巨深ポセイドン(巨深高校)
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「アイシールド21の登場人物」の記事における「巨深ポセイドン(巨深高校)」の解説
毎年、東京では強いほうと言われながらも関東では通じないという中途半端な中堅チームだったが、今期の1年生から長身選手を揃えるも控えだったことから秋季大会前の評価はDクラス。一回戦で柱谷を31-14、三回戦で賊学を42-0で下し、ダークホースとして一躍注目を浴びた。しかし準々決勝で泥門に17-18(アニメでは23-24)で惜敗。この試合は読者投票のBESTゲームで断トツ、チームランキングも2位など、人気は高い。東京大会後、神龍寺(阿含途中参加)と練習試合を行うが0-41で完敗。マスコットは海でできた巨人の海人。学校は60階建ての超高層校舎が名物。卒業後の進路にエレベーター製造会社を選ぶ生徒が多いらしい。主な登場人物には水や海、水生生物に因んだ名前がつけられている。 筧駿(かけい しゅん・1年) 声 - 竹内幸輔 ラインバッカー (LB)。背番号41。身長191cm、体重78kg。6月6日生まれ。血液型A型。40ヤード走4秒9。ベンチプレス95kg。 「正真正銘のアイシールド21」大和猛と、一度だけ対戦したアメフト選手。泥門のアイシールドを偽者として激昂する。あくまで嫌っているのは、アイシールド21であり、セナは結構いい奴とみている。小学校時代で既に170cmの長身で向かうところ敵なしで、当時はコーチ陣にも不遜で見下すような態度を取っていた。中学校から単身渡米しフェニックス中学のアメフトクラブに所属。そこでの挫折と日本人ながら活躍する「真のアイシールド」大和との出会いで自分の努力不足を痛感。奮起してアメフトの練習と研究を始め、瞬く間にフェニックス中のエースに上り詰める。大和と1プレイだけ戦うも敗れ、その際に「もう一度戦おう」と約束。そのために猛特訓し、ノートルダムとの対戦の機会を得たが、既に帰国した後だったことを知り、自身も再戦のため帰国。腕のリーチから来るツッパリと0秒で間合いを詰めるスピードで如何なる攻撃パターンも防ぎ(アニメでは小判鮫がこの技を「モビィディック・アンカー」と命名)、泥門戦でセナのデビルバットゴーストを止めたものの、小回りの無さが仇となり進化したデビルバットハリケーンには対処しきれず抜かれている。アニメでは赤羽と一対一で勝負をして敗北。東京大会ベストイレブンの守備・ラインバッカー部門で選出される。 泥門の全国制覇のため、十文字のマンツーマンコーチとなる。本物のアイシールド・大和と直接対決する願いが叶わなくなったため、彼に自らのハンドテクニックを叩き込む。WC編では水町の誘いでのLBとして選出される。 登場初期は進と並んで硬い印象のキャラクターだったが、顔を赤らめつつ泥門を応援し、カラー扉絵や人物紹介ページでかわいらしいポーズを取るといった一面も見せた。また、銭湯でセナに「お前自身が赤羽を超えるしかない」と言っていたことからすでにセナの正体(セナ=泥門のアイシールド21)を知っていた。蛭魔は、糞(ファッキン)ツリ目、アニメではクソツリ目と呼ぶ。 卒業後は自分をもう一度鍛えなおすために再び渡米し、そちらの大学に進学した。水町からは「根がまじめすぎ!」と指摘されたが、そこが彼の長所でもあり、短所でもある。 水町健悟(みずまち けんご・1年) 声 - 小野大輔 タックル (T) 兼ディフェンシブタックル (DT)。背番号71。身長193cm、体重79kg。12月31日生まれ。血液型B型。40ヤード走5秒0。ベンチプレス90kg。 中学生時代突如彗星の如く現れた伝説のスイマーだったが、勝利の喜びを仲間で共感しようと度を超した練習量を他の部員達に課し、その過剰な情熱は部内で空回りして敬遠され、水泳を引退。その後筧に出会い、アメフトの道へ転向。長身と水泳で身に着けたスイム(水泳)というライン技術とスピードで敵を圧倒。その身軽さと敏捷性で天賦の運動能力と見られがちだが、異常な練習量で弱点を克服してきた努力型であり、そのためスタミナもかなりある。他の部員達から敬遠された水泳部とは違い、アメフト部では部員全員が自身の練習に付き合うなど、アメフトが水町にとって初めて自分の居場所となった。そのため、普段は飄々としているが部の仲間に対する想いは非常に強い。口癖は、「ンハッ」。チームメイトによると「考えなしすぎ」。