チーム・バンブルビー / Team Bumblebee
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「トランスフォーマー アドベンチャー」の記事における「チーム・バンブルビー / Team Bumblebee」の解説
高速部隊長 バンブルビー / Bumblebee 声 - 木村良平 / ウィル・フリードル 本作の主役。地球に降り立ったオートボット達のリーダーとなる若きトランスフォーマー。一人称は「俺」。黄色いスポーツカー(ハンクの弁によると グリフィンモーターズ・1995年式ウィンドブレイザー) に変形する。サイバトロン星を救った伝説の司令官オプティマスプライムの側近として有名ながらも本星では警官として都市ケイオンで交通パトロールをしていたが、水面に映ったオプティマスプライムの幻影に導かれ地球へと赴く。 未熟ながらも部下のストロングアームやサイドスワイプ達を纏めようと奮闘している。「オプティマスのようなリーダーになる」事を目標にしているが、同時にその目標の高さも認識しておりプレッシャーを感じることもあった。 出動時の掛け声を試行錯誤しているが、毎回イマイチ決まり切らず無視されている(「月に代わって出動だ!」「気分アゲアゲで出動しようぜ!」など。原語版のショートムービーでは延々と掛け声を試行錯誤する様が描かれている)。シーズン1最終話(第26話)で「エンジン全開で撤収しようぜ!」と掛け声を決め、以後「エンジン全開で~」を使用するようになった。 使用する武器は拳銃とスタンロッド状のキャプチャーデバイス。ディセプティコンハンターは基本的に電流を流す三叉槍に変形させている。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』ではウルトラビーに合体する際には胴体(上半身)に変形する。 演じたウィル・フリードルは前作『プライム』のシーズン3『Beast Hunters(ビーストハンターズ)』第13話(第65話)(最終回)、最終作(最終シーズン)で完結篇である『Predacon Rising(プレダコン・ライジング)』でもバンブルビーを演じており、吹き替えの木村良平も『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』にてバンブルビーを演じている。ウルトラビー / Ultra Bee シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』第2話(第47話)から登場。チーム・バンブルビーの4体または5体が合体した姿。 使用する武器はドリフトが変形した大剣・ドリフトソード。 保安員 ストロングアーム / Strongarm 声 - 近藤唯 / コンスタンス・ジマー オートボット軍の女性兵士で、チームバンブルビーの紅一点。一人称は「あたし」。真面目で頼りにはなるが、融通が利かない一面もある。四輪駆動車のパトカーに変形する。バンブルビーの部下である士官候補生で、「相棒である上官と行動を共にすること」という規則に従って地球までついてくる。 功名心が強く、早く一人前と認めてもらいたいが為に早計な行動を起こしたり、自分の意見を押し通す為に規則を曲解して持ち出したりすることがあるものの、自分の行動や立場には責任を持っており、自分の失敗をしっかりと受け止めて反省することで成長していく。 使用する武器は拳銃とボウガン状のキャプチャーデバイス。ディセプティコンハンターもボウガン状に変形させている。 第18話で海底にあった沈没艦内で大量のフィクシット同型機に襲撃・拘束されて以来何らかのトラウマを抱えた様子が見られる。 グリムロックが公道を移動する際には、彼女がカバーをかけて台車に乗せて牽引する。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』ではウルトラビーに合体する際には右腕に変形する。 音速戦闘員 サイドスワイプ / Sideswipe 声 - 濱野大輝 / ダレン・クリス オートボットの一員で、リーゼントに似た頭部が特徴的。一人称は「俺」。型破りな個性の持ち主で、真面目なストロングアームと対立することもある。漢字で「瞬速」と刻まれた、ランボルギーニ・カウンタックを彷彿とさせる赤いスポーツカーに変形する。平和な日々に辟易していて、サイバトロン星で暴走行為を繰り返していたがストロングアームに捕まり、そのまま彼女に巻き込まれる形で地球に来てしまう。地球でラッセルと最初に出会い、以降しばしば行動を共にする。 アンダーバイトとの遭遇時に出会ったばかりのラッセルをアンダーバイトから逃がそうとしたり、グリムロックが操られた時にはグリムロックが裏切るわけがないと最後まで信じ貫くなど、仲間思いの性格。また俊足だけが取り柄 だと思われていたが、実は結構な切れ者である事が後に判明 する。第16話でバーテブレイクによって頭部を挿げ替えられる羽目に陥った時に、奪回された頭部だけでバーテブレイクとの対抗策を立案、指示していた。 シーズン2『マイクロンの章』第1話(第27話)の序盤では闘う力を失ったオプティマスプライムを足手纏い扱いしていたが、共に戦う内に彼の戦い振りを認め、自身の考えを改めた。 使用する武器は刀剣状のキャプチャーデバイス。ディセプティコンハンターも刀剣状に変形させている。『マイクロンの章』第11話(第37話)では、負傷したドリフトに代わって一時的にジェットストームとスリップストリームを両腕に装着して射出する技も披露した。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』ではウルトラビーに合体する際には左腕に変形する。 恐竜戦士 グリムロック / Grimlock 声 - 山橋正臣 / カリー・ペイトン 監獄船アルケモア号に投獄されていた緑色のダイノボット。一人称は「俺様」。怪力の持ち主で、メカティラノサウルスに変形する。ディセプティコンであるが、仮釈放という方便でチームの一員となる。