エイケン部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 04:30 UTC 版)
三船 伝助(みふね でんすけ) 声 - 渡辺明乃 本作品の主人公。高等部1年。普通科F.1-E在籍。身長161→162cm。体重48kg。血液型A。 背が低い、影も薄い、特徴もあまり無い、といった典型的なラブコメの主人公。しかし女装させるとかわいく、本人の声も高いため、男だとばれずに通用することもある。あまりにも影が薄く、出席をとるときには名前を呼ばれなかったことがあったり、部活勧誘時にどこのクラブからも勧誘されず、入部当初はエイケン部員に名前や顔をなかなか覚えてもらえなかった。 優柔不断な性格ではあるが、誰にでも優しく接する人当たりの良い性格や女性を守ろうとする行動から、彼に想いを寄せる女性は多い。 転んだ拍子に相手の胸を掴んでしまうなど偶然の形で女性の身体に接触することが日常茶飯事である。 『オトナのエイケン』では夢であったスポーツライターの職に就いていることが明らかになっており、ちはるとも性的な関係となっている。 東雲 千春(しののめ ちはる) 声 - 大城美和 本作品のメインヒロイン。高等部1年。特別進学クラス1-A在籍。身長159cm。体重45kg。血液型O。利き手は左利き。通称「ちはる」。 高等部の入試をトップ合格し、様々なスポーツの助っ人もそつなくこなす、才色兼備のザッショノ学園のアイドル。さらに家事一般も得意であり、弟や妹の面倒見もいいなど、非の打ちどころのない女の子。 しかし性格はとても内気で、中学校は女子校であったことから、男性に対する免疫がない。幼少の頃は、男の子が近寄っただけで泣き出すほどだった。 スタイルはかなり良い。1巻プロフィールでのスリーサイズは88(F)・55・82であったが、連載が進行していくにつれて伝助や百合子に胸を揉まれる数々のアクシデントに見舞われたためか、どんどん胸囲が大きくなっている。(現実では胸を揉むことでサイズアップは見込めない)バストの最終的な数字は100cm以上と見られるが、最終巻でのプロフィールではバスト部分が空白となっているため、正確な数字は不明。連載10周年を記念して作られた同人誌では「国内ブラは入らない」と百合子に言われている。また、『オトナのエイケン』では、その後も成長を続け、高校在学中には母・京子のバストサイズ(123.45cm)を超えたことが明かされている。『オトナのエイケン』から少し後の時系列である『オトナのエイケン キリカ』では、現在も成長中であることが仄めかされている。 姓は、福岡市博多区の東雲町から。 御園 霧香(みその きりか) 声 - 浅野真澄 ザッショノ学園の生徒であること以外、その素性に関しては、学年はおろか一切が謎に包まれているエイケン部のリーダー的存在。身長182cm。体重?kg。血液型?。 伝助をエイケン部に強制入部させた張本人。唯一の男子部員である伝助をおもちゃにするのが趣味。破天荒な言動が多いが、ちはるに対してなかなかアプローチできない伝助を後押ししたりするなど姉御肌な面もある。 普段はそんなに怒らないおおらかな人物ながら、エイケン部を潰そうとした銀天蝶には激しい怒りを見せたこともある。風邪をひいて熱を出したり、花粉症で鼻詰まりになったり、鼻に虫が入るなど鼻に異常が起きた時は大和撫子的な性格になる。 最終巻のおまけページに記述された裏設定は概して「伝助の祖父は戦時中に疎開先で『年を取らない人間を生みだす組織』へ参加しており、そこで『年を取らない人間』である霧香が生み出された。」という内容である。 『オトナのエイケン キリカ』では伝助の夢の中で性的な絡みを演じている。また、伝助がその夢から醒めると体が小さくなった霧香が現れており、最終回のおまけページにあるように人造人間であることを匂わせるものとなっている。 