ビットマップ【bitmap】
読み方:びっとまっぷ
ビットマップ
BMP
読み方:ビーエムピー
別名:ビットマップ
BMPとは、Windowsにおける標準的な画像の保存形式のことである。ビットマップ形式と呼ばれることも多い。
JPEGやPNGが圧縮保存するファイル形式であるのに対して、BMPでは基本的に無圧縮のままファイルを生成する。そのため画質の劣化がない。ただし無圧縮につきデータ容量が膨大になる難点もある。あるいは、色数を削減して、圧縮した上で保存することも可能である。白と黒のモノクロ2値から、16色、256色、1677万7216色(フルカラー)までを設定することが可能である。
BMP形式で保存されたファイルには、「.bmp」という拡張子がつく。
BMPは非圧縮形式なので高度な画像が再現できるが、印刷に適したCMYK色の発色方式には対応していないので、DTPに向いているともいえない。
ビットマップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 08:01 UTC 版)
ビットマップ (bitmap) またはビットマップ画像
- 1 ビットマップとは
- 2 ビットマップの概要
ビットマップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:49 UTC 版)
ビットマップ画像もひとつのオブジェクトとして扱うことができるものも多い。描かれる座標と縦横の表示上のサイズ(または縦横の解像度や拡大率)を持つ。場合によっては、描画方向(回転角度や反転軸)、アフィン変換などの変形の情報を持つこともある。ビットマップデータは、埋込み方式のものもあれば、外部のファイルなどを参照する方式もある。大きな画像データなどでは後者の方法が扱えたほうが取り回しが良いが、ファイル1個に必要な全てのデータが入っていない不便もある。
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ビットマップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 07:47 UTC 版)
ビットマップとは本来ラスターイメージをシステムに実装する技術を意味する。初期のコンピュータはモノクロ2値でしかCRTに表示できなかったので、英数フォントは余白を含めて8×16ドットでデザインされていた。その文字をディスプレイ上に80文字25行表示するために、最低640×400ドット(画素)が必要であった。フォントの1ドットをそのままバイトデータの1ビットに割り当てると都合がよかったので、その割り当て表が「ビットマップ」と呼ばれた。すなわち1画面をモノクロで表示するには、80×16×25=32,000バイトあれば足りたのである。 その後カラー表示を実現するに際して、モノクロ表示と上位互換性を保つために、モノクロ1画面のビットマップをそのまま「プレーン」という新しい概念にあてはめ、プレーンを増やすことでカラー化を果たすことになった。そのとき3プレーンで8色、4プレーンで16色という基本的な仕組みが出来上がった。その当初はアプリケーションからプレーンのビットマップに直接データを送り込むことができたが、やがて8プレーン(256色)以上のVRAMはフレームバッファと呼ばれ、本体のRAM空間とは独立した存在となり、APIを経由しなければビットマップを操作できなくなった。ちなみにディスプレイの表示モードに16色や256色が残っているのは、過去のOSとミニマムな互換性を維持するためである。また同じフレームバッファに複数の表示モードが用意されているが、これは例えば640×480×32ビットと同じメモリ空間に、1280×960×8ビットを割り当てることができることによる。このようにマッピングの変更によって複数の画素数、色数を選択できるところにビットマップの巧妙な仕組みがある。 なおWindowsにはBMPという保存形式があるが、これはAPIからフレームバッファ(または仮想フレームバッファ)のビットマップを読み込み、そのまま保存する形式で、ラスターグラフィックの低水準保存形式である「ベタ画像」形式やRAW画像形式とは、全く異なる内容である。その意味からも「ラスターイメージ」を「ビットマップイメージ」と言いかえるのは適切ではない。
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ビットマップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/12 15:39 UTC 版)
ISO 8583内のビットマップは、メッセージ内にどのデータエレメントが存在するかを示すためのフィールド/サブフィールドである。 メッセージには「プライマリ・ビットマップ」と呼ばれるビットマップが必ず含まれる。それはデータエレメントのうち、フィールド1から64までの存在有無を示すビットマップである。セカンダリ・ビットマップが存在する場合は、一般的にフィールド1のデータエレメントの値に設定され、フィールド65から128までの存在有無を示す。同様に、サード・ビットマップは、フィールド129から192までの存在有無を示すものだが、あまり使用されない。 ビットマップは、8バイトのバイナリデータや、16進数の文字(0-9, A-F のASCIIまたはEBCDICコード)で示される。 特定のビットが立っている場合のみ、該当のフィールドが存在する。たとえば、'82x は2進数で '1000 0010' であるため、フィールド1と7のみ存在し、2, 3, 4, 5, 6, 8は存在しないことを示す。
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