建設再開とは? わかりやすく解説

建設再開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 13:25 UTC 版)

新世界 (浅草)」の記事における「建設再開」の解説

こうして放置されていた新世界ビルディング引き受けたのが、グランド観光株式会社社長三木 英一郎(みき えいいちろう1921年大正10年〉 - ?)であった三木当時まだ38歳過ぎず、『オール生活』は「このドデカイ建物運営している親方がなんとまだ三十八歳瘦身白皙青年紳士であることは何人も驚異の瞳を見張らざるを得まいと書き立てている。三木戦後進駐軍相手キャバレー経営始め当時数多くキャバレークラブホテル経営している人物だった。 三木は、東急所有していた築地土地に目をつけて売却申し入れたのを契機に、東急幹部との知遇を得、更に会長五島慶太へと接触する機会得たこの際三木五島へ、現代に於けるキャバレーバー盛況ぶりを力説。心を動かされ五島三木全面的に応援することを決め、「三井物産から持ちこまれて困っている新世界ビルを「君の構想やってみたらどうだ」と持ち掛けたとされる。 こうして三木東急三井バックアップのもと、資本金1億円の株式会社新世界設立内訳三木が4,000三井が3,000東急が3,000であった。この三者共同出資により、1959年昭和34年3月になって、ようやく工事再開決定実際に再開されたのは7月3日のことだったが、11月2日竣工し、翌3日開館迎えるという短期間完工達成した三木内装段階進んだ建設工事現場に、自らのアイディア吹き込むため毎朝姿を現している。三木要望沿うため、ビルには実施設計後に様々な変更加えられたといい、シンボルとなった屋上鉄骨寺塔も、新たに塔屋の上建てられることとなったものであった

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建設再開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 15:40 UTC 版)

柳京ホテル」の記事における「建設再開」の解説

2008年5月16年ぶりに建設同年4月より再開されたことが報じられ窓ガラス取り付け工事始まった建設には北朝鮮携帯電話事業の展開を計画中のエジプト企業オラスコム・テレコム社(当時の会長ナギーブ・サウィーリス)が関わっていたとされ、1億8000ドル投資したという情報もあった。2012年4月15日金日成生誕100周年までの完成目指しているとされたが、この目標もついに達成されることはなかった。 2012年9月23日北京旅行会社スタッフ建物内部入ったその際建設関係者から「完工まであと2、3年を要する」と示唆された。その後、しばらく建設に関する報道はなかったが、2016年12月15日韓国聯合ニュース2017年中に開業する可能性報じた2017年7月27日にはAP通信が「ホテル正面看板取り付けられた」と報じている。2018年からは、夜間のライトアップ行われている。2018年8月には、朝鮮中央放送社屋火災発生した際に、一時的に放送設備が当ホテル移されたとの情報もある。 もっとも、現在でも監視員常時監視しており、平壌直轄市内の観光コースからも外されている。

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建設再開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 03:23 UTC 版)

鍋立山トンネル」の記事における「建設再開」の解説

国鉄線として建設できなくなった北越北線第三セクター鉄道として建設することになり、1984年昭和59年8月30日北越急行設立された。こうして1986年昭和61年2月24日東口側から工事再開された。 まず卵型断面のショートベンチ工法で、上半をカッターローダー、下半バックホウ掘削する方式32 km578 mまでの174 mを掘削したが、仮インバート盤ぶくれ激しくなり支保工座屈などが発生したため断念した続いて上部直径3 m導坑先進させて地山応力解放させる導坑先進ショートベンチ工法切り替えて32 km670 mまでの92 mを掘削したが、これも土圧限度超えて支保工座屈などが発生して断念となった結局中央部導坑のみを先に掘削して後に本坑への切り広げを行う方針として、中央導坑先進工法掘削行った人力掘削により、25 cm掘削を1サイクルとして、毎回吹付コンクリート施工支保工の建て込み行ってわずかずつ前進したが、131 m掘削して32 km801 mに到達した時点で、1サイクル25 cmにつき3 m近い押し出しあるよう状況となり、これ以上掘削が困難となった結局1987年度昭和62年度)末には東口側から導坑掘削続けることを断念した人力掘削では地盤膨張してくる速度追いつかず、かつ支保工大きな圧力受けて導坑の形や向き制御するのが困難であったため、安全で高速施工をするためにはトンネルボーリングマシン (TBM) を製作して投入するのが最良判断された。300 tf/m2(約2.94 MPa)の土圧に耐え、3,500 tf推進ジャッキ能力を持つTBM設計製作された。儀明斜坑口において1988年昭和63年7月TBM発進基地作る工事開始され1989年平成元年1月11日TBM発進した当初順調に工事進んだが、やがて天端崩落してずりを除去するためにTBMを一旦後退させなければならないことが増えていった。32 km984.5 mの地点までTBMにより前進したが、1989年平成元年2月15日掘削中に押し出し量が急激に増加してTBMカッター回転不可となってしまった。そこでTBMを一旦後退させてカッター回転させよう試みたが、TBM後退速度より地山押し出し速度速く掘削した区間をすべて押し戻されてしまった。掘削済み本坑出た後も地山押し出し止まらずセメント袋を積み上げて築いた簡易バルクヘッド破壊され、スチールファイバーを混ぜた厚さ3.0 mのバルクヘッド打設してようやく押し出し止めることができた。結局ほぼ100 m渡って押し出されTBM発進前より後退してしまった。 TBM掘削順調に進められ区間は、工事中前に薬液注入行っていた区間であったことから、薬液注入効果上げるものとみて注入工法検討が行われた。1989年平成元年7月24日から様々な薬液試行行いながら、手掘りシールド工法実施して前進した東口側からも同様に1989年平成元年7月2日から注入併用して前進し、ついに32 km851 m地点において1992年平成4年10月29日導坑貫通迎えた東口側平均月進4.9 m、斜坑口側は1.5 mであった以降本坑断面への切り広げ施工が行われた。東口側1988年昭和63年5月8日から、導坑掘削済み区間について本坑断面への切り広げ開始された。一方斜坑口側でも1993年平成5年1月13日本坑断面への切り広げ開始した切り広げ工事は超ミニベンチ工法採用したが、導坑掘削時に行った薬液注入効果や、ガス事前に抜けていたことなどによって地山特性改善し比較順調に工事進められた。それでも平均月進が10 m程度留まる掘削難しトンネルであることに変わり無かった1995年平成7年3月7日32 km937 m地点においてついに本坑掘削工事完了した最終的なトンネルの完成1995年平成7年11月7日で、1973年昭和48年12月7日着工以来途中中断期間を含めて21年11か月要したことになる。 鍋立山トンネル建設に関して1994年平成6年5月26日土質工学会賞を日本鉄道建設公団受賞した建設期間を通じた殉職者は5名であったトンネル総工費2992000万円であったが、このうち工事再開後の645 mだけで1457500万円投じており、この区間メートル単価は約2260万円となっている。 こうして屈指の難工事となった鍋立山トンネルは、1997年平成9年3月22日北越北線あらため北越急行ほくほく線開通により供用開始となった

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