ハンターとその関係者
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「ジャングルの王者ターちゃん」の記事における「ハンターとその関係者」の解説
ギャラスキー 声 - 中嶋聡彦 アフリカ密猟者協会会長。名前はアニメから。 実質的なアフリカの密猟者たちのボスで、体中をありとあらゆる動物の皮製品で包んでいる。ハンターの邪魔をし続けるターちゃんを倒すべく殺し屋を送り続けるが毎回敗れ去り、敗北者の顔写真をコレクションしていた。一見偉そうだがスポンサーには頭が上がらない。悪事に手を染めているにもかかわらず敬虔なクリスチャンで、フランシス牧師が宝くじを売っていた時も寄付金として1万ドルで宝くじを購入し、当選発表の際も協力していた。シュウクルートには頭が上がらない。 原作では自ら出張ってターちゃん討伐に出ることはなく(一度だけ飛行機に乗ってターちゃんを襲撃しに来たことはある)、『新』の序盤で出番を終える(去就は不明)が、アニメでは殺し屋やハンターを率いて戦いに出ることが多く出番が大幅に増えている。 アニメ版最終話では追い詰めたターちゃんを銃撃し重傷を与えた。その後、ドロシーを人質に取ってターちゃんを罠にかけるが世界中から集まったターちゃんの仲間たちが現れたことによって逆転され、最終的に逃げようとしたところをアリサに逮捕された。 ミス・シュウクルート 声 - 水原リン 『新』の序盤とアニメ版最終話に登場。フランス1の毛皮メーカー・シュウクルートの社長である中年の女性で、ハンター組合のスポンサーでもある。名前はアニメ版から。 ギャラスキーと組んで、ターちゃん暗殺を計り、ボケのギャラスキーへのツッコミ役も担当。原作ではその後の去就は描かれていない。 アニメ版では最終話に登場。我が強くヒステリックでいささか冷静さに欠ける性格。ターちゃんを倒し、世界中の毛皮を独占し大儲けを企む。バイオレンス・マッスルパワー、ユー・淋、ワイアット・アッパパを率い、卑劣な罠を仕掛けてターちゃんに挑むが、ターちゃんの仲間たち(西派の拳士、コーガンファミリー、アリサたち)が集まったことで逆転され、最後はアリサに逮捕された。 2人組のハンター 声 - 伊藤栄次、宮田浩徳 顔に一本の傷がある男と関西弁を話す男のコンビ。 動物たちを捕まえては私腹を肥やそうとしているが毎回ターちゃんに邪魔されている。 アニメでは初期によく登場しており、ギャラスキーの配下として出てくることもあった。ただし専ら二人組で行動していることが多い。また、ターちゃんの幼少期の回想にも登場し、悪事を働いている。後述のワイアット・アッパパに頭を下げてターちゃん(100万ドルの賞金)打倒に一枚噛ませてほしいと嘆願するなど、金のためにはプライドも捨てる。またターちゃんたちがダイヤモンドを掘り当てているのを知るとヘレンを人質に取り、ダイヤモンドを渡すように迫るなど手段を選ばない。アニメ版最終話でも登場し、密猟を行おうとするがケルベロスの島から帰ってきたターちゃんに一蹴されたほか、再度現れた際にドロシーにも追い詰められ撤退した。 バイオレンス・マッスルパワー 声 - 辻親八 ターちゃんを狙ってアフリカにやってきた賞金稼ぎ。 凄まじい怪力の持ち主で、格闘能力はアナベベを倒すほどの腕前だが、ちんこケースを角のコップと間違えるなど頭は相当悪く、さらにターちゃんに勝るとも劣らないスケベ。必殺技は勃起した男根(アニメでは股に挟んだ丸太)を軸に高速回転しながら攻撃を繰り出す「ローリングダイナマイトパンチキックスペシャル」(この技の欠点は、勃起した男根の先端が地面に高速で擦れることからオナニーのように気持ちよくなり、やり過ぎると記憶が一部失われることである。アニメ版では股の間に小さな丸太を挟むことで回転しており、長い間回転し続けると目を回し行動不能になる程度に留まっている)。ハンターのボスに協力した際には超硬質鉄鋼製で総重量500kgのバトルスーツを与えられたが、ヘルメットの設計上の欠陥により窒息しかけ、スーツの重さが仇となりターちゃんと戦う前に肥溜めに落ち、沈みかけた。