全曜日放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:40 UTC 版)
オープニングトーク8時になると共にタイトルCGが流れた後、MCが「(川島)おはようございます、○月○日○曜日の『ラヴィット!』、MCの麒麟・川島明と」「(田村)TBSアナウンサー・田村真子です」「(同時)よろしくおねがいします!」と挨拶し、続けてパネリストとスタジオゲストを紹介してからオープニングトークに直行する。 オープニングトークではテーマとして放送当日の出来事・記念日に因んだお気に入りの物を、1人1人紹介する。食べ物であればランダムに選ばれたパネリストが試食する。 『THE TIME,』開始後は扱うネタが被ってしまったり、毎日のネタ出しに困窮したりするようになっている。 競馬好き(京阪神地区『KEIBA BEAT』〈関西テレビ〉MC)である川島はしばしばテーマにこじつけて好きな競走馬を紹介する。 アニメ好きである火曜隔週の佐久間はお気に入りのアニメ・漫画・ゲーム等を紹介した途端に早口トークに走り、その度にMCやパネリストを置き去りにする。2021年10月19日放送で『ウマ娘 プリティーダービー』を紹介した際、累計課金額については当日時点で既に「事務所に怒られるので言えないです」と語らず、川島は「なかなか生放送で言える(累計)課金額じゃ無いですよね?」とだけツッコんでいたが、実際には後述の通り、同日時点で既に川島は佐久間に対し更に手厳しいツッコミを入れている。 2022年3月8日放送で『五等分の花嫁』を紹介した際、中野四葉のTシャツを着用していたため作者の春場ねぎも「ありがとう佐久間君」と反応した。 画家としても活動する金曜のくっきー!は毎回合成写真や映像を用いたネタに走る。MC(特に田村)が弄りの対象とされるが、田村自身は好意的な反応を示すことも増えたため、くっきー!が「お前いい女だな。今度うちの子供の運動会を見に来い」等と返すのがお決まりとなっている。時にMCだけでなく、太田・近藤夫妻なども弄りの対象とされている。 放送当日に誕生日を迎えた出演者がいたら、該当者の誕生日会に丸々費やす(大喜利状態も発生しない)こともある。2021年10月18日放送分で田辺智加の誕生日会を実際に開催した。 2022年2月3日放送分ではMC陣の誕生日会を開催予定だったが、前述の理由により叶わなかった。 一通りトークが終了したら、川島が「それではまいりましょう、『ラヴィット!』スタートです」と宣言し、本編に突入する。この時点で放送開始から25分経過していることはざらで、30分経過していることもある。2022年3月28日 - 同年4月1日放送分では番組放送一周年を記念し、各曜日の内容をプレイバックする企画をオープニングトークに組み込んだため、全ての曜日でオープニングトークの長さが30分を超える事態となり、オープニングトークの途中でCMを挟んだ(番組開始以来初。川島は「もうオープニングという番組ですよね」とツッコんだ)。なお最長分数は3月31日(木曜)の51分。 2022年5月からは、TVerとTBS FREEにてオープニングトーク部分の先行配信を開始(当日昼12時頃より配信、続きのコーナー部分は当日19時より配信。共に期限は翌週の7:59まで)。 ラヴィット!ランキング番組開始第1週のみ、タイトルが「プロのお気に入り教えます! ラヴィット!ランキング」で固定だった。以後は、食べ物を扱う場合は「プロが選ぶ1番おいしいモノは? ラヴィット!ランキング」。食べ物以外の場合(文房具、玩具、日用品、生活雑貨など)は「プロのお気に入り教えます! ラヴィット!ランキング」として放送される。 スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ファミリーレストラン等に並ぶ膨大な商品を超一流の料理人3人 - 5人が商品を全て食べたり、テーマに関連したプロや専門家が吟味して、1人1商品につき10点満点で採点していき、番組独自のランキングを作成して発表していく。ただし食べ物の場合は、商品が30種類を超えるような場合も多く全てを食べることは難しいため、売上上位の商品、商品開発担当がお勧めする15 - 20商品程度に絞り込んで、これらの中から料理人が採点する。 スタジオではレギュラー出演者やゲストが、VTRで登場した商品やアレンジレシピの試食を賭けたクイズ(挙手制で回答)が行われることがある。