泥のモスク
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泥のモスク (Great Mosque of Djenné) はマリ共和国の都市ジェンネにある巨大なモスク。1988年にユネスコの世界遺産に登録された「ジェンネ旧市街」の象徴的建造物である。
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- ^ 新建築社 『NHK 夢の美術館 世界の名建築100選』 新建築社、2008年、96頁。ISBN 978-4-7869-0219-2。
- ^ a b c Behrens-Abouseif, Doris; Vernoit, Stephen (2006). Islamic Art in the 19th Century: Tradition, Innovation, And Eclecticism. BRILL. ISBN 9789004144422 . pp.208-209
- 1 泥のモスクとは
- 2 泥のモスクの概要
ジェンネの大モスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 18:52 UTC 版)
泥のモスクも参照のこと。 ジェンネ旧市街の象徴といえる泥の建造物が、巨大な泥塗りのモスクである。1280年ごろに、イスラームに改宗したジェンネ王コワ・コアンボロが宮殿を壊し、跡地に壮麗なモスクを建てたのが起源である。 1819年にジェンネがセク・アマドゥのマシナ帝国に屈した際、モスクは新しいものを建設するために取り壊されてしまった。その後、フランス植民地総督ウィリアム・メルロ=ポンティ (William Merlaud-Ponty) は、イスラーム指導者アルマミ・ソンフォ (Almamy Sonfo) の要請を受け入れて、コイ・コウンボロ王の壮麗なモスクを再現することを1906年10月に決定した。この再建工事は翌年10月1日に完成した。 屋根が100本の柱で支えられている大モスクは、奥行き75m、高さ20mで、1000人の信徒を収容できる。表面の材質は泥のため、町の住民で分担して毎年塗り直しが行われる。
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