ロッカーカバー
OHVエンジンにおいて、ロッカーアームを潤滑したオイルの飛散を防ぐためにシリンダーヘッド上面を覆うカバー。SOHC、DOHCエンジンにおいてはロッカーアームを用いることはまれであり、カムカバーもしくはヘッドカバーと呼ばれることが多い。しかし、最近は単なるカバーではなく、審美性と騒音低減の観点から設計上重要になってきている。
参照 シリンダーヘッドカバーヘッドカバー
(ロッカーカバー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 15:26 UTC 版)
ヘッドカバー(英語: Head cover)は、シリンダーヘッドカバーの略称で、発動機(内燃機関)のシリンダーヘッドに備わる動弁機構に覆い被さるカバーの事を指す。このほか、ロッカーアームカバー(ロッカーカバー、Rocker cover)、カムカバー(カムシャフトカバー、Cam cover)などの呼称もある[1]。更にはタペットカバー(Tappet cover)と呼ばれる場合もある。イギリスではロッカーボックス(rocker boxes)とも呼ばれるが、日本では余り一般的な呼称ではない。
- ^ Bickford, John H. (1998). Gaskets and Gasketed Joints. CRC Press. ISBN 0824798775
- ^ ユニフロー掃気ディーゼルエンジンは2ストロークながら動弁機構を持つため、シリンダーヘッドカバーが備わる。
- ^ 戸田レーシングの冒険 - 日本自動車レース工業会・2009年6月2日
- 1 ヘッドカバーとは
- 2 ヘッドカバーの概要
- 3 関連項目
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