また必ずしも毎日ではないが(後述)、コーナー冒頭で、当日のランキングに関する賞品を賭けて、事前に候補となる20種類程度の商品の中から、1位と思う商品をフリップボード(ホワイトボード)に書いて予想するコーナーがある(番組開始当初は全曜日で実施していた)。以下のようなお約束の展開があり、これらが発生する火曜・水曜・金曜は継続して予想が行われている。月曜・木曜は、スタジオでの予想が発生しないランキング(3人のプロがそれぞれベスト3を選定、生活雑貨などのランキング)か、「ラヴィット! ランキング」自体を行わずに曜日別コーナーを2つ行うことが多い(月曜はグルメ系 + 買い物コーナー、木曜はグルメ系 + 住宅系コーナーとするなど)。火曜・水曜にコーナーがあるため不定期ゲスト出演している、アルコ&ピースの平子祐希が真面目に予想する一方で、特に火曜隔週レギュラーのミキがボケ回答(多くの場合、候補となる商品名をもじった駄洒落で回答)をすると、平子がミキに対して真面目にやるように忠告するやり取りが行われる。ミキ以外の芸人が巻き込まれることもある。 水曜のリリーは何かしらの予想を回答に混ぜる(別名「予想屋リリー」)。2021年11月までは、競馬の予想風に、本命と大穴の2商品を挙げて回答していた(競馬予想風の専用フリップボードが用意されている)。なお、仮に大穴予想が1位になった場合には正解とは認められないため賞品もなしとなる。 2021年12月からは、他の出演者同様に1つの商品予想に戻したが、その商品が1位になった場合のBGMの曲名を予想するようになった(後述の駄洒落化によって実現している)。2022年1月12日放送分のレトルトおでんランキングにて「紀文食品のおでん」のBGMがmihimaru GT「気分上々↑↑」と予想し、7位だったもののBGMを的中させた。 金曜の東京ホテイソンは(候補となる商品やランキングのジャンルとは関係ない)有名な企業・ブランド・商品等のロゴや書体を使った回答を行う(いわゆる「書体ボケ」)。披露する際は、たけるが「いーや、○○の書体ー!」と言うのがお約束。毎回、川島が感心するほどのクオリティの高さを誇る。一方で、これらの作成のために東京ホテイソンにだけカラーのホワイトボードマーカーが用意されていることから、くっきー!には良く思われていない節がある。 金曜の太田は毎回カンニング行為(「プロデューサーの引越しを手伝った御礼に教えてもらった」など)を公言して回答が間違いないとうそぶく。2022年2月25日の放送では正解したが、不正行為があった(実際にはしていない)とされて賞品が貰えなかった(妻の近藤のみ貰えた)。 金曜のくっきー!は候補となる商品名から連想した、オリジナルないし実在の漫画のキャラクターなどを描いた回答をする(他の出演者同様に全て黒のホワイトボードマーカーで描く)。ただし殆どの場合、元ネタの商品名の原型を留めないほど相当に改変されているため、元ネタとなった商品名が分からずに川島が聞き返すこともしばしばある(横にいる田村は真面目に台本をめくり返して商品の確認をする小芝居をする)。ボケた後には口頭で普通の回答に訂正するが、フリップボードはそのままで進行する。EXIT(隔週出演)も同じようなボケ回答をするほか、ゲストの芸人が追従する場合もある(EXITは、元ネタの商品名の原型をある程度留めた形のボケ回答である点が異なる)。 日によっては、ランキングの途中で番外編(当日のランキングと同ジャンルだがスーパーやコンビニでは買えないようなお取り寄せグルメを紹介、ランキングした商品を使ったアレンジレシピ・利活用法など)が挟まれる場合がある。中でも以下のコーナーが定番となっているが、いずれもお約束の展開がある。おいでやすこが「ラヴィット! 暮らしのキッチン便り」:こがけん又はプロが考案したアレンジレシピを、こがけんが実際に調理する。タイトルや冒頭の落ち着いた進行などの雰囲気は『きょうの料理』(NHK)風だが、その冒頭や途中で持ちネタである言葉遊び的な歌を披露して、おいでやす小田にツッコまれる。 モグライダー「モグ飯キッチン」:ともしげ又はプロが考案したアレンジレシピを、ともしげが実際に調理する。しかし、普段の漫才でも見せるような滑舌の悪さ・言い間違いの多さ故に、進行がグタグタになったり、芝にツッコまれたりする。 