その後、第8話でのミニトロンの一件で仲間たちと絆を深め、正式にオートボットの仲間入りを果たす。 戦いが好きであまり利口ではないものの、協調性はあり根は優しい性格。戦闘に置いても放置されていたドラム缶にハンマーストライクを閉じ込めたり、クイルファイアの棘に対して駐車車両を盾にするなど同種の中では頭の回転が早い方である。逮捕された理由も特別凶悪なものではなく、その怪力故に起こした器物破損であった。その一方、暗くて狭い場所はあまり好きではなく、地球の猫に対しては恐怖心を抱くこともある。なおダイノボットとしての本能である破壊衝動を我慢しているためストレスが溜まっていて、一時期は夜中に基地を抜け出し、スカウルが出て来た時は敵味方問わずの仲間の出現に喜んだりした。 体術を得意とし、必殺技は「キャノンボールアタック」というダイビングプレス。原語版のショートムービーではサイドスワイプから借りたディセプティコンハンターをデニーとともにテストしていたが、最も自分が得意とする武器を思い浮かべたところ、自身の拳であったために、武器を必要としていないことが描かれている。 当初はディセプティコンエンブレムを付けていたが、第8話で正式に認められオートボットエンブレムを与えられる。 シーズン2『マイクロンの章』第6話(第32話)ではストロングアームのように賢くなりたいと考え、サーバーのデータを全て吸い取り天才になるもデータの取り込みすぎで頭脳回路を損傷しかけてしまう。その最中の戦闘で敵アジトに駆けつけたデニーとラッセルとフィクシットにより、元の状態に戻され回復している。 なお、出動の際には周囲に目立たないようにした姿で任務に赴いている。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』ではウルトラビーに合体する際には胴体(下半身)に変形する。 技術者 フィクシット / Fixit 声 - 松浦義之 / ミッチェル・ホイットフィールド オートボット軍の一員であるマイクロンで、役職はメカニック。一人称は「自分」。玩具及び日本語版OP映像ではドリル工作車に変形するが、第11話ではトングに変形していた。あらゆる事に詳しいが、落ち着きに欠けたそそっかしい存在でもある為、故郷ではスピーカーというあだ名を付けられていた。 サイバトロン監獄船アルケモア号のクルーの一人だったが、地球に墜落し収容していた囚人全員に逃げられてしまう。彼自身も墜落の影響で発声回路を故障してしまい、時々異音を発したり突発的に発声を繰り返す他、単語を言い間違えたりする。第20話ではその状態が悪化し、デニーが修理しようとした結果、体から沢山の武器を出して、スクラップ場の各所に仕掛けた罠でバンブルビー達に襲い掛かった。その際、チョップショップの右側の一体が本体を収容ポッドから逃がし、全員で逃げようとしたところ、フィクシットは命令を無視したと見做してチョップショップを殺そうとするが、そこを捕縛されてデニーに修理され元に戻った。 なお上記の暴走はデニーによる修理が上手くいってしまい、今まで破損によって動いていなかった「看守としての機能」だけが正常に起動したことに起因する。 ストロングアームが第18話でフィクシットと同型の警備ロボに襲われたことから、バンブルビー達はフィクシットが警備ロボではないかと推測している。また、多連装ミサイルやマシンガンなどの過剰な武装やバンブルビーすら片手で投げ飛ばす怪力からも戦闘力の高さが窺い知れる。 原語版のショートムービーによると日常生活において、グリムロックによく踏み潰されていることが描かれている。 日本語版では関西弁をしゃべるという設定になっている。 剣術師範 ドリフト / Drift 声 - 杉田智和 / エリック・ボーザ 第12話から登場。侍のような姿をした高名な賞金稼ぎ。ブガッティ・ヴェイロンを彷彿とさせる橙色のスポーツカーに変形する。2本の刀を武器とする他、両腕に弟子のマイクロンが変形した手裏剣を装着している。日本版予告では侍の姿から、バンブルビー達には『参乗合体 トランスフォーマーGo!』に登場したソードボット / Swordbotだと思われていた。 厳格だが義理堅い性格で、正々堂々とした戦いを好む。 無断でスペースブリッジを使用してサイドスワイプとストロングアームを連れ去ったことで評議会の怒りを買い賞金首となったバンブルビーを狙って地球に赴くが、同じ理由で地球に赴いたフラクチャーと交戦中、窮地に陥ったところをバンブルビーに救われたことから、強引ながらも恩返しとして彼の護衛についた。フラクチャーとの戦闘後は、無事にバンブルビーを守り抜いて恩義を果たしたことで、自身の宇宙船で地球を去った。 第17話でジェットストームがミスを恥じて地球に向かったのを追って再度地球を訪れて以降、チームワークやコミュニケーションをバンブルビー達から学ぶためにチームの新たなメンバーに加わる。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』ではウルトラビーに合体する際には大剣・ドリフトソードに変形する。 マイクロン剣士 スリップストリーム / Slipstream 声 - 祐仙勇 / ロジャー・クレイグ・スミス ドリフトの弟子として仕えるマイクロン。赤いディスクに変形し、ドリフトの右腕に装着する。ロボットモード時は薙刀を武器とする。 かつては窃盗などを生業としていたが、ドリフトと出会って改心し、彼を師と仰ぐようになった。 マイクロン剣士 ジェットストーム / Jetstorm 声 - 畠中祐 / ロジャー・クレイグ・スミス ドリフトの弟子として仕えるマイクロン。黒いディスクに変形し、ドリフトの左腕に装着する。ロボットモード時はヌンチャクを武器とする。 スリップストリームと同じ経緯でドリフトを師と仰いでいるが、若干ストイック過ぎる性格の持ち主。 第17話ではドリフトの刀の磨き方を間違った事を恥じて地球のラッセルの元に向かったことで、ドリフト達がバンブルビー達のチームに加わる切っ掛けをつくる。
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