1974 - 1976年とは? わかりやすく解説

1974 - 1976年(昭和ベルばら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 20:01 UTC 版)

ベルサイユのばら (宝塚歌劇)」の記事における「1974 - 1976年(昭和ベルばら)」の解説

月組初演皮切りに4組上演1974年月組 8月29日 - 9月26日新人公演9月12日):宝塚大劇場11月2日11月27日新人公演11月18日):東京宝塚劇場 併演は宝塚では舞踊詩『秋扇抄 』、東京ではショーザ・スター 』。今から比較すれば、一番原作に忠実な脚本といえる公演当時NHK実況中継一部省略あり)され、後に再放送もされた他、宝塚歌劇専門CSチャンネルTAKARAZUKA SKY STAGEでも放映された。 宝塚公演のデータ 形式名:宝塚グランドロマン 3部301975年花組 7月3日 - 8月12日新人公演7月16日):宝塚大劇場11月1日11月27日新人公演11月16日):東京宝塚劇場 サブタイトルは「〜アンドレオスカル〜」。この作品からすべて一本立て興行原作人気のあったアンドレオスカルカップルに的を絞った脚本当時ダブルトップだった花組においてオスカル役をめぐり、初演演じて人気決定付けた榛名由梨と、初演前にファンの間でオスカル役が最も似合うといわれていた安奈淳それぞれ推す意見があり、歌劇上層部でも議論分かれた最終的に植田紳爾オスカル安奈主張して押し切ったそのかわりサブタイトルでは榛名役名の方をトップにしたという、ダブルトップ榛名の方が上級生)の扱い配慮したエピソード残っている。 安奈によると、当初の予定ではオスカル役が榛名アンドレ役が安奈だった。前年の『ベルばら』で榛名初代オスカル役を演じたことから、1975年版も引き続き同役選ばれた。しかし、安奈は「オスカルアンドレ並んだ時に自分より背の高い榛名さんがアンドレ演じた方が見た目バランスがいいのでは?」と考えた脚本担当した植田配役相談した所、「それもそやな」と言われオスカル役を安奈アンドレ役を榛名演じることが決まったとのこと。 この公演から、オスカルアンドレ膝枕で眠る場面アンドレ毒殺未遂ロザリー出生の秘密盗賊黒い騎士」の正体などの場面新しく加えられた。宝塚公演のデータ 形式名:昭和49年芸術祭受賞記念 宝塚グランドロマン 3部341975年雪組 8月13日 - 9月30日新人公演9月20日):宝塚大劇場1976年3月28日 - 4月25日新人公演4月11日):東京宝塚劇場 花組が大評判となった為、急遽続演決定トップ汀夏子オスカル適役ということもあり、花組版の細部改訂した脚本となる。雪組ダブルトップはないため、当時研6(入団6年目)の麻実れいアンドレ大抜擢された。 翌76年東京公演時に下記星組公演との「ベルばら東西同時上演」が実現そればかりでなく、4月からは花組による地方公演始まっており、全4組3組同時にベルばら」を上演する、というブーム絶頂期窺わせる公演日程であった宝塚公演のデータ 形式名:昭和49年芸術祭受賞記念 宝塚グランドロマン 3部351976年星組ベルサイユのばらIII3月25日 - 5月12日新人公演4月13日):宝塚大劇場7月2日 - 8月1日東京宝塚劇場 初演月組脚本元に花組雪組名場面取り入れつつ、フェルゼンマリー・アントワネット中心に描いた改訂版宝塚では当初5月11日までの予定であったが、好評のため12日まで上演された。 初風諄月組から特別出演また、初日には歴代4人のオスカル勢揃いし添えた東京公演中、7月21日22日に役替わり公演があり、マリー・アントワネット四季乃花恵フェルゼン峰さを理演じた宝塚公演では先述の4人が期間ごとにオスカル演じる役替わり新機軸導入され呼び物となった。 第62期生(日向薫夏美よう飛鳥裕ら)の初舞台公演宝塚歌劇ベルばら作品ではこの作品において唯一ヴァレンヌ事件演じられている。(「第2部・7場 ヴァレンヌ」) このシーンでは国王一家乗る馬車曳く馬に本物の馬が使われた(本物の馬が用いられたのは宝塚での公演のみ)。また、 フェルゼン神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世アントワネットの兄)に謁見果たしアントワネット救出嘆願する場面などがこの公演から新しく書かれている宝塚公演のデータ 形式名:宝塚グランド・ロマン 2部301976年月組ベルサイユのばらIII8月5日8月30日東京宝塚劇場 星組の大評判のため、急遽東京宝塚劇場でのみ上演された。フェルゼンマリー・アントワネット中心に描き星組脚本をさらに改訂東京公演のみという変則的な形ではあるが、昭和ベルばら集大成として、上演に約2時間30分を要する昭和版最大規模作品仕立てられた(無論当時としては大作だが、平成版以降はこの作品規模標準となる)。初風諄はこのアントワネット役を花道退団した鳳蘭星組より特別出演20日に役替わり公演があり、マリー・アントワネット北原千琴フェルゼン当時研4(入団4年目)の大地真央演じたフェルゼン帰国の際、アンドレが「帰る前にオスカル会ってやってください」と頼む場面などが新設された。 ここまで公演ですべて、実況LP発売された(初演星組版は各2枚組。この月組東京公演歌劇実況LPでは唯一となる3枚組商品)。 人気応える形でこの年だけでも全4組による公演実現地方公演含む)しており、初演からここまでの上演で合計約140万人観客動員長谷川演出ということもありファン急増空前のタカラヅカブームを巻き起こした作品成功対し1974年文化庁芸術祭優秀賞ベルばらシリーズに対して1976年菊田一夫演劇賞特別賞贈られた。

