グラフィックモード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/22 06:07 UTC 版)
「Video Graphics Array」の記事における「グラフィックモード」の解説
標準のグラフィックモードは次の4つが存在する。このうち、640×480の縦横比は当時のテレビの縦横比に近く、マルチメディアを想定した設計と言われている。 640×480ドット、16色またはモノクロ。(後者はIBM MCGA規格と同等。) 640×350または640×200ドット16色またはモノクロ(EGA互換モード) 320×200ドット、4色または16色 320×200ドット、256色(モード13h) 640×480ドット16色および320×200ドット256色モードは完全に再定義可能なパレットを持ち、それぞれ18ビット(262,144色)のRGBテーブルから色を選択する。もっとも、高解像度モードはMicrosoft Windows上の固定パレットでの使用をきっかけに一般化した。他のカラーモードはEGAまたはCGA互換のパレット(プログラム用に64色テーブルから16色EGAパレットを再定義する機能を含む)に準じるが、VGA特有のプログラム手法を用いることで再定義することも可能である。 今日ではCGA/EGAとの互換機能は忘れ去られ、変換アダプタが用途不明の商品として出回っていたこともある。なお、規格制定者の意図は不明だが9ピンのVGA端子とCGA/EGAはピンアサインが異なり変換アダプタも相互利用は出来ない。
※この「グラフィックモード」の解説は、「Video Graphics Array」の解説の一部です。
「グラフィックモード」を含む「Video Graphics Array」の記事については、「Video Graphics Array」の概要を参照ください。
- グラフィックモードのページへのリンク