東々第一高等学校関係者とは? わかりやすく解説

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東々第一高等学校関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:33 UTC 版)

中卒労働者から始める高校生活」の記事における「東々第一高等学校関係者」の解説

逢澤 莉央(おうさわ りお) 声 - 山田麻莉奈 真実真彩が通う東々第一高等学校通信制コース同級生で、富豪令嬢兄弟姉妹はいない一人娘10月生まれで、真彩・新・遼介らと同じく15歳高校では2年目生徒会生活委員となる。 小学生のころは非常に明るく冗談が大好きで、学校でも男子相撲を取って投げ飛ばすほどであった高校生になった今でも、口には出さないが力が強いことは自覚している)。しかし、家庭教師として現れ従兄タクヤによるトラウマ次第無口となり性格暗くなっていったことで、級友も距離を置き始める。 タクヤから性的虐待を受け続けていたが、心の中では誰か助けてほしいと願いつつも口に出さぬまま殻にこもるようになり、そのまま中学校卒業迎える。高等学校進学控えて終いには事情知らなかったとは言えタクヤ仲良くするよう強要するなど何も分かってくれない母親反発し、「(母親進学希望する高等学校には行かないと言い出してしまう。困りかねた父親から、せめて高卒資格だけは取るよう諭されたため、東々第一高等学校通信制コース進学することを決意する入学当初感情押し殺し対外的にはクールに振る舞っていたが、実は可愛もの好きで、若葉の娘ひなぎく見て内心ときめいていた。真実とは、東々第一高等学校での出会いの後、入学式で席が隣同士となったこともあり互いに嫌味言い合い衝突する。ただ、入学式のあと遼介らに絡まれていた真彩体を張ってまでして守った真実の姿見て心を動かされ真実に対して自分助けてもらいたい内心思うようになる。そして、夏休み中に自宅タクヤ勉強していた最中危うくタクヤ強姦されそうになったところで真実に助けられたことをきっかけに、一度断った真実からの交際申し込み受け入れ真実付き合うようになる恋愛脳である。一方若葉真実のことが好きであることを知っており、内心では若葉警戒している他、真実に好意持っているあかりにはライバル意識向けられている。 タクヤから性的虐待受けていたことで男性恐怖症にも陥っており、身内や昔から傍にいた新以外の男性受け付けず真実に当初触れることさえもできなかったが、付き合い続けてその後真実とはキスもするようになった。そして2年生の夏に生徒会合宿交歓会参加した時、「真実真彩らは普段何かしら仕事をしているのに自分は何もしていない」とふと考え出したことをきっかけに、池衣駅前ファミレスにあったアルバイト募集貼り紙見て、そこでアルバイト始めることを決意する。だがそこには恋敵であるあかりが先輩として働いていたため、早々に居心地悪くなってしまうも、ある程度仕事には慣れていく。その後アルバイト先に配達し現れるドライバーこそが真実らの父親である真であり、その存在初めて知ることとなる。真の話を聞かされ真実から別れ話切り出されるも、激しく拒絶する。 <外伝真実逢澤家入ったので、結婚後も逢澤姓である。自身誕生日真実との結婚記念日でもあり、結婚して1年迎える。 資産家令嬢ということもあり、気に入ったものは値札気にせずすぐに買ってしまう癖があり、また新婚旅行飛行機ビジネスクラス行こうと言い出すなど、金銭感覚が緩い(真実はそれを見るたびいい顔をしない)。 父親紹介マスコミ関係の会社就職したが、「コネ入社お嬢さん」だと思われるのが嫌で、頼まれ仕事断らず一手抱え込んでしまい、ストレス爆発しそうになることもある。 会話少な真実には不満があり、誤解することもしばしば。それでも真知子墓前で「この人真実)がいないと生きていけませんと言い、特にお酒飲みすぎ酔ってしまうと真実に甘えたくなる。夫である真実に対しては、結婚してからも「片桐くん」と呼んでいる(莉央本人気に入っている)。 一条 新(いちじょう あらた) 声 - 伊東健人 莉央行動を共にしている男子生徒真実発言から、真彩莉央・遼介らと同い年15歳。