スリーサイズは、99→測定不能(G→?カップ)・61→60・89。 春町 小萌(はるまち こもえ) 声 - 大野まりな 初等部6年。6-F在籍。身長145cm。体重50kg。血液型は「調べていない」ということで不明。 エイケン部最年少部員でありながら、部内最大の胸囲の持ち主。元料理部で、料理が得意。特にうどんが得意料理らしく、作中よく料理する描写がある。頑張り屋な性格。顧問の先生や部長の大善寺ひかると仲が良い。 一人っ子であるため兄妹に憧れており、伝助を実の兄のように慕っている。 スリーサイズは、111・46・65。ちなみに、体重の大部分は胸部の重量とのこと。なお「オトナのエイケン」シリーズには成長後の彼女が一切出ず既に鬼籍に入っているようである 姓は、福岡市博多区の春町から。 諸岡 京子(もろおか きょうこ) 声 - 門脇舞 中等部2年。身長138cm。体重29kg。血液型A。 元科学部所属で、現在はエイケン部科学技術部門担当。母親が天才的な機械技師で、その影響からかペンタゴンのコンピュータへのハッキングや、ロボットの「グスタヴ」の設計・操縦など、並外れた技術力を持つ。その一方で、実験を行えばたいてい何かしら失敗し、その度に「実験台」と称された伝助はボロボロにされてしまうのがお約束となっている。大人びた性格を演じているが、実際には幼さも見られる。自分の体型にコンプレックスを抱いている。 口では伝助に冷たく当たるが、実際はなかなか素直になれないでいる。『オトナのエイケン キリカ』の設定ではスリーサイズは96(H)・61・86となっており、巻末で水着姿を披露しているが、若干体重が気になる模様。 スリーサイズは、55・45・60。 姓は、福岡市博多区の諸岡から。 グレース=鈴(グレース=りん) 声 - 伊藤瞳子 高等部2年。国際科在籍。身長170cm。体重45kg。血液型AB。 中国人とイギリス人のハーフ。おっとりした性格でいつもニコニコと笑っていて、多少のことでは動じない。しかし、伝助を侮辱したり危険な目に遭わせたりした相手には、真顔になって怒りをあらわにする。 実家は占いで大成した一家・グレース・コンツェルンで、財閥の令嬢なのだが、そのことを鼻にかけることは一切ない。自身も占いが得意だが、かなり変わった占いが多い。その他に、中国雑技・拳法などが特技で、得意流派は「裏拳道ZERO(うらけんどうゼロ)」とのこと。その天然ぶりで主にくまちゃんとギャグシーンを演じる役回りである。 スリーサイズは、77(A)・55・80。全体的にスレンダーな体型の持ち主。 くまちゃん おそらく初等部。かなりの恥ずかしがり屋で、いつも熊の着ぐるみを着ている。凄まじい怪力と、それに見合わぬ繊細な心の持ち主。「正体は不明」という設定。えみる 無口なブルマー姿の少女。エイケン部であることは確かで、何度か部活動の場に姿を現すが、すぐにどこかに消えてしまう。上記のくまちゃんが登場した前後のコマにおいて現れる。全く喋らなくてもなぜか彼女の考えていることが周囲の人物の頭の中に流れ込んでくる。 顧問の先生(こもんのせんせい) 声 - 石松千恵美 エイケン部顧問。ザッショノ学園英語担当教師。身長166cm。体重49kg。血液型A。 伝助と同等かあるいはそれ以上に影が薄く、作中では不自然なまでに名前の公表が避けられており、最終回で自分で名前を叫んでいる場面でようやく判明した。教師生活を12年経験していながらも担当クラスを持った経験が無く、授業とエイケン部以外の時間帯は雑用を任されている。ドジな性格で、それが転じて伝助と身体が接触するといった展開が多い。小萌(たまにひかるも加わる)と共にサービスカットを演じる場面も目立つ。教師もののテレビドラマが好きで、それを見て教師になろうと決めた。 