日本自動車レース工業会とは? わかりやすく解説

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特定非営利活動法人日本自動車レース工業会

行政入力情報

団体名 特定非営利活動法人日本自動車レース工業会
所轄 滋賀県
主たる事務所所在地 米原市梅ケ原2462番地
従たる事務所所在地
代表者氏名 戸田 幸夫
法人設立認証年月日 2008/11/20 
定款記載され目的
この法人は、日本自動車レース産業発展振興させることを主目的とするが、同時に日本自動車レース自体発展振興図り、そのために、正し自動車レースあるべき姿広く世間宣布することに努力するまた、日本自動車レース健全な発展振興補助するために、主として技術面における指導体制強化し自動車レース正常な運営協力するものとする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
閲覧書類
監督情報
解散情報
解散年月日  
解散理由  

日本自動車レース工業会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/04 05:18 UTC 版)

特定非営利活動法人日本自動車レース工業会(にほんじどうしゃレースこうぎょうかい、英称:Japan Motor-racing Industry Association、略称:JMIA)は、日本モータースポーツ関連団体[1][2]

概要

従来日本のレーシングカーコンストラクターで構成されていた「日本コンストラクター・ユニオン」と、同じくレーシングエンジンビルダーで構成されていた「日本レーシングエンジン・ユニオン」が事実上合同する形で2008年3月に発足。

従来外国製のシャシーや部品の輸入に依存する部分が大きかった日本のモータースポーツ界の現状を変革し、純国産製品の採用比率を増やすことで、レース運営に必要なコストの低減、並びにモータースポーツに関する技術の蓄積を増やすことを大きな目標に掲げている。また従来日本自動車連盟(JAF)などにおけるレギュレーション改訂作業の過程において、技術力の不足・自動車メーカーによる我田引水的な意見の主張などが理由で、大所高所的な見地からの改訂が行われてこなかったことを反省し、今後行われるレギュレーション改訂作業において一定の影響力を行使できるようにする(将来的にはJMIAの技術委員会がレギュレーションを制定できるようにする)ことを目指すとしている。

具体的な活動としては、以下のような活動を挙げている。

フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)への国産シャシー・エンジンの採用
FCJはトヨタ日産ホンダの3社が共同運営するジュニア・フォーミュラであるが、当初よりフォーミュラ・ルノーベースのシャシー・エンジンが採用されていた。2006年のカテゴリー発足から数年が経過し、次期シャシーへの切替時期が迫ったことから、フォーミュラ・ルノーベースではなく、新たに国産シャシー・エンジンを採用し、国内コンストラクターの育成に役立つよう働きかけていくとしていた。しかし2013年限りでFCJが開催を終了することから、この計画は実現しないまま終わった。
フォーミュラ20」構想
かつて1970年代に行われていた軽自動車のエンジンをベースとした入門フォーミュラ「FJ360」の再来を目指したカテゴリーの実現。当初は軽自動車のエンジンを利用した「F660(仮称)」としていたが、その後の議論で、エンジン形式を制限せず直径20mmのエアリストリクターによる出力制限を行う「フォーミュラ20」構想へと変化した。2009年1月には童夢東京R&Dムーンクラフトの3社からプロトタイプマシンが、トムスからプロトタイプエンジンが発表され、デモ走行も実施されている[3][4]
ただし2010年よりF4(JAF-F4)においてカーボンモノコックの使用が認められることになったため、JMIA理事会ではF4においてほぼ同様の目的を達成できると判断し、「フォーミュラ20」構想は一時活動を休止することになった[5]
各種選手権への国産シャシー・エンジンの供給
2015年からSUPER GTを主催するGTアソシエイションが新たにFIA-F4選手権シリーズを立ち上げるのに伴い、童夢がシャシー、トムスがエンジン、戸田レーシングがギアボックスを担当するワンメイクF4マシン童夢・F110を開発・供給している。また2020年に発足したフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップにおいて使用される童夢・F111/3についても、JMIAが開発に協力している。

役員

※肩書・所属はいずれも2012年9月現在。

脚注

  1. ^ 特定非営利活動法人日本自動車レース工業会 - Weblio
  2. ^ About Us - 日本自動車レース工業会
  3. ^ F20 シェイクダウンテスト 3台揃ってF20が登場(2009年1月13日)
  4. ^ 「REAL RACE」第2巻、日本自動車レース工業会、2008年12月3日。 
  5. ^ 日本自動車レース工業会は、来期よりのF4への参入を推進します。(2009年9月28日)

外部リンク



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