主な種族とは? わかりやすく解説

主な種族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 08:37 UTC 版)

フォーセリア」の記事における「主な種族」の解説

人間 神々が自らの姿を模して物質界創造した種族神々亡き後の「暗黒の時代」を生き抜いてフォーセリア世界覇者として「魔法の時代」「剣の時代」を創り上げた。 なお、かつて「魔法の時代」を築いたカストゥールの民はいわば「人間族古代種」であり、「剣の時代」の覇者である現在の人間とは別種であると考えられている。 人間種個体能力差が激しく、そして適性多種多様である。一般的な両親から英雄的な活躍を果たす人間生まれたり、その逆もまた然りである。 人型種族の中では寿命短く現在の平均的な寿命50生きれば長生き部類である。反面百歳以上生きる者もいる。おおよそ15歳程度成人とされるエルフ 森の妖精。「神話の時代」に光の神々により召喚され妖精出身種族。「始源の巨人」の体毛から生まれた世界樹」を起源とする種族ゆえに、神々対す信仰持たない妖精は「精霊界」の精霊力を「物質界」に伝え役割持ち、その性格を今も残すエルフ族は物質界にあって精霊との親和性高く精霊魔法優秀な使い手目されている。あまり一般的ではないが、学べば古代語魔法習得するともできる。神への信仰心持たないため、神聖魔法習得できない。(ただし、これは遺伝的素養というよりも教育環境問題であり、例え人間育てられエルフであれば神聖魔法習得できる可能性はある)元々は植物の精霊力を管理する種族であったためか、物質界での棲家には森林好みエルフ集落多く場合森林地域存在している。 種族性向として変化を嫌い一般に人間社会深く交わることを避け傾向にあるが、亜種族の中では唯一人間との混血が可能。ドワーフ嫌ったりと、基本的に他種族に対して保守的例外的に西部諸国タラント王国ロードスハイランド王国隣接した鏡の森集落群人間の文化風俗大きく受容しており、前者国民としてエルフ登録され王妃まで輩出している、後者人間とほぼ変わらない集落構え外敵襲来時には人間の国に集団亡命し救援を仰ぐなど近隣人間比較緊密な協力関係築いている。 本来は同種であったダークエルフは、「神話の時代」に闇の神々によって召喚された者達の末裔で、特徴的な黒い肌を持ち召喚したファラリス神を崇拝している。 外見人間比べる小柄華奢で、尖った長い耳が特徴体毛薄く髭を生やすことはない。色素の薄い肌と頭髪をしており、金髪などに碧眼であるものが多く整った容姿男女共に備えている。 一般的なエルフ凡そ千年ほどの寿命持っているが、より妖精に近い太古種族であるハイエルフ実質無限の寿命を持つとされるハイエルフ族はロードス島集落存在確認されているだけで、アレクラスト大陸では魔法戦士リウイ2においてターシャスの一人登場した以外は確認されていないドワーフ 大地妖精エルフ同じく神話の時代」に光の神々により召喚され妖精出身種族。元は大地の精霊力管理する種族だったが、精霊を操る能力喪失しており、精霊魔法使えない古代語魔法習得することもできない頑固な性格信仰心結びつくことで神聖魔法習得することは可能。エルフの様な太古種族起源なのか、人間と同じ神々創造され種族なのかは不明。 背が低く頑丈な体型で、元々は大地妖精であったので地下集落形成することが多く暗視能力を持つ。体は筋骨逞しく頑健である反面敏捷さでは大きく劣る。 金属の加工細工秀でており、真銀ミスリル)の精錬一部ドワーフのみが可能とされている。「歩く酒樽」と揶揄されるほど酒に強く酒好き良質の酒を造るが、ほとんど自分たちで飲んでしまうた人間達世界にはほとんど出回らない妖精族の中では最も人間緊密に交わっており、金属製品輸出して農産物軽工業製品輸入している。ゴーバやグードンなど人間ドワーフ共同都市構えている例もある。 エルフほどではないが、人間遥かに凌駕する長寿を誇る。またエルフ対すハイエルフ相当するハイドワーフが過去存在し精霊魔法使えた伝えられる属す精霊力の違いから、エルフとの仲はあまりよくないグラスランナー エルフドワーフ同じく妖精界から召喚され種族で、成人して人間半分ほどの身長しかなく、子どものような体型をしている。 「草原を走る者」の異名如く身のこなし素早さ手先器用さ抜きん出ている反面、力はとても(エルフより)弱い。だが、体はそこそこに頑健である。 性格は非常に楽観的で、好奇心がとても強く定住することを好まずに、好奇心赴くまま移動することを好む流浪の生活ゆえかその多く狩人そして盗賊としての技能有している。 ドワーフ同じく精霊を操る能力喪失してしまったが、昆虫植物の感情同調することができる(会話というほど明瞭なものではないが、ある程度行動教唆誘導できることが小説では描写されている)。 古代語魔法修得することはできない。またエルフ同様に、(こちらは種族というよりも性格上の問題で)神を信仰しないため、神聖魔法修得することもできない。つまり彼らはあらゆるルーンマスター技能修得できない。しかし、魔法に対して総じて非常に強い耐性を持つ。(ゲーム的には、精神点が非常に高い) なお、ロードス島では土着のグラスランナー過去絶滅したため存在せず作中登場するグラスランナー全てアレクラスト大陸から渡った冒険者である。 ハーフエルフ 人間エルフ混血児。 その出生から多く差別され迫害されてきた。 外見能力も、人間エルフ中間。どちらの社会育てられたかで多少違いが出る。一例としてエルフ育てられ場合、神を信仰することはない。 時折(主に人間両親から)先祖返りによるハーフエルフ生まれることがあり、「取替えっ子チェンジリング)」と呼ばれて忌み嫌われることが多い。