チャンカワイ「全国ご当地○○選手権」:ランキングではスーパー・コンビニなどで買えるものが登場するが、ここではご当地でしか買えないようなものを20種類程度用意。それをチャンが全て試食し、チャン独自のベスト3を決定する。20種類程度を連続で試食することから満腹になるのも早く、その度に腹ごなし(赤坂周辺の散歩)を余儀なくされる。 主に金曜日には、ものまねタレントがアレンジレシピを試食する等の企画が行われることが多い。その際ラッピーの無茶振りも、スタジオの出演者に対し「今日のスタジオメンバーの中でモノマネができそうな人は…」と物色し、誰かにモノマネで食レポをさせる(レギュラー・ゲスト関係なく、かつモノマネのレパートリーの有無を問わず指名される)。 以下は過去に行われていた内容・措置であるが、2022年以降は行われていない。日によっては、プロの料理人が作ったアレンジレシピ料理・プロが1つのテーマに沿って選んだグルメをスタジオで試食し、スタジオ内の出演者投票で1位を決めることもある。この場合は「ラヴィット!ランキング」を名乗らずに、「美食家たちの絶品!プレゼングルメNo.1決定戦!」のタイトルで放送される場合もある。 コーナー主旨の関係上、毎回特定の企業やブランドの商品を取り上げる為、レギュラー出演者が同業他社のCMに出演している等の諸事情(大人の事情)が発生する場合があった(番組開始当初の、2021年4月のみ)。その場合は、該当者本人が1位の商品の予想の辞退を表明した後、コーナー中はトークなどには参加せず見学のみ(ラッピーの無茶振りも無し)となり、出演者全員による試食も該当者のみ行わない。また、1位の商品の予想の辞退を表明した後に該当者がこのコーナーのみ退席する場合もある。 最新のニュース(JNN NEWS)最新のニュースを報道フロアから3項目伝える。当番組内では事実上唯一、大喜利状態に発展することのないコーナーである。 当番組自体がJNN28局のみで放送されているため、コーナー時には排他協定が発動する。その際、当コーナーでは排他協定の発動と事実上連動する形で川島とパネリストを完全に排除する措置が講じられており、発動前から終了後まで川島とパネリストはニュースについて報道フロアと質疑応答をすることも無ければ、呼び出しと終了の一言を発することも一切無い(後述の通り、特に訃報が報じられた際に効果が現れる)。この措置はひとえに前述した報道番組・ワイドショー出演完全拒否の事情を抱える川島を、本人が提示したオーダー通り報道・時事から完全に切り離すためであり、2010年10月4日から番組終了までの『はなまる』同様本編から切り離されてこそいないものの、排他協定を駆使してフロート番組に近い状態に仕立て上げている。 田村が「番組は(まだ)続きますがここで最新のニュースです。○○□□(担当アナウンサーのフルネーム)アナウンサーお願いします」と呼び出してから、報道フロアに移りニュースが始まる形式を採用している。 あくまで当番組内のコーナーのためマスター送出の時刻表示も当番組のカスタム表示(後述の通り、実際にはネット局による)をそのまま使用している。一方でニュースと担当アナウンサーのテロップは、それはそれでJNN NEWSのをそのまま使用しており、(排他協定が発動しているため)JNNロゴによるウォーターマークも表示されている。 コーナー終了と共にエンディングに突入することによる残り時間の都合から田村の「報道フロアから○○アナウンサーでした」の一言でコーナーは終了する。川島はこの時に担当アナウンサーに対し軽く頭を下げるのがせいぜい。 後述の通り、臨時ニュースが入った場合にはこちらのニュースをカットすることもある。緊急時(災害発生等)には報道フロアに主導権が移るためでもあるが、この場合も排他協定の発動と川島とパネリストの完全排除は連動する。 呼び出しと終了の一言は、代役時等で言い回しが変わる場合もある。 エンディング翌日・翌週月曜の企画紹介、ゲストの出演番組告知等に充てたり、パネリストにコメントを求めたりする。最後に川島が「ご覧いただきありがとうございました。今日も楽しく動き出していきましょう! せーのっ、」と音頭を取り、全員で「ラヴィット!」とタイトルコールをすると、当日の放送は終了する。最後の最後に川島が「明日も見てね」(金曜は「また来週」)とこぼすこともしばしばある。
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