北工区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 09:01 UTC 版)
北工区は本坑2,000メートルで、佐藤工業に対して発注された。起点側1,100メートル区間は南側の工区と同様にサイロット工法で掘削し、北側900メートルは開削工法を取った。 1973年(昭和48年)6月から開削工事に着手し、7月からは開削された場所からサイロット工法による起点側への掘削も開始された。開削区間は借地した後、道路や農業用水路、などを迂回させあるいは仮橋を架けて、水田などを掘削してトンネル施工し、1974年(昭和49年)12月までに埋め戻しまで完了した。一方サイロット工法区間は1975年(昭和50年)8月に寺尾工区との境界に到達した。路盤コンクリート打設まで完了して竣工したのは1976年(昭和51年)10月である。
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