ちなみに人間両親からエルフ生まれてしまうケースも、ごく稀に存在する人間混じる多少華奢であることから、エルフ混じる人間似て丸み帯び、しかしわずかに尖っていて大きい、あるいはエルフ同じくロバのようだがやや短い耳を持つことから、それと分かる寿命200年程度人間よりは長いが、1000年寿命を持つとされるエルフ、無限の寿命を持つハイエルフには遠く及ばず人間同様強く寿命意識する存在である。フォーセリアには、耳と同時に黒い肌を受け継いだダークエルフとのハーフ存在している。 『ソード・ワールドRPGにおいては人間エルフ長所を共に受け継ぐ存在として設定されている。エルフ譲りの高い知力活かして魔術師精霊使いになることが最良の道とされ、戦士として身を立てることは不可能ではないが筋力低さから困難であるとされている。人間社会育った場合プリースト技能取得することも可能であるため、司祭になるケースままあるフォーセリア社会におけるハーフエルフ フォーセリアハーフエルフダークエルフなどの妖魔異なりあからさまな排斥対象でこそないものの(ただしダークエルフとのハーフファンドリア以外ではダークエルフ同様に排斥対象である)、多く白眼視受けて育ち屈折した部分や影のある性格を持つことになる。ハーフエルフへの偏見エルフ人間いずれの社会にも存在するが、エルフ社会の方も強く、『ロードス島伝説RPGリプレイ』のティエルのようにあからさまな蔑視迫害を受ける例が少なくないこのためエルフ社会育った多くハーフエルフ留まるよりは人間社会生活することを選ぶ。存在として稀なハーフエルフ冒険者多く見られるはこうした経緯よるものである。もっとも、迫害と縁なく育ったハーフエルフ多く見られる。 展開 1990年代初頭まではソード・ワールドでも屈折したハーフエルフの例が多かったが、『スチャラカ冒険隊』のアリシアンひいてはソード・ワールドRPGリプレイ第1部』のGMにしてソード・ワールドRPGアドベンチャー執筆者でもある山本弘影響でかお気楽である、明朗快活であるなど従前イメージとは異な性格付けをされることも増えてゆき、1993年から1996年まで企画展開されソード・ワールドRPGアドベンチャーではハーフエルフ武闘家ボウイというキャラクター登場した近年では『新ソード・ワールドRPGリプレイ』のマウナ・ガジュマ、『新ソード・ワールドRPGリプレイNEXT』のマロウのように社会的困難に直面しつつも明るさ失わないハーフエルフという、両者折衷といえる性格付けなされたハーフエルフ現われている。 ハーフエルフと人間やエルフの交配ソード・ワールドRPGにおいてはハーフエルフ人間ハーフエルフエルフ中間存在しないことが明記されている。人間血液型A型B型のように、ハーフエルフの子供は人間・エルフ・ハーフエルフのいずれかとなる。また、サーラ冒険シリーズ』には、エルフ父親ダークエルフ母親から生まれたハーフ盗賊ミスリル登場している。 初期の『ソードワールドRPGアドベンチャー』で山本弘母親ハーフエルフであるサラサ・アディについて「エルフの血のせいか耳がやや長い」という描写行い物議かもしている。この一件は「サラサは耳の尖った人間」という形で決着し(「クォーターエルフは反則です。」という読者投稿イラスト当時ハガキ紹介ページ紹介された)、これが契機となってフォーセリアでも「クォーターエルフは誕生しない」ということ結論付けられた。『魔法戦士リウイ』においても、主人公リウイ母親ハーフエルフであるとされているが、リウイエルフの血は見られない。 しかし作品によってはハーフエルフよりエルフの血の低い混血児登場しているので「クォーターエルフが反則」というのは決し一般的な制約ではなく個別作品内での設定に過ぎないリザードマン 沼地湿地帯離島など、多く人間社会から離れた地域生息する種族竜族崇拝している。 厳格な階層社会築いていることが知られており、「クー・ルー」と呼ばれるに従って生きる。ただ一般には「トカゲ人間」として、妖魔魔獣と同じ扱いを受けることが多い。これは人間や他の妖精族が持つ様な神への信仰や一般的な善悪道徳規範が「クー・ルー」と大きく隔たっているためである。 これとは全く起源を異とする『リザードマン』もフォーセリアには存在する。 それはクリスタニア大陸存在する結界神獣ルーミス自身従者として創造したとされる種族で、創造主であるルーミス信仰し人間同程度知性強靭な肉体持ち、非常に保守的仲間意識の強い集団を形成している。何故か全員左利きである。 彼らにとってはルーミス絶対であり、その意思反する者は誰であろう容赦しないが、ルーミス信ず同胞種族超えて手厚くもてなす。 竜人族リザードマン)はドラゴン同じく始原の巨人」のから生まれたとされている。上位種である貴族種ノーブル種)は太古種族分類され、非常に知性が高いと考えられている。上位種区別する場合下位種はスレイブ種と呼ばれるリザードマン達が使う言葉は、竜語魔法使われる魔法語(ドラゴン・ロアー)の下位語思われ、老竜(エルダードラゴン)をはじめ竜族が使う言葉と同じである。 この他にも、多く種族存在する

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主な種族

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幻想郷」の記事における「主な種族」の解説

特記がない限り、主に「幻想郷縁起」(『求聞史紀』)に基づく設定である。

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