波野 ノリスケとは? わかりやすく解説

波野 ノリスケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:24 UTC 版)

サザエさん」の記事における「波野 ノリスケ」の解説

波平の妹の三男波平の甥、サザエ・カツオ・ワカメの従兄弟)。体型はやや太り気味。新聞記者8巻から12巻の間、押しかけ同然に磯野家居候する。

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波野ノリスケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:58 UTC 版)

サザエさんの登場人物」の記事における「波野ノリスケ」の解説

(なみの ノリスケ) 声 - 村越伊知郎1969年12月14日 - 1998年7月)→荒川太朗1998年7月26日 - 2000年6月)→松本保典2000年7月 - ) 演 - 仲代達矢五木ひろし布施博田中裕二八嶋智人 サザエカツオワカメ従兄であり、波平と海平の甥(妹の四番目の子)、フネはおばにあたる。タラオ従伯父であり、マスオ義理のいとこ。タイ子の夫であり、イクラの父。 呼ばれ方 波平が「ノリスケ」、サザエフネタイ子は「ノリスケさん」、マスオは「ノリスケ君」、カツオワカメは「ノリスケおじさん」と呼ぶ。 アニメでは、タラオから「イクラちゃんパパ」、編集担当する伊佐坂先生からは「波野君」と呼ばれる人物 職業編集者実家九州博多原作では兄弟はノリスケも含めて8人(アニメでは5人兄弟)。年齢24歳 - 26歳原作では8巻から12巻の間に上京して12巻タイ子お見合い結婚し、14巻男児1人をもうける。結婚後は「東アパートというところの15号室あるいは31号室に家族3人で住んでいる。恐妻家である。 アニメでは、現在の職場勤め始めた際に博多から押しかけ同然に磯野家居候その後タイ子との結婚機に磯野家近所アパート「くらげ荘」に移る。さらに1985年3月末に転勤のため一家名古屋引っ越したが、同年9月頃に戻り現在のマンション住んでいる。 原作ではやや太り気味であることを理由生活習慣病を気にすることもあるが、何度登山挑むなど筋力体力それなりにある。アニメでは原作より痩せており、容姿について変更激しい。 アニメでは伊佐坂原稿受け取ついでに磯野家休憩したり、タイ子から部屋追い出され時にかくまってもらうなど磯野家によく訪れている。 仕事について 原作では新聞社勤務で、大物女優取材をした後緊張して知らずメダカ入った飲んだ話や、自分の子育児原因睡眠不足になり仕事支障出た話がある。 アニメでは出版社会社名は「(株)出版社」)勤務編集者仕事をしている。普段違って仕事に対しては非常に真面目で、弱音吐いた文句言ったりすることはほとんどない伊佐坂担当となったのも現在のマンション住み始めた頃からであり、転勤以前にも一時期別の伊佐坂同姓同名だが現在の伊佐坂とは別人)を担当したこともある。 イクラ言われ一度ひげを生やしてみたものの、結局イクラ怖がったためすぐにそった。 性格 かなり図々しい性格お調子者後述ちゃっかりエピソード」を参照)だが、基本的に明るく朗らかなため、悪意をもたれることは少ない。迷惑をかけたとしても怒られることは少なく、あきれられる場合がある。 子どもじみた一面があるため時には波平叱られることもあるが、親しみやすくカツオワカメ慕われている。ただし、ケチ臭いところもあり原作カツオからは「一緒に外出するのが嫌」と言われている。同様の理由でしばしばカツオ筆頭とする磯野家の子供たちと駆け引き演ずることもある。 はた迷惑ないたずらが好きで、時には赤の他人をも巻き込む。古い傘を改造してお化けになってカツオワカメを怖がらせたり、「街の食堂食事をしたあと、どんぶりの下に代金隠しておいて「食い逃げ」を装って店を出る」などのいたずらをしている。 原作ではマスオとともにいたずらをしている。キノコ取りをしている女性を驚かそうと刑事(ノリスケ)と犯人マスオ)に扮して死体埋めたな」「はぁ刑事さん」と答えたため、それを聞いた女性たち驚いてマツタケ放り出して逃げてしまった。その日夕食マツタケご飯でみんな大喜びだったが、マスオ浮かない顔をしていた。デパートアイスクリーム食べ終えた後、コーンヘアピースに置き、鬼の角に見立てていた。 