最後の登場はマハラーポポの「こっそり持ってきたエロ本」に恥ずかしいシミを残す姿で終わった。 アニメではハンターに雇われた格闘家として登場。ヘレンに一目惚れし、ナンパに失敗した末に二度に渡って拉致した。ターちゃんに一度敗れた後、ギャラスキーが大金をかけて開発した右腕に動くものを自動照準するフルオートマシンガンを備えた超硬質鉄鋼製バトルスーツを身に着けて再戦に挑む。圧倒的な強さでターちゃんを追い詰めるが、自動照準を逆手に取ったヂェーンの作戦(竹とんぼを飛ばしまくって狙いを外させる)とターちゃんのムササビ飛行術によって空中から接近され、唯一の弱点である顔を殴り飛ばされ、ヘリコプターに突っ込みギャラスキーと共に爆発に巻き込まれ敗北した。アッパパ同様最終話で再登場し、ターちゃんを追い詰めたが駆けつけた梁師範の百歩神拳でアッパパ共々丸焼きにされる。 やぎ男 『旧』に登場。北アメリカの山中でシロイワヤギに育てられた男。 山羊のような白ひげを蓄え、糞便が山羊のように丸っこい体質を持つ。卑怯な手段を好まないなど本来は善人だが、ハンターのボスに捕まり「北アメリカのシロイワヤギの棲息地の地図をハンターに渡す」と脅されターちゃんと闘わされる。食あたりを起こして体調不良のターちゃんと戦うが、それでもターちゃんの方が強く全く勝負にならなかった。ハンターが倒され、地図も処分された後は故郷の北アメリカでなくアフリカで暮らすようになった。 ユー・淋(ユー・リーン) 声 - 三石琴乃 中国の科学アカデミーが育てあげた超能力少女。 読心能力を持ち、ターちゃんの考えることから次の動きを読んでハンターに撃たせる戦法でターちゃんを苦戦させるが、H本を読んでスケベになったターちゃんの心を読んでしまったために失神してしまう。 アニメでは最終話に登場し、アッパパとマッスルパワーの2人と組んでの連携でターちゃんを狙うが、梁が投げ渡したエロ本を読んだターちゃんの頭の中を見てしまい、原作同様に敗北した。 赤さそりのパメラ 声 - 江森浩子 砂漠の国から来たプロの女殺し屋 法の裁きを免れて悪事を繰り返す悪人だけを始末することを信念としており、最初はハンター組合に騙されてターちゃんを極悪人だと思い、ターちゃんファミリーを狙う。一度は敗北するも、その後ホットパンツに仕掛けた超小型爆弾でターちゃんを抹殺しようとするが、騙されていたことを知り改心。自らホットパンツを脱ぎ捨ててターちゃんの危機を救うことになる(しかしその結果、パメラは下着姿の状態で、罪の意識から泣き出したので誤解を受けたターちゃんはヂェーンの怒りを買う羽目になった)。何事に関しても用心深く、暗殺者としては一流。左の乳房に蠍の入れ墨があり、殺す対象にそれを見せるという行動を取る。 原作ではターちゃんに胸を見せる、乳首を弄られて勃起させる、ズボンを脱いで水玉パンツ(アニメではピンクのヒモパン)を露出するなどの描写が多く描かれた。 アニメ版では16話に登場。髪の色は赤として描写されている。 ランド クローン編後に登場したハンターたちのボス。 「ワシントン条約で守られている動物をあえて密猟して金儲けをしている貿易商」という肩書で、登場するたびにさりげなく説明し、名刺にも隠さず堂々とこの肩書を載せている。見た目は上品な紳士の風貌だが、自ら下ネタもこなす。中盤以降の去就は不明。 ローズ ターちゃんを殺すために雇われた殺し屋。 セクシーな美女で腕も確かだが、ターちゃんに関わってからはいつも間抜けな理由で失敗してしまう。後に雇い主に見限られ、アルバイトをしながらアフリカで生活することになったが、元々殺し屋家業に嫌気がさしており、最後の暗殺が失敗してからはそのまま住み着くことになる。殺し屋時代は高級品に囲まれたリッチな生活だったが、アフリカに来てからはテント暮らしだったり、砂金採りで再びリッチになったり、さらに屋敷が火事になってまたドン底に舞い戻ったりと浮き沈みの激しい生活を送る。最後はかつて習得したナイフ投げの技術を活かして新聞配達に精を出すことになるが、本人はまんざらでもない様子だった。 