インフィニティ・ガントレット
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『インフィニティ・ガントレット』 (The Infinity Gauntlet)とは、1991年12月よりマーベル・コミックスから出版された全6号のリミテッド・シリーズ[† 1]であり、同作に登場する架空の道具の名称でもある。原作はジム・スターリン、作画はジョージ・ペレスとロン・リム。本作は同名のクロスオーバー・イベントの中核であり、プロット要素のいくつかは他誌のタイイン号[† 2]でも扱われた。初出のコミックブック以外にも数多くの形式で再版が行われている。
- ^ 定期的に刊行されるが、終了号があらかじめ決められているコミックブック・シリーズ。その中でも短いものはミニシリーズと呼ばれる。またこれに対し、号数を限定せず、廃刊されない限りいつまでも続くものはオンゴーイング・シリーズまたはレギュラーシリーズと呼ばれる。
- ^ "tie-in issues"、クロスオーバー関連号。
- ^ 籠手、もしくは長手袋。
- ^ 制作者が著作権を保有する作品。アメリカのメインストリーム・コミック界では一般的ではないが、大手出版社がクリエーター・オウンド作品専門のインプリントを設立することもある[7]。Dreadstar はマーベルのインプリントエピック・コミックスから刊行された。
- ^ 月刊コミックブックの特別号で、年刊で発行されるもの。
- ^ マーベル社は1989年にロナルド・ペレルマンの会社マクアンドリューズ&フォーブスによって買収された[14]。
- ^ それまでにもマーベル社のキャラクターは互いに関わり合いを持ってきたが、そのようなストーリーはいずれかのキャラクターの個人タイトルで完結するのが普通であり、他の月刊タイトルのスケジュールやプロットに直接影響を与えることはまれだった。1985年の『シークレット・ウォーズII』はマーベル社で初めて月刊タイトルとのクロスオーバーを行ったリミテッド・シリーズであった。それ以後、月刊タイトル間のクロスオーバーが行われる頻度は増えていったが、『シークレット・ウォーズII』の刊行形態が再び採用されたのは『インフィニティ・ガントレット』が初めてだった[13]。
- ^ コミックブック制作では、原作者と作画家の間で密な共作が行われる場合もあれば、分業に近い場合もある。「マーベル・メソッド」と呼ばれる制作形態では、作画家にもある程度ストーリーの決定権や創意の余地が与えられる。完全なスクリプトを作製する方式では、作画家にとっての自由度が狭められる。
- ^ 当時コミック専門店の多くはバーコードリーダーを導入していなかった。また出版社にとっては、このような相違点があると異なる版を見分けやすいのも利点だった。ニューススタンドは売れ残ったコミックブックを返品して払い戻しを受けることができたが、専門店にはそれが許されていなかった[24]。
- ^ 本作と同年の1991年に刊行されたDC社の作品。
- ^ コミックのプライス・ガイドは複数の発行元から出されており、それらは必ずしも一致しないので、価格が落ち着いた時期やその値は正確に決められない。
- ^ このフィギュアセットのサノスは既存製品のリペイントである。先行版でもインフィニティ・ガントレットは付属していた。
インフィニティ・ガントレット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:17 UTC 版)
「イルミナティ (マーベル・コミック)」の記事における「インフィニティ・ガントレット」の解説
詳細は「en:Infinity Gems」を参照 ミスター・ファンタスティックはインフィニティ・ジェムズ(英語版)を収集途中であり、それを全て揃えたい意向を他のメンバーたちに明かす。無事に6つが集まるとミスター・ファンタスティックはジェムの破壊を試みるが失敗する。この失敗と、ウォッチャーのウアトゥ(英語版)からの叱責を受け、イルミナティは2度とジェムが集まって使われることがないようにそれぞれが1つずつ隠し、管理することを決定した。
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インフィニティ・ガントレット
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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の記事における「インフィニティ・ガントレット」の解説
サノスが装備するインフィニティ・ストーンの力を最大限に発揮できる左手用の金色のグローブ。各指の付け根部分と手の甲に6つのストーンを収容する穴があり、収容したそれぞれのストーンの力を自在に使用できる。6つ全てのストーンを埋め込むと、ガントレットをはめた指を鳴らすだけで全宇宙の半分の生命を消すことができる。
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インフィニティ・ガントレット
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「ネビュラ (マーベル・コミック)」の記事における「インフィニティ・ガントレット」の解説
ネビュラは復活してインフィニティ・ジェムズ(英語版)を手に入れたサノスにより生死の境を彷徨うゾンビのような姿に変えられた。後にサノスは死ぬこともできずかろうじて生きている状態となったこのネビュラを自身の最高傑作であると語った。 しかしながらサノスがエターニティ(英語版)を倒して自身の意識を宇宙と同化させると、ネビュラは抜け殻となったサノスの身体からインフィニティ・ガントレットを奪った。ネビュラは力を使って身体を元に戻し、サノスを追放し、宇宙征服を試みた。サノスはガントレットを奪い返すためにヒーローたちと一時的に手を組んだ。ネビュラはサノスが行った破壊と殺戮を元に戻すために全宇宙を24時間前の状態に戻した。すると以前にサノスが封印した宇宙の神々も解放されてしまい、彼らは一斉にネビュラを攻撃した。この間にアダム・ウォーロック(英語版)とシルバーサーファーはソウル・ワールドへ入り、6つのインフィニティ・ジェム調和を乱し、ネビュラはガントレットを落とした。その後ガントレットはウォーロックが回収し、ネビュラはスターフォックス(英語版)によって捕らえられ、裁判のためにタイタン(英語版)へと連れて行かれた。 後にネビュラはタイタンの刑務所でファイアロードと遭遇した。ネビュラはギーターによって刑務所から脱出させられ、ドクター・マンディバスによってサイボーグ化させられた。彼女はアンヴィル宇宙刑務所から海賊仲間を脱出させようとしたが、シルバーサーファーとジャック・オブ・ハーツ(英語版)により妨害された。彼女は逃亡の際にクルーを殺害した。
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インフィニティ・ガントレット(レプリカ)
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「アスガルド (マーベル・シネマティック・ユニバース)」の記事における「インフィニティ・ガントレット(レプリカ)」の解説
“インフィニティ・ストーン”の力を最大限に発揮できる金色のグローブのレプリカ。本物と異なり右手用となっており、そのためかヘラには即座にレプリカと見抜かれた。
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固有名詞の分類
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