HIVとは?

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エッチアイ ブイ [6] 【 HIV 】 〔human immunodeficiency virus〕

HIV ABC 略語

HIV


エイズウイルス

英訳・(英)同義/類義語:HIV, AIDS virus

ヒト免疫不全ウイルスのことで、ヘルパーT細胞感染破壊するため、宿主免疫機能低下する。

ヒト免疫不全ウイルス

英訳・(英)同義/類義語:human immunodeficiency virus, HIV

ヒト後天的免疫不全症(AIDS)の原因ウイルスCD4タンパク発現しているT細胞感染するレトロウイルスである。
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生物の名前総称など:  バクテリオファージ  バクテリオファージλ  ヒトデ  ヒト免疫不全ウイルス  ブラックバス  ブルーギル  プラス鎖RNAウイルス

HIV(ヒト免疫不全ウイルス) ( human immunodeficiency virus )

エイズ感染させる原因ウイルスエイズ感染経路には、性行為感染母子感染加えて、かつての血液凝固因子製剤による血友病患者さんへの感染が知られています。HIV感染後、平均6~8週間後にHIV抗体陽性となり、HIVは一度感染すると終生キャリアになると考えられています。また、抗体陽性者のエイズ発病までの潜伏期間10%が2~3年30%が5~6年、約50%が7~8年15年以内には感染全員発病すると考えられています。

HIV(ヒト免疫不全ウィルス)


HIV

Human immunodeficiency virus

【概要】 ヒト免疫不全ウイルス。エイチ・アイ・ヴイと読む。エイズウイルス一般語あるいはマスコミ用語。エイズなど一連のHIV感染症の原因ウイルスタイプグループサブタイプなどに細分類される。直径100ナノメーター程度外膜ヒトの細胞膜である。この膜にHIV特有のgp120という木が生えており、gp41は根っこにあたる。外膜の裏をp24という蛋白が袋を作り、その中にHIVの遺伝子RNAが2本と特有の酵素が入っている。  

【詳しく】 HIVの増殖サイクルはつぎの通り。HIVの遺伝子RNAでHIVが持ち込んだ逆転写酵素の力で人間遺伝子の形であるDNAにコピイされる。さらにインテグラーゼという酵素の力で人間細胞内にある遺伝子組み込まれる。これをプロウイルスDNAという。プロウイルスDNA情報転写されると内でメッセンジャーRNAゲノムRNAが作られ、細胞質に移って設計図に従った酵素や膜などの構成分が作られ、蛋白分解酵素成熟蛋白になり、部品組み合わせられ、細胞から出てくる。

《参照》 エイズウイルス遺伝子HIVサブタイプ


HIV/AIDS

【英】:Human Immunodeficiency Virus, Acquired ImmunoDeficiency Syndrome

 1981年米国で、免疫不全症状がありカリニ肺炎発症していた男性同性愛者の患者が現われ、それまで記載されたことのない新規疾患らしいということで、米国CDCはこれを後天性免疫不全症候群Acquired ImmunoDeficiency Syndrome :AIDS)と名づけた。1983年には、この疾患原因ウイルス患者リンパ節培養から発見され、ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus: HIV)と名づけられた。このウイルスRNAでできているレトロウイルスレンチウイルス亜科に属し、免疫機能をになうTリンパ球マクロファージ細胞膜上のCD4分子レセプターとしてそこから細胞内に侵入し、自らの逆転写酵素用いて二本鎖DNAとなり、宿主ゲノム組み込まれる。
HIVの感染経路血液体液感染性感染、母子感染の3つで、感染効力血液感染が強いが世界で最も比重の高いのは性感染である。いったんHIVが感染すると10年前後はほとんど無症状経過し、血液検査をしない限り気がつかれない。この無症状期の間、CD4細胞破壊増殖せめぎあい続いているが、通常1ulの血液中に1000前後あるCD4+リンパ球200以下くらいになってくると、ついに免疫不全症状を呈するようになる。すなわち通常の免疫能があれば感染しても症状を出さない弱い病原体による日和見感染頻繁となる。このような症状呈するようになって以降AIDSエイズ)という。このためHIV感染があるが無症状の状態と症状エイズ総称してHIV/AIDSと呼んでいる。(若杉なおみ)

参考資料Atlas of AIDS Science Press Tokyo Japan 2002

ヒト免疫不全ウイルス

(HIV から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/20 10:37 UTC 版)

ヒト免疫不全ウイルス(ヒトめんえきふぜんウイルス、英語: Human Immunodeficiency Virus, HIV)は、人の免疫細胞に感染してこれを破壊し、最終的に後天性免疫不全症候群 (AIDS)を発症させるウイルス。1983年に分離された。日本では1985年に感染者が認知された[1]




  1. ^ 知られざるHIV治療の最前線と日本の課題──感染に気付いていない人が5千人以上!?”. 2017年12月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  2. ^ エイズ予防財団
  3. ^ a b 出河雅彦「血液製剤とHIV感染」『The Journal of AIDS Research』2013 Vol.15 No. 2,pp.91-95、日本エイズ学会
  4. ^ 京都府保健所
  5. ^ 知られざるHIV治療の最前線と日本の課題──感染に気付いていない人が5千人以上!?
  6. ^ [1]HIV感染者及びエイズ患者の国籍別、性別、感染経路別報告数の累計. 診断区分. 感染経路.
  7. ^ [2]「10代の感染者93%は同性・両性性接触」
  8. ^ [3]HIV Among Gay and Bisexual Men


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