常に感情押し殺しており、明るく笑っている姿は見せたことはなかったが、後に微笑んだ姿も見せようになった両親幼いころ離婚ギャンブル好きで働かない父親愛想を尽かして家を出た母親について行き小学生のころから母親とともに莉央自宅暮らしている。母親は今も莉央の家で住み込み家政婦として働いている。 口や態度には出さないが、内心莉央のことを強く想っており、莉央性格暗くなっていったのはタクヤ原因があることを薄々感じ取っていた。また、莉央通信制高等学校に通うことを決めた際には、その姿を見て自分同じく通信制高等学校に通うことを決意する高等学校では2年目真彩とともに生徒会編集委員になる。 真実のことは当初から快く思っておらず、年上なのに真実にタメ口話しぶつかり合っていたが、「莉央にとって、今の自分本当に必要な人は真実」だと気付いてからは一歩引いた立場におり、真実ともぶつからない程度接している。莉央に対しては、同い年だが母親家政婦という事情から一貫して敬語さん付けしている。 <外伝プロ作家になろうと決意し就職はしていない賞レース応募しているが、まだ入賞経験はない。今でも真彩、遼介とは時々酒を飲むなど「良き友人」として付き合い続けている。 斉藤 若葉さいとう わかば) 声 - 折井あゆみ 真実らと同級生20歳シングルマザー。3人きょうだい真ん中で、ほかに兄と弟がいる。 普段SEIBOデパート売り場店員アルバイト準社員)をしている。大口のお得意様がおり、営業成績良い本人社員登用希望しているが、高卒資格を取ることが社員登用条件であるため、東々第一高等学校通信制コース入学した。 元は東々第一高等学校とは別の全日制高等学校通っていたが、1年生の夏に泰平と情に流され一夜限り肉体関係持ったときに妊娠してしまう。泰平とは交際していたわけではなかったが、聴いていた音楽など接点親し間柄となる。だが、泰平当時付き合っていた彼女やその同級生らから別れるよう忠告されていたのに妊娠してしまったことで負い目感じてしまい、両親周囲反対押し切って高等学校中退、そして自ら泰平の元から離れてしまった。ひなぎく出産してから1年間親戚の家に居候したが、その後は駅から離れたアパート2階ひなぎく二人で暮らしている。実際は、父親や兄に時々ひなぎく保育園への送迎を頼むこともあるなど身内絶縁したわけではないのだが、妊娠分かったときに「シングルマザー(が身内にいること)なんて恥ずかしい」と言った母親(声 - 木間萌)だけは許せず「一人で産む」と意地になり、その母親が身を案じて電話掛けてきた際にも「誰とも関わらないようにしてやってる」と反抗的な態度を取るなど今も強いわだかまりがある。 何かと世話を焼く真実に好意を抱くようになり、キスをしたり、娘を職場の同僚預けてまで映画館デート誘ったりした。しかし、そのデートのあと勇気出して告白しようとした寸前で、真実からは「ごめんな」と言われてしまう。真実莉央付き合い出してからは一歩引いた立場にいるが、それでも二人だけ時に真実キスしたい衝動かられたこともあるなど内心諦めきれていない面もある。泰平とは再会した際に紆余曲折の末に和解果たしそれからは良好な関係を築くものの、恋愛感情は既になく再三復縁希望もすべて断っている。 <外伝真実莉央結婚してからも付き合いはあり、真実キャバクラ通いを疑う莉央対し電話通してだが)親身なアドバイスを送るなど、良き相談相手である。 既に結婚し、夫(作中では登場していない)と泰平との間に生まれた長女ひなぎく、そして今の夫との間の子供である次女のしおんの4人でマンション暮らしている。働きづめであり、ひなぎく心配されている。 斉藤 ひなぎく(さいとう ひなぎく) 声 - 射場美波 若葉長女4歳父親泰平で、泰平に対しては、実の父親だと分かった上でかは不明だが『あだ名』で「パパ」呼んでいる。 母親である若葉一人頑張っている姿を常に見ているので、幼いながら自分(および学校に居ついている野良犬)で弁当を買いに行くなど、とてもしっかりした面を見せる。 <外伝中学生となった真実らの自宅近く暮らしており、真実とはよく顔を合わす真実に直接意見するなど、言いたいことはハッキリという性格。歳は離れているが真実に気がある素振り見せる。 「しおん」という幼いころ自身にそっくりな保育園児の妹がおり、忙し母親に代わって朝食用意したり、妹の通園送迎をしたりしており、若葉曰く自分より3倍しっかり者」。 