幻想郷外の主な種族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:20 UTC 版)
こちらも、定義次第で妖怪に含まれたり含まれなかったりする。 閻魔 死者の魂を裁く、彼岸の裁判官。十王と呼ばれる10人のリーダー(閻魔王)と、十王を含む彼岸の裁判官たちが「閻魔」と呼ばれる。閻魔は古い地蔵菩薩がなっている場合が多い。ヤマザナドゥという役職の閻魔が幻想郷を担当する。 死神 彼岸に住む種族。事務職、三途の渡し、道案内、観光ガイド、魂の刈り取りなど閻魔の下で様々な職業の死神が働いている。 種族名に「神」と付くが、神格ではないらしい。 天人 天界に住む種族。修行や功績などが認められて天人になる場合と、死後に成仏して天界に昇って天人になる場合がある。天人としての格を持たない天人は、天人の中で「不良天人」「天人くずれ」とされている。 『緋想天』エンディングには「天女」が登場し、天人である比那名居天子の部下のような働きをしている。 月人 主に『永夜抄』『儚月抄』『紺珠伝』に登場し、言及される。月に結界を張って暮らす民。「高貴な民」と自称している。月人は、かつて地上が今のように穢れが蔓延しきっていなかった頃に、月夜見という賢者が穢れが生物に寿命をもたらすことに気付き、信頼できる親族を引き連れて地上から穢れがない月に移り住んだ者たちとその末裔である。 玉兎 主に『永夜抄』『儚月抄』『紺珠伝』に登場し、言及される。月に住む兎。現在の月の文明は物質的には発展しきっていて精神文明を発展させているが、物質的な面を玉兎が労働力として支えていて、玉兎は月人に道具のように扱われている。大げさで嘘吐きでゴシップ好きで純粋で信じやすいため、玉兎の間では様々な噂話が飛び交っている。 種族の特性として、玉兎間でテレパシーのようなもので遠距離通信をすることができる。
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