グラフィックスとは? わかりやすく解説

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graphics

別表記:グラフィックス

「graphics」の意味・「graphics」とは

「graphics」は、視覚的な表現を指す英語の単語である。図形図像イラストレーションデザインアートワークなど、視覚的に表現されるあらゆる要素を含む。コンピューターグラフィックス分野では、2D3D画像データ作成、処理、表示する技術を指すこともある。

「graphics」の発音・読み方

「graphics」の発音は、IPA表記では /ˈɡræfɪks/ となる。IPAカタカナ読みでは「グラフィクス」となり、日本人発音するカタカナ英語では「グラフィックス」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「graphics」の定義を英語で解説

「graphics」は、"The use of diagrams, charts, and other visual representations to present information or data"と定義される。これは、「ダイアグラムチャートその他の視覚的表現用いて情報データ提示すること」という意味である。

「graphics」の類語

「graphics」の類語としては、「visualization」、「imagery」、「illustration」、「diagram」などがある。これらの単語同様に視覚的な表現情報提示を指す。

「graphics」に関連する用語・表現

「graphics」に関連する用語表現としては、「graphic design」(グラフィックデザイン)、 「computer graphics」(コンピューターグラフィックス)、 「infographics」(インフォグラフィックス)などがある。これらはそれぞれ視覚的な要素用いたデザインコンピューター用いた画像作成や処理、情報視覚的に表現したものを指す。

「graphics」の例文

以下に「graphics」を用いた例文10挙げる1. The graphics in this game are very realistic.(このゲームのグラフィックスは非常にリアルである。) 2. She is studying graphics at university.(彼女は大学でグラフィックスを学んでいる。) 3. The report is full of graphics that help to understand the data.(その報告書データ理解するのに役立つグラフィックスで満たされている。) 4. The graphics card in my computer is outdated.(私のコンピュータグラフィックカード古くなっている。) 5. The book is beautifully illustrated with full-color graphics.(その本フルカラーのグラフィックスで美しくイラストレーションされている。) 6. The graphics on the website are very eye-catching.(そのウェブサイトのグラフィックスは非常に目を引く。) 7. He is an expert in 3D graphics.(彼は3Dグラフィックス専門家である。) 8. The graphics in the presentation made the complex information easy to understand.(プレゼンテーションのグラフィックスは複雑な情報理解しやすくした。) 9. The company is looking for a graphics designer.(その会社グラフィックデザイナー探している。) 10. The graphics software is very user-friendly.(そのグラフィックソフトウェアは非常にユーザーフレンドリーである。)

グラフィックス

英語 graphics

グリルエンブレムロゴマークなどの2次元表現ウインドウの形やピラーまわりの処理をウインドウグラフィックスという。自動車の顔に相当する部分はフロントエンドグラフィックス、テールランプ視覚的処理はテールランプグラフィックスという。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

グラフィック

(グラフィックス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/03 03:36 UTC 版)

グラフィックgraphic)とは、出版広告印刷・映像(動画ビデオグラム)・ゲームなどの媒体コンテンツにおける視覚表現のこと。

概要

主に情報伝達を目的とし、デザインレイアウトが計画・検討され、特定のコンセプトやトーン&マナーが表現されたもの。文字写真イラスト記号などのあらゆる視覚要素により構成、あるいは時としてそれぞれ単体で用いられる場合もある。

コンピュータを用いてグラフィックを制作することを特にコンピュータグラフィックス(CG)と呼ぶが、表現技法としての意味合いが強く、グラフィックデザインにおけるフィニッシュワークとしてのコンピュータの使用はDTPと呼び、区別される。

出版広告分野においてグラフィックによる表現を考案する職業はグラフィックデザイナーと呼ばれるが、コンピュータグラフィックスや映像分野ではグラフィッカーやCGクリエイターと呼ばれる。

また、パーソナルコンピュータゲーム機画像処理能力のことを指す場合もある。

先史時代を研究している人類学者に知られている最も古いグラフィックは、紀元前40,000〜10,000年以前の旧石器時代の間に作成された岩、骨、象牙、枝角の洞窟壁画とマーキング。これらの多くは、天文学的、季節的、および年代順の詳細を記録するために発見された。ほぼ6000年前から、現代世界に知られている最も初期のグラフィックと図面の一部は、刻まれた石板とセラミックシリンダーシールであり、歴史的期間の始まりと経理および在庫管理のための記録の保存を示している。エジプトの記録はこれらに先行しており、パピルスピラミッドの建設を計画するための資料としてエジプト人によって使用されまた石灰岩のスラブを使用していた。600〜250から  BC、ギリシャ人は幾何学で主要な役割を果たす。彼らは円の定理やピタゴラスの定理などの数学的な理論を表すためにグラフィックスを使用。アートでは、絵画とは対照的に、単調で線で構成される作品を区別するために「グラフィック」がよく使用されており、描画には通常、ツールから圧力を加えるか、ツールをサーフェス上で動かすことにより、サーフェス上にマークを付けることが含まれる。ツールが存在しないかのように常にツールが使用される場合、それはアートになる。グラフィカルな描画は、インストルメンタルガイド付き描画である。

画像を含む木版印刷は、が発明された後(105年頃)最初に中国で見られる。西洋では主な技法は木版画彫刻エッチングであったが、他にも多くの技法がある。

エッチングは、凹版の方法版画画像を酸を用いて金属板の表面に切開して制作する。酸は金属を食い荒らした領域を残すかまたは、酸にさらされた表面が非常に薄い場合は、プレートに線を焼き付ける。このプロセスは、ドイツアウクスブルクに住むダニエル・ホプファー(c。1470–1536)によって発明されたと考えられている。

