AX-VGA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 03:29 UTC 版)
「Japanese Enhanced Graphics Adapter」の記事における「AX-VGA」の解説
後のAX-VGA/Hはこの方式を踏襲し、VGAのグラフィックモードに日本語チップが書き込むという仕組みである。画面モードが規格化されたVGAに規定されたため、VGAの画面モードに対応したビデオチップであればどれでも使用できるようになった。 この日本語チップの動作をソフトウェアでエミュレートしたものがAX-VGA/Sである。DOS/Vと似た仕組みであるが、DOS/Vと異なり日本語ドライバとメモリマネージャが一体だったため、汎用性に欠けたものとなっていた。ハードウェアの要件もビデオBIOS(Int 10h)の拡張で実装したDOS/Vの286以上に対し、AX-VGA/Sは仮想86モードにより日本語チップの機能をエミュレートしていたため、386以上を要求した。
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