KDDI発足以後
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2000年(平成12年)10月1日 - 第二電電株式会社を存続会社としてケイディディ株式会社及び日本移動通信株式会社と合併し、株式会社ディーディーアイ(DDI CORPORATION)となる。また、通称・ロゴマークとして「KDDI」を採用。本社は東京都千代田区一番町8番地(旧DDI本社)とした※。 通称を「KDDI」とした理由として、国際電話において旧KDDのブランドイメージが強いことが挙げられている。 ※ただし、事実上の本社(経営管理機能)は旧KDD本社である「KDDIビル」(新宿区西新宿2丁目3番2号)の方へ集約させた。そのため、新会社発足の式典および記者会見は旧KDD本社で10月2日に実施している。旧DDI本社には、携帯電話事業部門等が入った。 11月1日 - 携帯電話事業のセルラーグループ各社は、関西セルラー電話株式会社を存続会社として九州セルラー電話株式会社、中国セルラー電話株式会社、東北セルラー電話株式会社、北陸セルラー電話株式会社、北海道セルラー電話株式会社及び四国セルラー電話株式会社と合併し、株式会社エーユー (au) となる。 2001年(平成13年)3月31日 - 株式会社ディーディーアイが株式会社エーユーを株式交換により完全子会社とする。順次全国のauショップのシステム統合を実施。 4月1日 - 株式会社ディーディーアイが、ケイディーディーアイ株式会社(KDDI CORPORATION)に商号変更する。同時に本社を東京都千代田区一番町8番地(旧DDI本社)より旧KDD本社へ移転。 10月1日 - ケイディーディーアイ株式会社が株式会社エーユーを合併。 KDDI本体での事業に移行したことによって携帯電話サービスauの広報用ロゴを「au by KDDI」に、マークの配色を赤色からオレンジ色主体のものに統一した。 2002年(平成14年)11月1日 - ケイディーディーアイ株式会社がKDDI株式会社と商号変更する(ローマ字商号の解禁により)。KDD時代から引き継がれてきた専用線やIP-VPNなど企業向け通信サービスのブランド名「ANDROMEGA」の国内での使用を中止(アメリカ、ヨーロッパなどの国際通信ソリューションサービスとしては継続)。 2003年(平成15年)3月31日 - au、PDC方式終了(新規受付は2002年3月終了)。 5月 - 本社機能、東京地区の業務拠点を東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号(ガーデンエアタワー)に移転・集約させる(登記上の本店は、西新宿のKDDIビルのまま変更されず)。 2004年(平成16年)6月21日 - PHS事業の子会社DDIポケット株式会社(後のWILLCOM、現:Y!mobile (ソフトバンクの第2ブランド))をカーライル・グループがMBOにより買収することを最終合意し発表、同年10月5日投資実行。 10月 - 子会社のKソリューション、KCOM、オーエスアイ・プラス、 ケイディー ディーアイエムサットの4社がKソリューションを存続会社として合併し、KDDIネットワーク&ソリューションズに商号変更。 2005年(平成17年)1月1日 - DDIポケットの経営がカーライル・グループへ移行手続き完了。 3月25日 - KDDI株式会社が携帯電話事業のツーカーグループ各社(株式会社ツーカーセルラー東京、株式会社ツーカーセルラー東海、株式会社ツーカーホン関西)を株式交換により完全子会社とする。 4月 - 株式会社KDDIテクニカルエンジニアリングサービス設立(現:KDDIエンジニアリング株式会社) 10月1日 - KDDI株式会社を存続会社として、株式会社ツーカーセルラー東京、株式会社ツーカーセルラー東海、株式会社ツーカーホン関西を吸収合併。 2006年(平成18年)1月1日 - KDDI株式会社を存続会社として、業務提携相手の東京電力が傘下に持つ株式会社パワードコムを吸収合併。株式交換により、東京電力が京セラ、トヨタに次ぐ大株主となり、東京電力など電力系の通信インフラを活用しサービスの向上を図ることとなる。 2月 - DeNAと協業で、ケータイ業界初の直営ECサイト「au oneショッピングモール」を開業。 3月 - ジャパンケーブルネットと同社の持株会社であるジャパンケーブルネットホールディングスの株式をセコムと丸紅から譲り受け、傘下に収める。 8月 - BTとともにKDDI&BTグローバルソリューションズを設立。 2007年(平成19年)6月 - ジャパンケーブルネットとジャパンケーブルネットホールディングスの株式を富士通から譲り受け、両社を連結子会社化。 8月29日 - WiMAX事業準備・運営会社「ワイヤレスブロードバンド企画株式会社」を設立(9月27日には同社にインテル・JR東日本・京セラ・大和證券・三菱UFJ銀行が増資)。 10月1日 - KDDIネットワーク&ソリューションズから会社分割で法人のシステムソリューション業務、法人向け通信事業の営業部門を移管する(KDDIネットワーク&ソリューションズは、衛星携帯電話専業会社へ移行)。 2008年(平成20年)3月1日 - ワイヤレスブロードバンド企画を「UQコミュニケーションズ株式会社」に社名変更。準備会社から事業会社に移行。 3月31日 - 携帯電話事業のツーカーがサービスを終了(新規受付は2006年6月終了)。 4月1日 - 芸能プロダクション「アミューズ」と合弁で、携帯電話向け楽曲配信、音楽CDおよびDVD製作、楽曲管理等の音楽レーベル事業を目的とするメディアエンターテインメント企業「株式会社A-Sketch(エー・スケッチ)」 を設立。また中部電力の子会社だった中部テレコミュニケーション(CTC)の株式の80.5%を取得し子会社化。 6月25日 - 通信事業者として初となる銀行代理業許可を取得。所属銀行はじぶん銀行(現:auじぶん銀行)。 