ラインアートは、2次元または3次元を表すために陰影(暗闇)または色相)のグラデーションなしで、(通常は無地の)背景に配置された明確な直線と曲線で構成される画像に時々使用されるかなり非特定の用語。ラインアートは通常単色であるが、ラインの色は異なる場合がある。

イラストとは、ドローイングペインティング写真、その他の芸術作品のような視覚表象的な表現で形式よりも主題を強調する。イラストの目的は、伝統的にテキストで記述された何かの視覚的表現を提供することにより、物語、詩、またはテキスト情報(新聞記事など)を解明または装飾することである。政治漫画としても知られる編集漫画は、政治的または社会的なメッセージを含むイラストである。イラストを使用して、さまざまな主題を表示し、次のような様々な機能を提供することができる。

グラフまたはチャートは、表形式数値データを表す情報グラフィックである。チャートは、大量のデータとデータのさまざまな部分間の関係を理解しやすくするためによく使用される。

ダイアグラムは、トピックを視覚化して明確にするために使用される、概念、アイデア、構造、関係、統計データなどの単純化され構造化された視覚的表現。

シンボルは、その基本的な意味では概念または量の表現、すなわちアイデア対象、概念、品質など、より多くの心理的、哲学的な面では、すべての概念は、自然の中で象徴的であり、これらの概念についての表現は、単にあるトークンアーティファクトある寓話(ただし、直接成文化していない)象徴的な意味、またはシンボリズムである。

マップは、スペースの簡略化された描写であり、そのスペース内のオブジェクト間の関係を強調するナビゲーション支援ツール。通常、マップは、3次元空間の2次元で幾何学的に正確な表現である。

写真もグラフィック表現のひとつであるが、他の形式のグラフィックスとの違いの1つは、写真家は原則として、一見しただけで実際には1つの瞬間を記録するだけである。ただし、写真家は視野と角度を選択できる。また、さまざまなレンズ使用してビューを選択したり、フィルター使用して色を変更したりすることもできる。デジタル写真は、無数の高速で強力な操作への道を開いていく。初期の写真撮影でさえ、「現実の生活」として提示された演じられたシーンの写真をめぐって論争があった(特に戦争写真では、元のイベントを記録するのが非常に難しい場合がある)。ネガのシンプルなピンプリックで視聴者の目をわずかにずらすと劇的な効果が得られる可能性があったり、視野の選択も強力な効果が得られ、シーンの他の部分を効果的にする。これは、それらを切り取るか、単に写真に含めないことによって達成されるがこれは、現実とは何かという哲学的な問題にも触れているが、人間の脳は以前の経験に基づいて情報を処理し、私たちが見たいものや見ることを教えられたものを見ることを可能にしている。写真自体は同じ様を映すのであるが、写真家は見る人のためにシーンを解釈しているのである。

関連項目


グラフィックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 02:43 UTC 版)

デイジーホイールプリンター」の記事における「グラフィックス」の解説

デイジーホイールの原理基本的にビットマップ・グラフィックス印刷には不適切だが、それを可能にする試みはあった。 ほとんどのデイジーホイール・プリンタは、画像全体ドット(「ピリオド文字形成された)で印刷するという、比較粗くて非常に遅いグラフィックモードサポートしていた。これには、水平方向と垂直方向の両方ピクセル単位移動可能な機構が必要で、ローエンドプリンタにはそれができなかった。遅い速度と粗い解像度考えると、これは大きな画像印刷するためには実行可能技術ではないものの、小さなロゴレターヘッド印刷し次に次の文字印刷することは、印字部変更することなく、すべて1回無人印刷で行うことができた。 デイジーホイール・プリンタは、ASCIIアートの形で簡略化されたグラフィック作成することができる。 デイジーホイールの文字要素は、質量製造コスト低く抑えるためにプラスチックでできているため、グラフィックのためにピリオド文字使用すると、許容できないほど急速に摩耗するため、プラスチック製文字には、この位置にインサート金具(埋め金)があり、はるかに長持ちした[要出典]。また、グラフィック印刷最適化するために、デイジーホイール上のグリフを、必要なすべてのビットマップ組み合わせを、(単一ドットごとにインパクトを必要とせずに) より迅速に印刷できるようなセット変更することも検討された。 これは、プラテンローラーの細かい回転制御を必要とせずに、垂直方向のドット組み合わせ1回インパクト印刷できるという利点がある。 しかし、専用のデイジーホイールが必要となるため、レターレターヘッド印刷には、手動ホイール交換しながら2段階のプロセスを行う必要があった。この技術の開発は、24ピン・ドットマトリックス・プリンタの普及よりも遅れており、オフィスの手頃なレーザープリンタ登場重なり人気のあるアプローチではなかった。 ブラザー工業は、既存のデイジーホイール・プリントヘッドにドットマトリックス・プリントヘッドを追加することで、デイジーホイール・プリンタに不足していたグラフィック機能限界克服しようとしたTwinriter 5(1985年)と6(1987年)プリンタ製造した前者は文字品質印刷に、後者下書きやデイジーホイールの文字セットにはなかった記号印刷使用されていた。

※この「グラフィックス」の解説は、「デイジーホイールプリンター」の解説の一部です。
「グラフィックス」を含む「デイジーホイールプリンター」の記事については、「デイジーホイールプリンター」の概要を参照ください。

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