エイケンに商号変更~現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 10:21 UTC 版)
「エイケン (企業)」の記事における「エイケンに商号変更~現在」の解説
1973年5月、TCJが保有株式をすべて譲渡したことにより、同社及びヤナセからは資本的に独立。株式会社エイケンに商号を変更した。社名は梁瀬が村田の名前「英憲」(ひでのり)の音読み(えいけん)を採用して命名した。株式譲渡に伴ってTCJはアニメーション制作事業から撤退したため、映画部ならびに動画センター時代に手掛けた作品の著作権は一部を除いてエイケンに移管されている。 1976年10月1日、『ほかほか家族』放送開始。これ以降、フジテレビによる教養・情報系ミニアニメ(ミニ番組)枠は一貫してエイケンが制作を担当し、『親子クラブ』に至るまで幾度の放送時間変更を繰り返しながら続いた。同番組終了後もミニアニメ枠は維持され、2016年からは『ぼのぼの』を制作・放映している。 1990年、自社ビルが完成し、現在地に社屋を移転する。同年以降、企画・製作した作品の制作管理はメルヘン社やマジックバスなど同業他社に委託し、エイケン自体は『サザエさん』の制作に専念するようになる。 2002年7月、エイケンの発行済み株式の70%を広告代理店のアサツー ディ・ケイ(ADK)が取得し、同社の子会社となる。併せて、ADK特別顧問の関谷猪三男が取締役会長に就任した。また、フジテレビも同時期に株式の10%を取得している。 2007年、会長の関谷が退任。創業者で代表取締役社長の村田が代表取締役会長に就任し、副社長の毛内節夫が代表取締役社長に就任した。 2008年、東京国際アニメフェア2008にて、村田が第4回功労賞表彰を受章。 2014年、「エイケンクラシカル」ブランドを立ち上げ。ベストフィールドにより、初期作品のDVD-BOXが展開された。 2017年8月31日、村田英憲が代表取締役を退任し、名誉会長に就任した。 2018年3月10日、2019年に分社化から50周年を迎えるのに伴い「エイケン50周年プロジェクト」を開始。併せてエイケンがこれまで制作した人気アニメの登場キャラクターが集合したメインビジュアルも公開された。 同年3月27日、毛内節夫が代表取締役を退任して取締役相談役に異動したことに伴い、取締役の中村達朗が代表取締役社長に昇任した。
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