うちむら かんぞうとは? わかりやすく解説

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うちむら‐かんぞう〔‐カンザウ〕【内村鑑三】


内村鑑三 うちむら かんぞう

内村鑑三の肖像 その1
内村鑑三の肖像 その2
万延2年2月13日昭和5年3月28日(1861~1930)

東京生まれ。宗教家、思想家。父は高崎藩士。札幌農学校卒業後、農商務省等を経て米国へ留学帰国後の明治23年1890第一高等中学校嘱託教員となる。24年(1891)教育勅語奉戴式で拝礼拒んだ行為不敬事件として非難され退職以後著述中心に活動した33年(1900)「聖書之研究」を創刊し聖書研究既存教派によらない無教会主義唱える日露戦争時には非戦論主張した主な著作は『日本及び日本人』(1894 後の『代表的日本人』)、『余は如何にして基督信徒となりし乎』(1895)等。

キーワード 宗教家
著作等近代デジタルライブラリー収載
  1. 未来観念の現世に於ける事業に及ぼす勢力 / 内村鑑三著 警醒社, 明25.10 <YDM21304>
  2. 求安録 / 内村鑑三著 福音社〔ほか〕, 明26.8 <YDM20369>
  3. 基督信徒の慰 / 内村鑑三著 警醒社, 明26.2 <YDM20544>
  4. コロムブス伝 / 内村鑑三編 福永文之助, 明26.2 <YDM7672>
  5. 路得記 / 内村鑑三著 福音社, 明26.12 <YDM21807>
  6. 地理学考 / 内村鑑三著 警醒社書店, 1894 <YDM22137>
  7. 伝道の精神 / 内村鑑三著 警醒社, 明27.2 <YDM21048>
  8. 警世雑著 / 内村鑑三著 民友社, 明29.12 <YDM20611>
  9. 後世への最大遺物 / 内村鑑三述 便利堂, 明30.7 <YDM20631>
  10. 地人論 / 内村鑑三著 . 訂正版2版 警醒社書店, 1897 <YDM22105>
  11. 月曜講演 / 内村鑑三著 警醒社, 明31.4 <YDM102095>
  12. 小憤慨録. [1], [2] / 内村鑑三著 少年営業部, 明31 <YDM20748>
  13. 英和時事会話 / 内村鑑三編 東京独立雑誌社, 明32.11 <YDM84151>
  14. 外国語の研究 / 内村鑑三著 東京独立雑誌社, 明32.5 <YDM76603>
  15. 後世への最大遺物 / 内村鑑三著 東京独立雑誌社, 明32.12 <YDM20630>
  16. 偉人と読書 / 内村鑑三編 山県図書館, 明33.9 <YDM101459>
  17. 警世雑著 / 内村鑑三著 . 改版 東京独立雑誌社, 明33.5 <YDM20612>
  18. 興国史談 / 内村鑑三著 警醒社書店, 1900 <YDM23>
  19. 宗教座談 / 内村鑑三著 東京独立雑誌社, 明33.4 <YDM20707>
  20. 独立雑談 / 内村鑑三著 聖書研究社, 明34.6 (独立叢書 ; 第1編) <YDM21070>
  21. 基督信徒の特徴 / 内村鑑三著 . 2版 日本学基督教青年会同盟, 明35.2 <YDM20543>
  22. 独立清興 / 内村鑑三著 警醒社, 明35.5 (独立叢書 ; 第2編) <YDM21071>
  23. 基督教講演集 第1集 / 内村鑑三述 警醒社, 明36.12 <YDM20442>
  24. 約百記 従第一章至第七章 / 内村鑑三注 聖書研究社, 明37.8 (角筈聖書 ; 巻之1) <YDM21800>
  25. 基督教問答 / 内村鑑三述 聖書研究社, 明38.2 (角筈雑書 ; 巻之1) <YDM20517>
  26. 保羅の復活論 / 内村鑑三編 聖書研究社, 明40.9 (聖書短篇 ; 第1) <YDM21151>
  27. よろづ短言 / 内村鑑三著 警醒社, 明41.6 <YDM21422>
  28. 櫟林集 第1輯 / 内村鑑三編 聖書研究社, 明42.1 <YDM102461>
  29. 近代に於ける科学的思想の変遷 / 内村鑑三著 聖書研究社, 明43.3 <YDM202036>
  30. 洪水以前記 / 内村鑑三著 聖書研究社, 明44.7 <YDM21587>
  31. 独立短言 / 内村鑑三著 警醒社, 明45.7 (独立叢書 ; 第3編) <YDM21072>

(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の近代日本人の肖像」の内容を転載しております掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)

内村鑑三


内村 鑑三 (うちむら かんぞう)

1861〜1930 (文久元年昭和5年)
宗教家日本人にとってキリスト教追求門下生からは人材排出した
明治・大正期キリスト教伝道者高崎藩の子として江戸小石川生まれる。官費生として札幌農学校在学中受洗以後キリスト教伝道尽くす。1884年明治17渡米88年帰国した後、第一高等中学校嘱託教員時に教育勅語奉読式での態度不敬非難され依願解職。妻も亡くし困窮の中「余は如何にして基督教となりしか」などの著作著わす97年万朝報記者となり、日露戦争や、渡良瀬川鉱毒事件批判翌年東京独立雑誌」を創刊無教会主義唱えて自宅聖書講読会を開き、会からは多く人材輩出した

 年(和暦)
1862年 (文久2年) 生麦事件 1才
1863年 (文久3年) 薩英戦争 2才
1867年 (慶応3年) 大政奉還 6才
1868年 (明治元年) 鳥羽・伏見の戦い 7才
1869年 (明治2年) 版籍奉還 8才
1871年 (明治4年) 廃藩置県 10
1871年 (明治4年) 解放令 10
1873年 (明治6年) 徴兵制布告 12
1876年 (明治9年) 廃刀令 15才
1877年 (明治10年) 西南戦争 16才
1877年 (明治10年) 東京大学設立 16才
1882年 (明治15年) 上野動物園開園 21
1883年 (明治16年) 鹿鳴館完成 22才
1889年 (明治22年) 大日本帝国憲法発布 28
1894年 (明治27年) 日清戦争 33才
1903年 (明治36年) 江戸開府300年 42
1904年 (明治37年) 日露戦争 43
1907年 (明治40年) 足尾銅山暴動 46
1910年 (明治43年) 韓国併合 49
1918年 (大正7年) 米騒動 57
1923年 (大正12年) 関東大震災 62
1928年 (昭和3年) ■初の普通選挙実施 67


田口 卯吉 1855年1905年 (安政2年明治38年) +6
浅井 忠 1856年1907年 (安政3年明治40年) +5
高木 正年 1856年1934年 (安政3年昭和9年) +5
快楽亭 ブラック 1858年1923年 (安政5年大正12年) +3
田中 長兵衛 1858年1924年 (安政5年大正13年) +3
妻木 頼黄 1859年1916年 (安政6年大正5年) +2
Bigot G. 1860年1927年 (万延元年昭和2年) +1
二葉亭 四迷 1864年1909年 (元治元年明治42年) -3
津田 梅子 1864年1929年 (元治元年昭和4年) -3
夏目 漱石 1867年1916年 (慶応3年大正5年) -6
幸田 露伴 1867年1947年 (慶応3年昭和22年) -6


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