二葉亭 四迷とは?

ふたばてい‐しめい【二葉亭四迷】


二葉亭四迷 ふたばてい しめい

二葉亭四迷の肖像 その1
元治元年2月明治42年5月10日(1864~1909)

東京生まれ小説家翻訳家東京外国語学校露語中退明治20年(1887)坪内逍遥のすすめで、近代小説先駆とされる言文一致体の『浮雲』を発表。さらにツルゲーネフの『あひびき』『めぐりあひ』(1888)を翻訳した。32年(1899)に東京外国語学校教授となったが35年(1902)辞職大陸に渡る。37年(1904)に大阪朝日新聞社入社39年(1906)に『其面影』、40年(1907)に『平凡』を東京朝日新聞連載41年(1908)特派員としてペテルブルグ派遣されるが、肺結核となり帰国途上死去した。

キーワード 文学者
号・別称 長谷川辰之助(はせがわたつのすけ)
著作等(近代デジタルライブラリー収載
  1. 新編浮雲. [1], [2], [3] / 二葉亭四迷著 金港堂, 明20-24 <YDM92932>
  2. 片恋 / ツルゲーネフ著 ; 二葉亭四迷訳 春陽堂, 明29.11 <YDM100918>
  3. 世界語 / 長谷川二葉亭(辰之助)著 彩雲閣, 明39.7 <YDM84661>
  4. 世界語読本 / ザメンゴフ著 ; 長谷川二葉註釈 彩雲閣, 1906.8 <YDM300683>
  5. 其面影 / 二葉亭四迷著 春陽堂, 明40.8 <YDM94351>
  6. 浮草 / ツルゲネフ著 ; 二葉亭四迷(長谷川辰之助)訳 金尾文淵堂, 明41.9 <YDM100835>
  7. カルコ集 / 二葉亭四迷訳 春陽堂, 明41.1 <YDM100931>
  8. 血笑記 / アンドレーエフ著 ; 二葉亭四迷訳 易風社, 明41.8 <YDM100974>
  9. 平凡 / 二葉亭四迷著 如山堂, 明41.3 <YDM95274>
  10. 乞食 / ゴーリキー著 ; 二葉亭四迷訳 彩雲閣, 明42.8 <YDM101005>

(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の「近代日本人の肖像」の内容を転載しております掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)

二葉亭 四迷 (ふたばてい しめい)

1864〜1909 (元治元年明治42年)
小説家翻訳家ペンネーム父親文学志望を罵って言った「くたばってしめい」から。ロシア写実主義文学紹介
明治期小説家翻訳家本名長谷川辰之助江戸生れ東京外国語学校露語科を中退した後、坪内逍遥のすすめで1886年明治19)独自の写実理論小説総論」を発表。ついで書かれた小説浮雲」は、写実主義描写言文一致文体文学者たちに影響与えた。しかし、「浮雲」は途中で挫折し、「其面影」「平凡」の発表後筆を折った。朝日新聞特派員としてロシア赴任志願、船での帰途肺結核客死した。

 年(和暦)
1867年 (慶応3年) 大政奉還 3才
1868年 (明治元年) 鳥羽・伏見の戦い 4才
1869年 (明治2年) 版籍奉還 5才
1871年 (明治4年) 廃藩置県 7才
1871年 (明治4年) 解放令 7才
1873年 (明治6年) 徴兵制布告 9才
1876年 (明治9年) 廃刀令 12
1877年 (明治10年) 西南戦争 13
1877年 (明治10年) 東京大学設立 13
1882年 (明治15年) 上野動物園開園 18
1883年 (明治16年) 鹿鳴館完成 19才
1889年 (明治22年) 大日本帝国憲法発布 25
1894年 (明治27年) 日清戦争 30
1903年 (明治36年) 江戸開府300年 39
1904年 (明治37年) 日露戦争 40
1907年 (明治40年) 足尾銅山暴動 43


 人物
快楽亭 ブラック 1858年1923年 (安政5年大正12年) +6
田中 長兵衛 1858年1924年 (安政5年大正13年) +6
妻木 頼黄 1859年1916年 (安政6年大正5年) +5
Bigot G. 1860年1927年 (万延元年昭和2年) +4
内村 鑑三 1861年1930年 (文久元年昭和5年) +3
津田 梅子 1864年1929年 (元治元年昭和4年) 0
夏目 漱石 1867年1916年 (慶応3年大正5年) -3
幸田 露伴 1867年1947年 (慶応3年昭和22年) -3
山田 美妙 1868年1910年 (明治元年明治43年) -4

二葉亭四迷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 08:05 UTC 版)

二葉亭 四迷(ふたばてい しめい、1864年4月4日元治元年2月28日) - 1909年明治42年)5月10日)は、日本小説家翻訳家




  1. ^ a b c 桶谷秀昭『二葉亭四迷と明治日本』(文藝春秋、1986年)
  2. ^ 東京外国語学校史 外国語を学んだ人たち(不二出版)
  3. ^ 中村光夫「知識階級」日本ペンクラブ電子文藝館編輯室、2001年)
  4. ^ 二葉亭四迷全集9 岩波書店1965年版
  5. ^ 小説の書き方がわからなかったが坪内逍遥から「三遊亭圓朝 の落語のように書いてみたら?」と忠告を受けたことは、文学史上に欠かせないエピソードである。圓朝の落語、特にその速記が明治以降の日本語に大きな影響を与えた。
  6. ^ 1899年(明治32年)2月1日現在の在任者を収録した『職員録 明治卅二年 甲』印刷局、に名前が載る
  7. ^ 「ロシアに渡った日本人―江戸・明治・大正・昭和 ユーラシア・ブックレット」 セルゲイ・イリイチ クズネツォフ著、 荒井 雅子翻訳 (東洋書店)
  8. ^ Discover Singapore:The City's History and Culture Redefined by Susan Tsang, Marshall Cavendish, 2007, p92
  9. ^ 中村光夫 二葉亭四迷伝 講談社 p.352 1976年)
  10. ^ 中村光夫 二葉亭四迷伝 講談社 p.356 1976年)
  11. ^ 中村光夫 二葉亭四迷伝 講談社 p.361 1976年)
  12. ^ 中村光夫 二葉亭四迷伝 講談社 pp.361-362 1976年)
  13. ^ 中村光夫 二葉亭四迷伝 講談社 p.244 1976年)
  14. ^ 中村光夫 二葉亭四迷伝 講談社 p.364 1976年)


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