魔法の時代(天晶暦289年 - 399年)
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「ヴァナ・ディールの歴史」の記事における「魔法の時代(天晶暦289年 - 399年)」の解説
タルタル族が魔法でヴァナ・ディールを支配していた時代。289年に星の神子タビロロが、魔法をタルタル諸部族の族長に伝授し、タルタル族は他の種族よりも優位に立った。しかし399年にササオラ族のサマリリが、国家最高機密であった魔法をエルヴァーンに伝授し、タルタル族の優位が崩れる。
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魔法の時代
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古代王国滅亡より約1000年前、大破壊から200年ほど後にアレクラスト大陸の中央山地に興った王国がカストゥール王国の最後となる王朝となる。 数々の太古種族や古代種族が滅亡したり衰退して下位種族へと変遷するなか、成長を続けるカストゥール王国の前に立ち塞がったのが、「暗黒の時代」を生き抜いた古代種族であり、なかでも特に上位巨人族であった。現在では数も少なく人間の世界からは離れた地域に生息しているが当時は、「始源の巨人」から生まれた太古の巨人族の子孫である各種の上位巨人族も「暗黒の時代」を生き抜き各地に独自の王国を築き上げ、人間と地上世界の覇権を争う一大勢力となっていた(妖魔に属する下位巨人族は除く)。 また、古代種族から下位種族への種としての衰退が人間にとっても深刻な問題となっていた。古代王国滅亡より500年ほど前には80%の人間が魔法を使う才能を有していたが、古代王国滅亡より300年前から減少傾向にあり、古代王国末期には2%ほどの人間だけが魔法を使える貴族であり、98%は魔法を使う才能を持たない市民もしくは蛮族であった(繁栄による人口増加で、滅亡の100年ほど前から魔術師の絶対数は増加傾向にあった)。また、魔術師としての質が高い者も年々減少していったという。 その状態が激変するのは、カストゥール最後の魔法王国時代の末期に登場した召喚魔術師アズナディールによる魔界の発見と魔神軍団の召喚であった。アズナディールによって支配された魔神王とその軍団は、巨人族の中でも最大の強敵でカストゥール王国を滅亡に追い込んだ事もある「サイクロプスの王国」を短期間で滅ぼしてしまう。 また同時期、拡大魔術師メルドラムゼーにより「魔力の塔」が建設され、それまでの個人の魔力に比べ無尽蔵とも言うべき魔力を行使することが可能となった。これにより、それまで「理論上は可能」とされていた幾つもの強大な魔法が現実のものとなり、宿敵巨人族のみならず、遥かに強大だった上位精霊や古竜を始めとした竜族なども次々に支配下に収め、ここにカストゥール王国は絶頂期を迎え、この時代は「魔法の時代」と呼ばれるに至った。 そして、その版図はアレクラスト大陸を超えて西のケイオスランドにおよび、更に南方のロードス島、果てはクリスタニア大陸にまで侵略の手を伸ばすことになる。
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