観光ガイドとは? わかりやすく解説

旅行ガイドブック

(観光ガイド から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/09 13:29 UTC 版)

旅行ガイドブック(りょこうガイドブック)とは、観光仕事などの目的で未知の地域へ向かう(旅行する)者に対して、その目的地となる特定地域の情報や移動手段の情報などを提供するための出版物のことである。旅行ガイド旅行案内書、または単純にガイドブックとも呼ばれる。


注釈

  1. ^ ベデカーの『ライン川案内』は何回か改訂版がでており、どれを最初にするかでマレーとベデカーどちらが最初だったか判断が分かれている。マレー側はベデカーのライン川案内はマレーのガイドブック形式の盗用と批判しているが、マレーとベデカー両方を近代旅行ガイドブックの始祖とすることがほとんどである。
  2. ^ 江戸時代末期に日本を訪れたアーネスト・サトウは道中記のことを日本の『マレー』と表している。『一外交官の見た明治維新』(上・下)岩波文庫
  3. ^ 後に博文館に編集が変わる
  4. ^ 公式の邦語名称は無い。他に『鉄道院版英文東亜交通案内』、『公認東亜案内』などの表記例がある。
  5. ^ 第一次世界大戦後に改訂されたドイツ語版「スイス案内」には、広告が20ページ掲載された。しかし、後に再び広告非掲載の方針に戻った。
  6. ^ 有料となった1920年以降、広告非掲載化
  7. ^ 1966年パリで人気のあったルレー・デ・ポルクロールのシェフだったアラン・ジックが自殺。ミシュランの評価を気にしたのが原因と噂された。
  8. ^ 天才フランス料理人ともてはやされたベルナール・ロワゾーは、2003年自殺。自殺時期がガイドブックの改訂時期と重なったため、ミシュランなどのガイドブックの評価を気にしたのではないかと噂された。しかし真相は不明。
  9. ^ ミシュランの評価を下げられたことで、ミシュランへの掲載がなくなってしまった例もある。ミシュランから三ツ星を与えられていたマキシム(Maxim's)は1978年版から6つの店について評価の掲載がなくなった。これに対してマキシム側は「当方はレストランではなく劇場。従ってミシュランは正しい」とコメントした。ミシュランが三ツ星から二ツ星への降格を打診したところ、マキシムがレストランとしての掲載を拒否したためと言われる。
  10. ^ ニュルンベルク裁判の証言で明らかになった。

出典

  1. ^ 阿部猛『起源の日本史 近現代篇』同成社
  2. ^ 赤井 2016, pp. 117–126.
  3. ^ [1]
  4. ^ a b c d 長坂契那「明治初期における日本初の外国人向け旅行ガイドブック」『慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要』第69号、慶應義塾大学大学院社会学研究科、2010年、101-115頁、ISSN 0912456XNAID 120002791529 
  5. ^ 住谷裕文「「知」の収奪 : 世界初の英文日本ガイドブック(1)」『大阪教育大学紀要 1 人文科学』第57巻第2号、大阪教育大学、2009年2月、17-38頁、ISSN 03893448NAID 120002108992 
  6. ^ a b c 赤井 2016, pp. 126–132.
  7. ^ 日刊ゲンダイ 2008年(平成20年)11月23日付記事「ミシュラン格付けに大波紋」による。
  8. ^ レイモン・カルチェ『全史第二次世界大戦実録1』小学館



観光ガイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:45 UTC 版)

ミシュランガイド」の記事における「観光ガイド」の解説

緑色装丁特徴とし、対象地域観光地案内するガイドブック・シリーズである。 レストランガイドと同様、観光地見所を星の数で評価している。自動車旅行者念頭に置いており、項目は通常アルファベット順並べられている。写真イラスト平面図などで旅行者理解与え工夫なされている。なお、一時期までは写真をまったく使用せず図版のみだった。 かつて実業之日本社から日本語版の各国ガイド出版されたこともあるが、現在は販売されていない2009年平成21年3月日本の観光地案内する『ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポン』のフランス語版が、10月には英語版出版された。また、改訂第2版フランス語版2011年平成23年5月13日東日本大震災にともなう延期経て発売された。

※この「観光ガイド」の解説は、「ミシュランガイド」の解説の一部です。
「観光ガイド」を含む「ミシュランガイド」の記事については、「ミシュランガイド」の概要を参照ください。

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