未制定府県の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 02:23 UTC 版)
京都府・大阪府は「府民の日」を、山形県・神奈川県・新潟県・長野県・愛知県・兵庫県・福岡県は「県民の日」を設けていない。ただし、一部の県では制定に向けての動きや提言等がある。 神奈川県は「県民の日」を設けていないが、神奈川県史上は慶応4年3月19日 (旧暦)(1868年4月11日)、横浜裁判所の設置を以て、同日を「立庁記念日」としている。 長野県は1998年の長野オリンピック開催を記念し、開幕した2月7日が「オリンピックメモリアルデー」であるとされているが、これは日本青年会議所北信越地区長野ブロック協議会が長野オリンピック開催前の1997年9月、第28回会員大会において採択、制定したもの。長野県議会の場でも2月7日を「県民の日」に制定してはどうかとの提案が何度かなされたが、実現には至らなかった。 大阪府は府民から府に対し、「大阪府の日」に関する提言が寄せられたことはある。 福岡県は県民の一体性や、郷土への愛着が既に高い域に達しているからとの見方があるため「県民の日」を設けていない。 大分県は明治4年11月14日に日田県・杵築県・日出県・府内県・岡県・森県・臼杵県・佐伯県を統合して成立した。大分県あすをつくる県民運動推進協議会は、その11月14日を「県民の日」に制定した。県も11月14日が「県民の日」であるとの認識は持っているが、当日を休日としたり、イベントを開催するといったことはしておらず、県民の関心も薄い。
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