松井 善治(まつい ぜんじ) 声 - 佐治和也 真実らと同級生76歳の男性中学生孫娘がいる。莉央口喧嘩して気まずくなった真実や、真彩になかなか振り向いてもらえない遼介に対し人生経験豊富立場から優しくアドバイスする良き仲間でもある。東々第一高等学校では2年目生徒会長となる。 五十嵐 遼介(いがらし りょうすけ) 声 - 土田玲央 入学式終了後真彩絡んできた男子生徒3人組の中の1人具体的な年齢に関する描写はないが、作中の描写から真彩莉央・新らと同じく15歳。姉がいる。 未成年ながら喫煙する不良だが、根っから不良というわけでなく、元はいじめられっ子少年だった。小学生のころにいじめられっ子味方をしたことで逆に自身いじめられ助けた相手からも裏切られ経験から人を信用しなくなり、「長いものに巻かれろ」な流れ悪友との付き合いから不良になってしまった。そして他の不良仲間について行く形で東々第一高等学校通信制コース入学しただけであったので、当初自身もいつ退学してもいいという感覚通学していた。年上松井に対しても、初めは鞄を持たせたりテスト代筆させるなど、パシリ使わせていた。 真彩松井パシリさせているところを咎められたことなどで、それからは真面目に授業を受けるようになる次第にそんな真彩好意寄せるようになる。彩の方は恋愛対象としては気に留めていないようだが、新を含めた3人での友人関係が形成されている。また、真彩からは「五十嵐」と呼び捨て呼ばれている。 <外伝一般企業就職しており、「いつまで続くか分からん」とは言いつつ社会人している。真彩、新とは時々酒を飲むなど「良き友人」として付き合い続けているが、彼氏がいる真彩に対しては今も未練がある素振りをみせる。 鈴本 健太すずもと けんた) 真実莉央らが住む、小泉支部属する街の生徒たち纏めるクラスメイト真実らより1年早く入学した23年度生であり、先輩にあたる。東々第一高等学校では3年目生徒会副会長になった。 皆からは「支部長」や「副会長」と呼ばれているが、初めて名前が分かったのは真実らが通学2年目運動会年齢20歳後半30手前)。真実に対しては「片桐兄」、真彩に対しては「片桐妹」と呼んで区別している。 賃貸マンション独り暮らしだが、部屋数幾つかあるそこそこ広い物件住んでいる。普段会社員をしている。 とても明る性格で、小泉地区支部長として勉強会取りまとめたりするなどリーダーシップ発揮している。だが、女性関係の話になると急にテンションが下がり暗くなる富田 泰平(とみた たいへいひなぎく父親であり、若葉妊娠させた張本人真実若葉らから1年遅れて東々第一高等学校通信制コース入学した25年度生。初登場時23歳腹違いの弟・優平がいる。若葉の兄とは同級生面識がある喫煙者年下だが先輩となる真実に対しては、一応は敬語を使うものの、「パイセン、しくよろ」と呼ぶなど軽い面がある。 元は若葉と同じ全日制高等学校通っており、若葉とはそこで知り合ったが、その時若葉1年生泰平3年生だった。高校生のころには既に親元離れて一人暮らしをしており、また病気父親医療費を稼ぐためあまり登校せずアルバイトばかりしていた。そして当時付き合っていた同級生の彼女に食事部屋掃除など身の回り世話をしてもらっていたのだが、実際一方的に惚れた女による押しかけ女房のような状態だったため彼女のことは本気で好きになっておらず、ふとしたきっかけ若葉とも深い仲になってしまう。そしてある夏の日の夜、若葉とは一度きり肉体関係を持つが、その時妊娠させてしまったことをきっかけに、付き合っていた同級生の彼女に別れ話切り出して別れ自身若葉後を追うようにその直後高等学校中退した。それからは、仕事をしつつ姿を消した若葉会おう若葉の兄に何回接触試みるが、その都度断られる。ただ、若葉通信制高等学校通っていることを若葉の兄がうっかり口にしてしまったことで、自身通信制高等学校進学することを決意する。そして、若葉東々第一高等学校入学した1年後入学式会場で、長らく音信不通となっていた若葉(とひなぎく)と偶然に再会することになる。その後若葉とは話し合いを持つことはできたが、ヨリを戻すことは断られている。

※この「東々第一高等学校関係者」の解説は、「中卒労働者から始める高校生活」の解説の一部です。
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