未制作話とは? わかりやすく解説

未制作話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 21:29 UTC 版)

ウルトラセブン」の記事における「未制作話」の解説

光と影挑戦(稿の表記なし 脚本 藤川桂介ダンとのデート反故にされたアンヌは、互いに地球略奪企むシャドウSS星人シャイン戦い巻き込まれる一方SS星人円盤発見したダンレッドマン変身してシャドウ対決。そこにSS星人シャイン現れる番組名が『ウルトラ・アイ』だった時点での唯一の脚本であるが、表紙だけを「レッドマン」に差し替え台本存在する漂流する惑星準備稿 原案 虎見邦男、脚本山田正弘) 突然消えた木星の衛星ディラン太平洋上に出現し東京湾接近する偵察向かったダンたちはマンダラ星人出会い衛星接近原因は透明怪獣リガ仕業だと聞く一行に迫るリガ対しダンウルトラ・アイ落としてしまったため、カプセル怪獣パゴス差し向ける。 『レッドマン時点での脚本で、パゴスカプセル怪獣として登場。後に第32話散歩する惑星」として決定稿起こされ陽の目を見たこの際リガの名前はリッガーに変更された。 人間泥棒準備稿 脚本 金城哲夫予定監督:鈴木俊継 制作ナンバー14乳児ベビーベッドごと拉致される事件続発がけ崩れ巻き込まれソガは、拉致され乳児たちとともにルバン星人監禁されてしまう。ルバン星人地球人食料化を企み標本となる乳児集めていた。ソガによって計画知られルバン星人は、怪獣キャンダー差し向けて地球防衛軍基地破壊させている隙に、地球脱出を図る。 宇宙人怪獣操って地球防衛軍基地攻撃するというプロットは、第25話零下140度の対決」にも見られる300年間の復讐脚本上原正三予定監督 野長瀬三摩地 制作ナンバー23野戦訓練中に悪天候迷い込んだアンヌは、中にあった洋館に入る。そこにいたのは、300年前に妹シシー地球人殺されトーク星人と、その執事である甲冑人間だった。シシー瓜二つアンヌに驚くトーク星人だったが、アンヌ捜索していたウルトラ警備隊洋館迫ったため、人類復讐するために用意していた武器応戦砲煙弾雨の中でトーク星人絶命するが、彼の人類に対す怨念悪鬼として実体化ウルトラ警備隊逆襲する決定稿まで印刷されたものの、野長瀬監督意向予算問題制作見送られ代わりに上原は「明日を捜せ」を執筆登場するはずだったトーク星人執事ロボット甲冑人間は、第27話ボーグ星人流用されており、後の漫画版ではボーグ星人甲冑人間そのまま容姿となっている。 後に居村眞二によって漫画化されている(ミリオン出版ウルトラマン80宇宙大戦争収録)。また、私が愛したウルトラセブン』と『ウルトラヒロイン伝説 アンヌからセブンへ』では一部映像化されている。 脚本家の上原の出身地である沖縄虐げられた者の視点描いた内容であったため、上原は後のインタビューで「ぜひとも実現したかった」と述壊している。 半人間(準備稿 脚本 藤川桂介第27話サイボーグ作戦」の準備稿に当たるが、ザンバ星人大量死体集めるために大企業高層ビル爆弾仕掛けたり等身大のまま深夜ビル内でセブン対決する)、野川隊員人間戻れないまま宇宙ステーション転任して終わるなど、内容大きく異なる。 黄金種子準備稿 脚本 山田正弘少年が行不明になる事件続発行方不明になった少年達少年誌広告掲載された「黄金のなる種子」を持っていたが、その正体はゴビラ星人送り込んだ植物怪獣ゴビだった。ウルトラ警備隊の手によって回収されゴビだったが、黄金のなる種子惜し少年達の心に反応して再びゴビ出現ゴビに手を焼くセブンに、キリヤマは臨時テレビ番組出演して子供達物欲捨てるよう説得する。 『EVOLTUIN5部作』でネオパンドンが撒き散らした黄金種子から、植物生命体誕生している。 赤い群準備稿 脚本 藤川桂介) フルハシが運搬していた研究用ミツバチ盗まれタケナカ参謀責任問われるミツバチ排水赤く変異しブラックマンによって操られ人々襲い始める。ダンブラックマン潜伏する養蜂場飛び込むとセブン変身し変異した死滅させる。 無数の赤い蜂表現するのが、技術不可能だったために不採用になった。 謎の怪獣地帯準備稿 脚本 藤川桂介予定監督:鈴木俊継 制作ナンバー37地球生物怪獣変える能力を持つヒポック星人登場ソガその毒牙かかって徐々に怪獣化していく。ウルトラ警備隊攻撃でヒポック星人倒れセブン用心棒怪獣ヤモ対決する湖底叫び声決定稿 脚本 藤川桂介予定監督:鈴木俊継 制作ナンバー37深山湖に住む五代信一郎博士の娘・美耶子が、地球移住企む宇宙人ピニヤ水棲人さらわれた水の無菌化が必要なピニヤは、美耶子人質五代博士発見したクロロマイト鉱石要求。しかし、ウルトラ警備隊潜水艇「レイク・ダイヴァ」によって湖底基地破壊されたピニヤは、怪獣ヤモ繰り出して形勢逆転を図る。 ストーリー大幅に異なるものの、「謎の怪獣地帯」の決定稿にあたる。