トンネルの完成とは? わかりやすく解説

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トンネルの完成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 09:01 UTC 版)

塩沢トンネル」の記事における「トンネルの完成」の解説

君帰工区1978年昭和53年3月竣工したことにより、塩沢トンネルの全区間完成した。しかし、中山トンネルなどの工事遅れにより、上越新幹線全体開通1982年昭和57年11月15日となった塩沢トンネル建設費は約269億円で、このほかに渇水対策費約22億円を費やした

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トンネルの完成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 13:05 UTC 版)

中山トンネル (上越新幹線)」の記事における「トンネルの完成」の解説

中山トンネル完成上越新幹線全体開通時期が依存していたこともあり、水没した工区復旧後工事急ピッチで進められた。地質・残工事量・後続作業との兼ね合いなどを検討の上工区割再編された。作業員約2,000名が投入され迂回坑を利用して増やされ本坑掘削現場で24時間3交代制猛スピード工事進められた。四方木工区では、立坑ズリを運ぶ装置稼働率93パーセント達するという記録的なとなった1981年昭和56年8月上越新幹線開業予定が翌1982年昭和57年)の11月発表された。これに間に合わせるためには、トンネル3月までに完成させて後工程軌道工事電気工事引き渡す必要があった。 1981年昭和56年10月から12月にかけて、中山工区高山工区本坑工事順次完了していき、残されたのは四方木工区小野上南工区境界付近となった。この区間では1981年昭和56年7月27日迂回坑が貫通した。これは、迂回坑ではあったが中山トンネルの全区間貫通したことを意味し、また四方木高山の両工区下流小野上南工区つながったことで、水没恐れなくなったことも意味した小野上南工区本坑工事11月末まで続けられ106 km430 m地点完了した。これは当初設定工区では小野上北工区を完全に含み四方木工区大宮130 mまでをも含むもので、総延長は4,720 mとなった。そして四方木工区側から残り40 mの工事が行われ、12月23日貫通してようやく中山トンネル区間本坑貫通した1982年昭和57年3月17日群馬県知事近隣町村長公団総裁請負会社社長らが臨席して、中山トンネル完成が行われた。代表者により最後軌道コンクリート打設が行われた。これによりトンネル土木工事から軌道工事引き渡された。 トンネル建設がまだ行われている中でも、既に完成した区間では軌道敷設始められていた。引き渡し受けて最後区間工事進められ4月軌道工事が、5月電気工事完了した7月23日試運転開始され11月15日についに開通迎えることができた。 14,857 mのトンネルに、約10年歳月とのべ230万人作業員投入された。中山トンネルメートル当たりの建設費は約839万円上り上越新幹線の全トンネル平均330万円大きく上回ったわけても2回水没し八木沢層に苦しめられ四方木工区建設費メートル当たり3467万円という多額上ったトンネル長さ14,857 mをかけると、総額は1246億5023万円となる。この他に、渇水対策費として約119億円を費やしている。これだけ難工事であった中山トンネルであるが、上越新幹線全体72名の殉職者出しているのに対して、2名(資料によっては4名)の犠牲に留まっている。2回の水没事故犠牲者を出すことがなかった。このトンネルを、新幹線は約4分で走り抜ける

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