同人誌「エイケン スピンオフ」には、下半身デブを自認する台詞がある。 スリーサイズは、85(C)・54・88。巨乳・貧乳の差が激しい本作において、唯一標準的な体型の女性キャラ。 同人誌「エイケン スピンオフ」では「キスの味ってどんな味ですか?」と質問した小萌と実際にキスをしそうになったが、小萌の胸が邪魔になって未遂に終わり、再度敢行するも互いの頭がぶつかってこれも未遂に終わった。 東雲 百合子(しののめ ゆりこ) 声 - やぶさきえみ 中等部2年。体育学科T.2-A在籍。身長156cm。体重42kg。血液型O。利き手は、ちはると同じく左利き。 ちはるの妹。陸上部とエイケン部を掛け持ちしている。長距離走の実力は中学生の中でもトップクラスである。最初の方こそ伝助を頼りない男と見做して小馬鹿にしていたが、姉同様、伝助に気があり、「伝助お兄ちゃん」と呼び慕う。姉と違いスレンダーな体格ゆえか、伝助に対して積極的に挑発行為を行う。もっとも当初は伝助がちはるの方に気があることを察していたためか、多少遠慮して行動を抑えていた面はあったものの、伝助がちはるとは別の女性とデートしている所を目撃してからは(その女性とは美八留であった)、「私も伝助お兄ちゃんの彼女になれるチャンスがある」と思うようになり、挑発行為が増していくようになった。貧乳であることにコンプレックスがあるためか、主にお尻を使った挑発を行う。ちはるの胸を故意に揉むことが多く、回を追うごとにそれが扇情的になって行き執拗さも増していった。 スリーサイズは、73→74(A)・54・81。 大善寺 ひかる(だいぜんじ ひかる) 高等部2年。エイケン部部長。身長146cm。体重31→31.2kg。血液型A。 病弱で、よく息を切らしている。かつては、銀天蝶によってエイケン部壊滅のために送り込まれた「クラブ監査委員」のメンバーだったが、伝助の親身な思いやりに触れ、自らクラブ監査委員の仕事を放棄した。その後霧香の提案により、エイケン部の部長に就任した。 その病弱さから転ぶことが多く、伝助がぶつかった勢いでひかるの局部へ手をついてしまうというシーンが多い。 オカルトやホラーといった話が好きで、クラブ監査委員の時には1人「オカルト研究部」で活動していた。自宅の部屋にも、ホラー関連のビデオや書籍を置いている。 スリーサイズは、81→82(C→D)・51・78。 姓は、久留米市の大善寺から。 鏖 神流(みなごろし かみる) 「年齢13歳」という設定から、おそらく中等部1年か2年。身長146cm。体重35kg。血液型A。 鏖CEOの一人娘。ちはるの芸能界進出騒動の後、CEOの意向でザッショノ学園に編入する。エイケン部へは、自らの意思で入部を決めた。当初は無表情で冷静な印象の少女であったが、伝助と話すときははにかむなど、実は意外と恥ずかしがり屋。 スリーサイズは、71(B)・48・70。 波方 明緒(はかた あきお) 高等部1年。医療学科I.1-D在籍。身長159cm。体重45kg。血液型O。 最終回で突如現れた伝助の幼馴染。13年前、引越しで離れ離れとなった伝助と再会するため、ザッショノ学園に編入した。基本的に他人行儀だが伝助にはかなり積極的である。幼少の頃は髪も短く、一人称も「ぼく」であったため(現在でも、伝助の前では「ぼく」であるが)、伝助はずっと同性だと思っていた。伝助は全く覚えていないが、当時は一緒に入浴したり、結婚の約束を交わすまでの仲だった様子。霧香の提案により、エイケン部に入部。 スリーサイズは、103(J)・55・82。(ちはるとほぼ同じスタイル) 姓は、福岡市博多区から。
※この「エイケン部」の解説は、「エイケン (漫画)」の解説の一部です。
「エイケン部」を含む「エイケン (漫画)」の記事については、「エイケン (漫画)」の概要を参照ください。
- エイケン部のページへのリンク