ことある毎に上半身裸かパンツ一丁になる癖がある。また、チアの衣装を着込んだり、関東大会準決勝の王城対泥門戦ではハーフタイム時の赤羽のギターソロに乱入し即興バンド「BLOOD」を結成。巨深のおバカ1号ゆえに無神経な性格で、悪意無く他人を見下す言動で性質が悪かったが、自分が見下した小結に敗北後はあまりしなくなった。しかし、たびたび身も蓋もないツッコミを天然で入れてしまう。 東京大会ベストイレブンの攻撃・ライン部門で選出。神龍寺との練習試合で、阿含に右腕の関節を外されたが、リベンジに向けて特訓。泥門の全国制覇のため、黒木のマンツーマンコーチとなる。WC編ではセナ、モン太の推薦により前衛に選出される。番場と水泳勝負した過去がある。 高校卒業後は炎馬大学に進学しアメフトを続けている。大学が定員割れしていたため、簡単に入学できたのだという。 小判鮫オサム(こばんざめ オサム・3年) 声 - 下崎紘史 クォーターバック (QB)。背番号14。身長163cm、体重54kg。9月9日生まれ。血液型O型。40ヤード走5秒7。ベンチプレス40kg。 主将。優秀な後輩たちに対するコンプレックス故、深い理屈を他人任せにし、知ったかぶりするお調子者。しかし、特訓魔の水町の特訓にも脱落しない根性とアメフトへの愛着の持ち主で、本人は気付かないが後輩(特に1年)たちからは心から慕われている。実際相手選手に捕まる前にボールを捨てる「早逃げ」で、インターセプト率0%を誇る。筧によると「小判鮫先輩がいたからモビィディック・アンカーが完成した」。また、確実に通るパスは絶対に見逃さないなど、本人は自身の実力を過小評価してはいたがQBとしての実力は決して低くない。 名前の由来はコバンザメから[要出典]。 大平洋(おおひら ひろし・1年) 声 - 小川輝晃 ラインバッカー (LB)。背番号31。身長205cm、体重108kg。7月14日生まれ。血液型AB型。40ヤード走5秒6。ベンチプレス95kg。 筧を師と呼ぶ涙脆くいつも泣いている熱血な巨深のおバカ2号。身長は高校アメフト界No.1。大西とはライバル関係で、さまざまなことに無駄に競い合う。大西と比べるとパワーでは勝るがスピード、テクニックで劣る。日本代表追加メンバー。語尾に「ッス」を付ける。名前の由来は太平洋(たいへいよう)[要出典]。 大西洋(おおにし ひろし・1年) 声 - 鷲見亮 ラインバッカー (LB)。背番号32。身長204cm、体重95kg。7月15日生まれ。血液型AB型。40ヤード走5秒2。ベンチプレス85kg。 筧を師と呼ぶ大平と並ぶ長身の選手。眼鏡をかけている。大平とはライバル関係にあり、様々なことで無駄に競い合う。クールでキザな性格だが、巨深のおバカ3号。身長は高校アメフト界No.2。大平と比べるとパワーでは劣るがその分、スピードとテクニックで勝る。日本代表追加メンバー。名前の由来は大西洋(たいせいよう)[要出典]。 飯清仁(はんきよ ひとし・2年) スプリットエンド (SE)。背番号11。身長159cm、体重55kg。 パスターゲットの一人。スターティングメンバーの中で一番、背が低い。小判鮫と共に泥門に偵察するが、練習中のモン太が乗っていた竹馬にぶつかり、巨大なこぶが出来る。名前の由来は半魚人から[要出典]。 渋谷摩季(しぶや まき・1年) マネージャー。身長160cm、体重49kg。 その響きに憧れ入部。劇中でも頭が悪い部類に入り、髪の手入れに時間がかかる(原作では髪のセットと化粧に6時間かかると書かれている)ため、二日に一度しか登校しない。 乙姫(おとひめ) チアリーダー。 チアリーディングチーム「ブルーマーメイド」キャプテン。ダイエットのために入部したが、現在は青春と思っている。天然で熱い水町が少しだけ気になっている。神龍寺ナーガの一休にカワイイという印象を持たせている。進路希望は女子短大。WC編では全日本チアとして参加。 浦島(うらしま) チアリーダー。 チアリーディングチーム「ブルーマーメイド」副キャプテン。筋トレの為に入部したが、現在は死闘と思っている。風呂屋の壁をも破壊する怪力と観客席からモン太に向けてピンポイントでボールを投げるコントロールの持ち主。天然で暑苦しい大平が少し気になるらしい。進路希望は女子プロ。水町によると「すごく予想外な娘」。WC編では全日本チアとして乙姫と参加する。
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