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1974 - 1976年

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プリムス・ヴァリアント」の記事における「1974 - 1976年」の解説

1974年モデルでは108inホイールベースのA-ボディ・セダンが廃止されヴァリアントセダンダートのリバッジ版となった厚くなったCピラー新し後部フェンダー形状によりサイズ大型化した。これ以降ヴァリアントダート差異細かな飾りのみとなった1973年モデルヴァリアントグリルフロントプレス型1974年モデル引き継がれたが、前部バンパーゴムガードクローム化された。連邦規制の5mph(8.0km/h)バンパー1974年モデルでは後部バンパー標準化されヴァリアント重量を更に増加させていた。 1974年モデルでは「ヴァリアント ブロアム」(Valiant Brougham )と双子車の「ダッジ・ダート スペシャル・エディション」(Dodge Dart Special Edition )が導入された。2ドア4ドア用意されたこれらのコンパクト・クラス豪華車は1973年オイルショック以後大型豪華車に対す魅力的な選択肢となったブロアムには潤沢なクローム、ビニール・ルーフ、毛足長いカーペットヴェロア生地内装ドア内張り塗装アクセント付けられるかワイヤーホイールを模したホイールカバーを備え塗色内装特別な組み合わせ選択できた。パワーステアリング、パワー・ディスクブレーキ、エアコンクルーズコントロール後部窓の電熱デフロスター、AM/FMラジオといった通常のヴァリアントではオプション装備多くブロアムでは標準装備であった多少変更加えられグリルを持つ1975年モデルは、カリフォルニア州向けと上級モデル装備した三元触媒無鉛ガソリン仕様除けば本質的に1974年モデルからのキャリーオーバーであった1975年モデルヴァリアント燃費性能関心がある購入者選択できる新し装備幾つかあった。この中にはラジアルタイヤドライバー燃費に悪い運転をすると警報発する「フュエル・ペーサー」(Fuel Pacer機能同時にクライスラー製A833OD 4速MT最初クライスラー4速MT1965年から北米市場6気筒エンジン車に装備された)があった。新し5万マイル(約8km) 無交換スパークプラグ[要出典]、バッテリー12カ月間と距離無制限内装以外の全てカバーする決定版」(Clincher )保証用意されていた。 1976年モデル事実上1975年モデルと同じであったが、前部のウインカー・ライトが透明か橙色に、引っ張りハンドル式のパーキングブレーキがフットペダル式に変更されていた。

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