根本説一切有部律 根本説一切有部律の概要

根本説一切有部律

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 08:57 UTC 版)

上座部仏教(南伝仏教)のパーリ語経典に伝わる『パーリ律』、中国仏教(北伝仏教)に伝わる『四分律』『五分律』『十誦律』『摩訶僧祇律』(以上、「四大広律」)と並び、現存する6つの律の内の1つ。チベット仏教や高野山真言宗において継承・採用されている[2]

チベット大蔵経に収録されている。漢訳の大蔵経には、義浄訳の『根本説一切有部毘奈耶』関連の典籍が収録されている(大正新脩大蔵経1442-1459番・律部)。(ちなみに、唐招提寺にある『根本説一切有部戒経』等は、国の重要文化財に指定されている[3]。)

関連項目


  1. ^ a b c 「根本説一切有部毘奈耶」 - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、Britannica Japan。
  2. ^ 上田天瑞「有部律について」『密教研究』第1932巻第46号、密教研究会、1932年、1-24頁、doi:10.11168/jeb1918.1932.46_12024年1月9日閲覧 
  3. ^ 国宝・重要文化財(美術品)- 根本説一切有部戒経”. 国指定文化財等データベース. 2022年4月7日閲覧。


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