に来る様子が写っている。演奏後、レノンが「デイジー・モリスとトミーのリクエストでした」とアナウンスしている。 「ドント・レット・ミー・ダウン」(テイク1)レノンが2番の歌詞を忘れて、「And all is real, she got bleed blue jay gold」と適当に意味のない単語の羅列を口ずさんでしまい、後方でスターが笑っている。 「アイヴ・ガッタ・フィーリング」(テイク1)「素晴らしいグループです」と答える老人や、「タダで聴けてラッキー」と答える若者、「何のつもりなの?」と怒る婦人、「新曲かい?いいね」と答えるタクシー運転手、「音楽はいいが、然るべき場所でやってもらいたい。ビジネスエリアを混乱させないでほしい」と答える紳士など、道行く人々がインタビューに答えている映像が挿入されている。 「ワン・アフター・909」アルバム『レット・イット・ビー』とほぼ同じ。終了後にジョンが「ダニー・ボーイ」を歌う。 「ディグ・ア・ポニー」レノンが「カンペを持っててくれ」と言い、演奏が始まる。スターは休憩してタバコを吸っていたところでカウントが始まったため、いったん制止する。冒頭とラストに「All I Want Is You」が入る。マル・エヴァンスの助手のケヴィン・ハリントンが歌詞が書かれた画用紙を持って、ジョンの前にかがんでいる。警察がアップル本社に訪れ、エヴァンスが中へ入れる様子が挿入されている。 ゲット・バック(テイク3)レノンがオブリガートのフレーズをミスしている。警察が「音を下げろ」と警告したため、エヴァンスがギターのアンプの電源を切るが、気付いたジョージが電源を入れ直し、それを見たエヴァンスもレノンの電源を入れ直す。その後、ポールがこの状況を反映したアドリブで「また屋根の上で遊んでいたのか、ママが嫌がってるの知ってるでしょ、逮捕されちゃうぞっ!」と歌った。 1981年になってアブコ・レコードが主導してマグネティック・ビデオ社からVHS、ベータマックス、レーザーディスクで発売された。しかし、アップル・コア社の許諾がなかったことが判明し発売中止となった後は、ビートルズ関連の映画の中で唯一公式発売されることがなかった。なお2019年1月の『ザ・ビートルズ: Get Back』プレス・リリースでレストア版の公開予定があることが明らかになったが、2022年現在、新たな告知はされていない。
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『レット・イット・ビー (スペシャル・エディション)』
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「ルーフトップ・コンサート」の記事における「『レット・イット・ビー (スペシャル・エディション)』」の解説
オリジナル版収録の3曲の他に、2CDデラックス、スーパー・デラックスのディスク2に「ドント・レット・ミー・ダウン」(テイク1)が収録された。 なお、2020年の時点ではルーフトップ・コンサートの完全版も収録される予定であったが、除外されてしまった。
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