elysium
「elysium」の意味・「elysium」とは
「elysium」はギリシャ神話に由来する単語で、英語では「極楽」や「天国」を意味する。古代ギリシャでは、英雄や善人が死後に至るとされる理想的な場所を指す言葉であった。現代英語では、理想的な状態や至福の状態を指すメタファーとして使われることが多い。「elysium」の発音・読み方
「elysium」の発音は、IPA表記では /ɪˈliːzɪəm/ となる。IPAのカタカナ読みでは「イリーズィアム」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「エリジウム」と読むことが一般的である。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「elysium」の定義を英語で解説
「elysium」は英語で"The abode of the blessed after death in classical mythology"と定義される。これは「古典神話において、死後に祝福された者が住む場所」という意味である。また、"A place or state of perfect happiness"という定義もあり、これは「完全な幸福の場所や状態」を意味する。「elysium」の類語
「elysium」の類語としては、「paradise」、「heaven」、「utopia」などがある。これらの単語もまた、理想的な場所や状態を表す言葉である。「elysium」に関連する用語・表現
「elysium」に関連する用語としては、「Elysian」がある。これは「極楽の」や「至福の」を意味する形容詞で、「Elysian fields」は「エリュシオンの野原」、つまり「極楽」を指す表現である。「elysium」の例文
以下に「elysium」を用いた例文を10個示す。 1. English example: "The garden was an elysium of beauty and tranquility." (日本語訳:その庭は美しさと静けさの極楽であった。)2. English example: "After a long day of work, the quiet room felt like elysium." (日本語訳:一日中働いた後、静かな部屋は極楽のように感じた。)
3. English example: "The spa was an elysium of relaxation and comfort." (日本語訳:そのスパはリラクゼーションと快適さの極楽だった。)
4. English example: "She found elysium in the simple pleasures of life." (日本語訳:彼女は生活のシンプルな楽しみに極楽を見つけた。)
5. English example: "The beach was an elysium of sun, sand, and sea." (日本語訳:そのビーチは太陽、砂、海の極楽だった。)
6. English example: "The library was his elysium, filled with books and silence." (日本語訳:図書館は彼の極楽で、本と静寂に満ちていた。)
7. English example: "The peaceful countryside was an elysium away from the hustle and bustle of the city." (日本語訳:平和な田舎は、都市の喧騒から離れた極楽だった。)
8. English example: "The concert was an elysium of music and joy." (日本語訳:そのコンサートは音楽と喜びの極楽だった。)
9. English example: "The artist's studio was an elysium of creativity and inspiration." (日本語訳:そのアーティストのスタジオは創造性とインスピレーションの極楽だった。)
10. English example: "The nature reserve was an elysium of wildlife and natural beauty." (日本語訳:その自然保護区は野生動物と自然の美の極楽だった。)
エリジウム【Elysium】
読み方:えりじうむ
エーリュシオン
(elysium から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 17:19 UTC 版)

エーリュシオン(古希: Ἠλύσιον, Ēlysion、羅: Elysium)は、ギリシア神話に登場する死後の楽園である。冥界の審判官を務めるアイアコス、ミーノース、ラダマンテュスが支配する世界で、神々に愛された英雄たちの魂が暮らすとされる。長母音を省略してエリュシオンとも表記される。
諸説
紀元前8世紀末のホメーロスの叙事詩(『オデュッセイア』第4歌563行)など古い時代の説では、エーリュシオンは世界の西の果て、オーケアノスの海流の近くにある気候温暖で芳香に満ちた島とされ、ラダマンテュスが治めているという。
(なお、ヘシオドス(『仕事と日』171行)においては、エーリュシオンは「至福者の島」(古希: μακάρων νῆσοι、マカローン・ネーソイ)と表現されており、これもエーリュシオンの異称として定着している。)
一方、紀元前1世紀のウェルギリウスの『アエネーイス』など、新しい時代の説ではエーリュシオンは地下にあり、ハーデースの統治下にあるとされる。死者のなかでも生前正しい行ないをした者が死後に移り住むとされる世界で、白ポプラの木が茂っている。これは、レウケーが変身した物であるという。
2世紀のプトレマイオスの著書『ゲオグラフィア』(Geographia、地理学)に治められている世界地図では、ヘシオドスの表現「至福者の島」(マカローン・ネーソイ)が用いられており、世界の最西端と当時は考えられていた。中世ヨーロッパにおいても「至福者の島」(羅: Fortunatae insulae, Fortunate islesなど)と翻訳され、世界地図にも記載されていた。大航海時代の探検家たちの探索の目的となり、近世まで探検が行なわれていた。現在の「マカロネシア」の名称は、これに因んでいる。
関連項目
Elysium
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