ちゃっかりエピソード 余計なことを言って波平怒らせたり人の秘密バラしたりしてしまうことが多く口が軽い磯野家でたびたび食事を摂ることがあり、特にすき焼きお歳暮近所からのおすそ分けもらったメロンなどちょっとした贅沢な食べ物食卓にあがる時は、毎回と言っていいほど。そういう時は勘が働くらしく、呼んでもないのにどこからともなく磯野家にやってきて「いやー今夜すき焼きですか? うまそうだなー」などと言ってごちそうになる。 また、サザエ達が外出中の時に来るとおみやげ当てにして帰宅まで居座ることもある(ただし、必ずといっていいほど、おみやげ手に入れられず終わる)。 さらに、帰宅時にマスオ波平たちと駅で一緒になった時は、「いやー奇遇だなー、帰りにちょっと一杯どうです?」などと言って酒に誘う。その場合、自分から誘ったにもかかわらず年上波平からはもちろん、マスオにも「今日はちょっと持ち合わせなくて」など理由をつけて奢ってもらうことも多い。 海水浴などで波平以外の家族全員出かけて、波平留守番をしている時、昼時磯野家押しかけ勝手に出前取ったり、波平食べようとした駅弁横取りしたこともあった。 波平新入社員借金頼みこんだこともある。しかし、マスオから借金返済催促されると、とことんトボけてはぐらかそうとする。 お茶入れ台所行き縁側置いていただけサザエ焼き芋を「お昼食べてなかったから」と勝手に食べてサザエ怒らせたことがある波平とのエピソード 前述通り酒好き波平ともよく帰宅時に飲んでいるが、マスオ波平二人飲まない時が続いた時には波平から「早く帰ってやれば良かろうに」とあきれられている。妻子二人で夕飯がいかに寂しいかを知らしめるために、波平イクラタイ子磯野家呼び寄せて懲らしめたことがあり、降参したノリスケは翌日磯野家朝食食べに来た。そのとき頭からジャケットはおっていたため、玄関ドア映ったシルエットからイクラタラオに「お化け」と一瞬怖がられた。 また、性格やその言動から、波平叱責され回数カツオサザエ次いで多い。些細なこと波平逆鱗触れ磯野家への出入り禁止言い渡されたこともある(実例後述3回)。これについて本人は、「僕に本気で怒鳴ってくれるのは伯父さん波平)と編集長かいない」と語っている。 露店で「全自動卵割り機」という商品売られているのを見掛けた後、それについて磯野家話題したことがある。波平がそれを買っていたとは知らずに「手で割ったほうが早い」「あんな物を買う人は卵なんか割ったとがない亭主関白」と本人の前で散々非難して憤慨させ、数日出入り禁止になった。しかし、翌日磯野家に来たイクラがその卵割り機を気に入ってしまったため借りることになり、改めマシン性能見たノリスケは「よく出来ているなー」と感心するその後、ノリスケが自分発明した「グルグルダシトール」というマシン概略卵割り機を返しがてら磯野家持って来たところ、それに波平興味持ちマスオ加わって部屋こもって会議始め結果となり、そのまま和解した本人は軽いジョーク言ったつもりだった事を、磯野家真に受けて騒動になった事もある。事の発端は、裏のおじいちゃんの家の庭に落ちていた落し物野球ボールを、有名野球選手サインボールだと適当に嘘をついたことであり、これに激怒した波平に再び出入り禁止食らった賞味期限ギリギリお土産持ってきたとき、波平に「相変わらずワケあり人」と言われたことが原因波平に「頑固で短気不器用飽きっぽい」「まさに究極ワケありと言ってしまい、またもや出入り禁止食らった。しかし、ノリスケが酒を持ってきたことで事実上和解した。 その他エピソード 住宅公庫抽選当選している。 電車映画館座席確保するのが得意。 富山市大学時代後輩がおり、旅館営んでいる。ただし、その旅館には磯野一家泊まったが、後輩未登場じゃんけんをするときは、最初に必ずチョキを出す。 会社で一番信用がある。 「サザエさん30年後」では、海外旅行帰り一家訪れる。 原作では(その時の姿もあって)山下清間違われことがある原作およびアニメ版初期ではベレー帽をたびたび被っていたが最近[いつ?]はあまり被らないヘビが苦手。 映画『サザエさん』では、西野姓で大阪出身コメディリリーフ的な側面少なくサザエ親友、みち子と結婚し、『サザエさんの青春』では当のサザエより先に1子もうけ、出番終えるが、代わりに二作目の『続・サザエさん』より原作のノリスケそっくりな弟ノリオ藤木悠)が登場し実質的なノリスケの役割演じる。

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