7月1日 - KDDIネットワーク&ソリューションズを吸収合併。 2010年(平成22年)2月 - Liberty Global, Inc.グループが保有する中間持株会社3社の持分の全てを取得したことにより、Liberty Global, Inc.グループのジュピターテレコムに対する出資関係を承継し、ジュピターテレコムを当社の持分法適用関連会社とする。 12月1日 - 田中孝司が新社長に就任。これに伴い、小野寺正は会長に専念。 2011年(平成23年)2月 - KDDIまとめてオフィスを設立。 2月25日 - 通信事業者として初となる損害保険業免許を取得。認可会社は子会社のau損害保険株式会社。 7月 - ウェブマネー(現:auペイメント)の株式を一部取得し、子会社化。 11月28日 - 東京電力が保有する株を取得する。 2012年(平成24年)1月16日 - 総合通信サービスブランド「au」の広報用ロゴデザインを「au by KDDI」から「au」(筆記体風ロゴ)に変更した。 7月22日 - 周波数再編に伴い、cdmaOneサービスを終了。これに伴い、日本から第2.5世代移動通信システム(2.5G)以前の通信方式は全て姿を消すことになった。また、2002年4月より順次開始した第3世代移動通信システム(3G)のCDMA 1Xサービス(後のau 3G。開始当初の名称はCDMA2000 1Xサービスだった)もこの日を以って終了した。 9月21日 - iPhone 5の発売開始に併せ第3.9世代移動通信システム(3.9G)のLTEサービスau 4G LTEを2.1 GHz帯で順次開始。 11月2日 - au 4G LTE対応androidスマートフォンの発売に伴い N 800 MHz(新800 MHz)帯、および1.5 GHz帯での 4G LTE サービスを順次開始。 2013年(平成25年)4月 - ジュピターテレコム(J:COM)の株式を一部取得し、子会社化。 2014年(平成26年)2月 - KDDIフィナンシャルサービス(現:auフィナンシャルサービス)を設立。 8月21日 - 音楽および、コミック・芸能情報等のエンターティメントに特化したニュースサイト「ナタリー(natalie)」を運営する運営元企業のナターシャの株式の90%を取得し子会社化。 2015年(平成27年)4月14日 - ビズリーチから分社化していた「株式会社ルクサ」の連結子会社化を発表。 8月20日、テレビ朝日とスマートフォン向け動画配信事業で業務提携を発表。 8月25日 - ルクサとの協業で「au WALLET Market」を開業。 2016年(平成28年)3月 - ジュピターショップチャンネルの株式を一部取得し、連結子会社化。 5月30日、無料ニュース配信アプリ「ニュースパス」の提供開始を発表。 12月28日 - DeNAの子会社「Deコマース株式会社」を完全子会社し、「KDDIコマースフォワード」を開業。モバオクから譲受した「auショッピングモール」事業及びDeNAから譲受した「DeNAショッピング」事業をKDDIコマースフォワードが運営。 2017年(平成29年)1月30日 - 「auショッピングモール」及び「DeNAショッピング」を統合し「Wowma!」となる。 1月31日、ビッグローブ (BIGLOBE)の保有株式を日本産業パートナーズから総額約800億円で取得し、同社の完全子会社とした。 2月9日、満足度の高い宿のみを紹介する宿泊予約サイトReluxの運営会社ロコパートナーズの買収を発表。 11月22日、英会話教育事業を営むイーオンホールディングスの買収を発表。 2018年(平成30年)1月 - イーオンホールディングスの株式を取得し、完全子会社化。 4月1日 - 髙橋誠が新社長に就任。これに伴い、田中孝司は会長に専念。 9月8日 - 北海道胆振東部地震に伴う通信網復旧のため、日本初の船舶型基地局を運用。 10月1日 - 日本国内でキッザニアを運営するKCJ GROUPの株式の過半数を取得し、連結子会社化。 11月1日 - 楽天と携帯電話事業やネット通販の物流等の分野で業務提携を発表。 12月27日 - エナリスを株式公開買付けにより連結子会社化。 2019年(平成31年・令和元年)4月1日 - 決済・金融事業の強化を目的に、中間金融持株会社「auフィナンシャルホールディングス株式会社」を設立。同日にKDDI傘下の6社(じぶん銀行・KDDIフィナンシャルサービス・ウェブマネー・KDDIアセットマネジメント・KDDI Reinsurance Corporation・カブドットコム証券)を同社の傘下にし、同年度中にauが頭に付いた新社名(auじぶん銀行・auフィナンシャルサービス・auペイメント・auアセットマネジメント・au Reinsurance Corporation・auカブコム証券)に変更。 4月1日 - ルクサが存続会社となり、KDDIコマースフォワードを吸収合併、「auコマース&ライフ株式会社」が発足し、KDDI完全子会社化。 12月16日 - ロイヤリティ マーケティングとの資本業務提携を発表。 2020年(令和2年)10月1日 - UQコミュニケーションズのUQ mobile事業を承継(サブブランドとして存続)。 11月2日 - 完全オンライン型のMVNO運営子会社「KDDI Digital Life」を設立。同事業のため、シンガポールのCircles Asia社と包括的パートナーシップを構築。 12月17日 - 研究拠点「KDDIリサーチ・アトリエ」をKDDI総合研究所とともに設立。 2021年(令和3年)4月21日 - 10月31日を以てau WALLET Marketのサービス終了を発表。ECサービスをau PAY マーケットへ一本化。 2022年(令和4年)3月31日 - CDMA 1X WIN(au 3G)サービス終了。
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