マッスルハンド・ジョー ランドに雇われた殺し屋。 チタン合金の薄板で折り紙(主にツル)を作り、殺しの武器とする。鍛え上げた自分の肉体に絶大な自信を持っていたが、弾丸をよけ、素手で戦車を破壊するターちゃんを見て驚いてしまい、戦闘することなく快癒祈願の千羽ヅルを作ってターちゃんに送った。 クックロビン ランドに雇われた年配の殺し屋。 銃や火薬の臭いに敏感なターちゃんへの対抗策として雇われ、古風なクロスボウを使う。確かに気づかれなかったが、動くターちゃんになかなか命中せず、何度もクロスボウをセットしているうちに腰を壊して自滅。その後、ランドの命令で叩き出された模様。 クグツ・ロエベ ランドに自分から売り込みに来た、表向きは人形師の殺し屋。 ダイナマイトを埋め込んだ、ヂェーンそっくりのロウ人形でターちゃんをおびき寄せて爆殺しようとしたが、火薬が少なかったためにターちゃんは軽傷を負っただけで失敗。なお、バラバラになったロウ人形はズベタのバースデーケーキに(アナベベの嫌がらせで)使われた。その後、殺しの依頼とは別にランドから、個人的な趣味の蝋人形の製作を依頼される。 シブチ大臣 ターちゃんファミリーが住んでいるアフリカの一国・ザゾビアの環境大臣。 ターちゃんとヂェーンが今までやってきた動物保護活動を讃えて勲章を贈り、動物学者のローラと共にアフリカの平和を守るようにとお願いした。 しかし、裏でアフリカ乾期による植物減退を利用して「生態系の調整のためにアフリカゾウを300頭間引きする」という名目でハンターたちを裏取引で手引きし、アフリカゾウを虐殺して象牙を収集して裏ルートで売買しようと目論んでおり、そのため邪魔者であるターちゃんを押さえつけるために理論派であるローラと対峙させるように仕向けた(ローラはこの事実を知らない)。 間引きに猛反対しローラと対峙したターちゃんは後にシブチの悪事を悟り、激怒しシブチを殴ったため、シブチは国家反逆罪としてハンター数十人にターちゃんの射殺を命令したが逆に全滅し、錯乱したローラが無線で軍隊を呼んでしまったため、ターちゃんファミリーは軍隊と戦う覚悟をした。しかし偶然一部始終を目撃したアナベベが象牙の運搬を阻止し、そこへ通りかかった軍隊に経緯を説明したため、シブチは象牙密売の容疑でその場で逮捕された。 ダイテンドン 声 - 飯塚昭三 ノーズに雇われた殺し屋でアニメオリジナルキャラクター。第2話に登場。 元は横綱だったが関取38人を投げ殺したために相撲界から破門された。得意の相撲技でアナベベを倒し、続けて、ゴリさんをも倒すが、アナコンダをまわし代わりにして腰を安定させたターちゃんに投げ飛ばされて敗北。川の中に投げ込まれてしまい、その後、ゴリさんに投げ飛ばされたギャラスキーとノーズの二人と激突し仲良く気絶した。 名前を「ダイチンドンヤ」や「ダイテンプラ」などと間違えられる度に怒り、雇い主のノーズに対しても怒鳴ったり睨んだりする。 ノーズ 声 - 星野充昭 ダイテンドンの雇い主でもあるハンターでアニメオリジナルキャラクター。第2話に登場。 赤い団子鼻が特徴で過去にゴリさんの奥さんと子供たちを放火で殺した張本人(原作でもゴリさんの父親を殺したハンターが登場するが、彼とは別人)でもある。 ターちゃん抹殺を画策するギャラスキーと結託し、ダイテンドンをターちゃんにけしかけるも失敗。自身もギャラスキーもろともゴリさんに遥か彼方まで投げ飛ばされ、ダイテンドンの上に落下して仲良く気絶した。ダイテンドンより立場は上のはずだが、彼を罵倒した直後に睨まれて怯えるなど力関係は微妙。 ワイアット・アッパパ 声 - 梅津秀行 世界を股にかける賞金稼ぎでアニメオリジナルキャラクター。第3話・最終話に登場。 機関銃の使い手であり、回転しながら銃を撃ちまくる「乱れ撃ち」を得意技とする。 100万ドルの賞金目当てにターちゃんを狙うも敗北。再登場時はバイオレンス・マッスルパワーとユー・淋の3人で組むが、マッスルパワーと共に梁の百歩神拳で丸焼きにされた。
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