藤川桂介によれば水中シーン撮影必要なプールスケジュール調整がつかず、制作直前キャンセルされた。その代わり宇宙人着ぐるみを必要としない他人の星」が執筆され、やがて「盗まれウルトラ・アイ」と改題して放映先に完成していたピニヤ水棲人着ぐるみは、色を塗り直しペロリンガ星人流用された。 大激流準備稿二種 脚本 若槻文三監督:満田かずほ 制作ナンバー43グライダー訓練中のダンは、ハーシェルα星座のバンドラ星人の罠によってダム湖引きずり込まれる脱出したダンだったが、ウルトラ・アイ落としてしまう。そこに怪獣バンドラ現れダム破壊し始める。 第一稿と第二稿が作られた後、大幅に改稿されて第41話「水中からの挑戦」として放映宇宙人15+怪獣35準備稿 脚本 上原正三川崎高予定監督:実相昭雄 制作ナンバー43バルタン星人追跡していたセブンは、7体の宇宙人怪獣戦って6体は倒すものの、7体も相手したため絶対安静重傷負いメディカルセンター運び込まれる。それはバルタン中心とする15人の宇宙人結成した宇宙連合軍と、蘇生された35匹の怪獣軍団による総攻撃始まりだった。次々と東京現れる円盤大群と、富士山東京湾などから合計30体の怪獣現れ東京怪獣無法地帯になる。ピグモン防衛軍提案した策で怪獣ファイト開始され同士討ち倒れ怪獣達とそれに巻き込まれる宇宙人一方身動き取れないダンは、ピグモンの手借りて基地脱出アギラウインダム召還し病身ながらも自らも戦いに出る。残った怪獣達や計画首謀者バルタン星人倒したものの、残ったペギラネロンガレッドキングジェロニモンエレキング猛攻苦戦するセブン。そこに現れ新怪獣ゴードは、5体の怪獣倒して去っていった。 これは宇宙人15人、怪獣35匹、正義怪獣4体と本作品、前2作品怪獣宇宙人合計54体を登場させ、当時低迷していた視聴率回復させようとする狙いだったが、数が非常に多いために没にされた。 脚本NOは43で、実際に制作された第43話は同エピソードとは対照的に怪獣宇宙人などのぬいぐるみ登場しない第四惑星悪夢となった当時本作品は予算の関係で着ぐるみ怪獣登場しない回が何度かあった。 「町が怪獣無法地帯となって苦戦する主人公前に現れる救世主」という『巨獣特捜ジャスピオン』(1985年 - 1986年テレビ朝日系列)の最終話手をつなぐ銀河人類たち」は、このプロット下敷きにしたと上原語っている[要出典]。 名前が判明しているのはバルタン星人ケロニアギガスギャンゴキーラウーメフィラス星人レッドキングテレスドンジェロニモンペギラスカイドンザンボラーサイゴゴルゴストドラエレキングゲスラペスターピグモンペガッサ星人ゴドラ星人スペル星人イカルス星人ボーグ星人ガンダーギラドラスネロンガウインダムアギラ新怪獣ゴード。名前が確認されているもの以外にも怪獣宇宙人登場していたことになる。 『フィギュア王 No.118』に掲載されコミカライズ版『ゴードの巻』では上記登場したものの一部加え新たにチブル星人ザンパ星人バド星人サロメ星人ケムラーガブラ恐竜戦車、リッガー、ペテロパンドン登場している。 ウーなどが敵、ペギラトドラ死んだ扱いなどオリジナル設定矛盾している部分もある。 認識票No.3 金城哲夫脚本として金城哲夫シナリオ集 ノンマルト使者』(朝日ソノラマ1984年)に収録されたこともあるが、実際に当時特撮班の助監督だった田口成光執筆生原稿のみで印刷されていないワイ探検からマキノ隊員1人だけ帰還英雄として賞賛されるが、マキノワイ星に隊員置き去りにして帰還していた。ある日マキノは透明怪獣ジャッキー襲われる。実は認識票No.3隊員霊魂となり、怪獣ジャッキーとともに地球帰還していた。マキノ殺害したジャッキーセブン対決する脚本登場するワイ星は、第8話狙われた町」で探検隊宇宙ケシ持ち帰った星として言及される宇宙人救え脚本 東山純) モロボシ・ダンをねらえ(脚本 東山純) 上記2作とも生原稿のみで、印刷はされていない

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未制作話

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快獣ブースカ」の記事における「未制作話」の解説

「続.ならず島の宝 火祭」(脚本:市川森一) プロットストーリーとして手書き原稿書かれたが、脚本化はされなかった。 「ブースカ只今入院中」(脚本:長坂秀佳第9話として放送予定途中まで撮影されていたが中止された。 「快獣兄弟」(脚本:上原正三第28話として放送予定だったが、映像化見送られチャメゴン宇宙怪獣という設定強調した宇宙から来たんだ」が実際第28話となった

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