複数館体制へとは? わかりやすく解説

複数館体制へ(1980-)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 21:00 UTC 版)

水戸市立図書館」の記事における「複数館体制へ(1980-)」の解説

大町移転した1980年昭和55年以降図書館サービス拡充進んだ具体的に水戸市図書館協議会発足視聴覚資料貸出開始図書館行事活発化司書実習受け入れ開始などである。また1980年昭和55年4月運行開始した移動図書館こうぶん号」は実績好調市民からの拡充要求が相次ぎ国際障害者年翌年である1982年昭和57年5月2日には身体障害者向けに郵送貸し出し開始したこうした中、「読書文化復権」を掲げた佐川一信1984年昭和59年7月水戸市長に就任すると、実現こそしなかったものの2階建てバス購入して日本初2階建て移動図書館導入するという大胆な案を提示したり、菅原峻が代表を務め図書館計画施設研究所委託して水戸市図書館整備計画」を作成したりするなど図書館発展尽力した人事面では勤続22年ベテラン女性図書館職員館長任命して水戸市役所における女性課長への登用端緒切り開いた1985年昭和60年11月公表され水戸市図書館整備計画は、閲覧中心から貸出重視へ、学生・生徒学習室からの脱皮一部読書人書斎から全住民のものへ、数多くサービス・ポイントによる全域サービスの展開の4つ発展方向示し具体的に市内を3地区分け地区中心館を置き、各地区の中でも人口の多い地域に副中心館を置き、移動図書館サービスポイント公民館図書室などの地区図書館支えとともに地区内のコミュニティセンターとして機能持たせることを提案した。またサービス面ではコンピュータ導入提案した整備計画反映し1986年昭和61年6月に「水戸市第3次総合計画」が策定され地区中心館として2館の建設着手することが掲げられた。ここで建設決まったのは東部図書館西部図書館の2館であり、東部1989年平成元年4月26日に、西部1992年平成4年4月23日それぞれ開館した東部図書館開館前に大町水戸市立図書館1989年平成元年4月1日水戸市立中央図書館改称した。これと並行してサービス面の整備進み1986年昭和61年5月水戸ロータリークラブからの寄贈でビデオコーナーを設置し7月には広報紙くすのき」を創刊1989年平成元年4月2日には本格的にコンピュータによる貸し出し開始した図書館建設東西2館の整備をもって一段落したが、将来的には見和見川地区、千波・緑岡地区常磐地区常澄地区への地区図書館整備計画での「副中心館」相当)の建設目指していた。そして1994年平成6年6月の「水戸市第4次総合計画」に今後10年間に2つ地区図書館建設明記された。他方で、図書館行政力を入れていた佐川市長退任に伴い1994年平成6年)度の図書館予算前年から31.8%もカットされてしまった。 1999年平成11年2月1日には「水戸市立図書館基本計画」が策定された。この基本計画では「さまざまな人と人」、人と本との出会い生み出す開かれた図書館」を将来像据え見和常澄の2館新設位置付けた。そして2006年平成18年4月24日見和図書館が、2008年平成20年4月20日常澄図書館それぞれ開館した一方で移動図書館2008年平成20年3月31日をもって運行終えたサービス面では2001年平成13年8月1日図書館ウェブサイト開設し翌月1日より水戸市周辺14市町村対象とした広域利用開始した2003年平成15年7月1日には図書インターネット予約開始した続いて2009年平成21年2月10日に貴重図書インターネット公開開始した第5次水戸市総合計画実施計画位置づけられていた内原図書館は、2010年平成22年4月16日開館した。これにより水戸市では「ハード面整備終了」としている。 2012年平成24年)より水戸市立図書館指定管理者制度導入することについての検討始まり2016年平成28年4月1日より指定管理者制度導入され、まず東部西部見和常澄の4館が図書館流通センター運営移行した同時に中央図書館耐震工事のために長期休館入り休館中内原図書館中央図書館業務代行した中央図書館耐震工事の為休館している間は直営であった内原図書館中央の工事終了後2018年平成30年4月1日より図書館流通センター運営するようになった

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複数館体制へ(1996-)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 19:12 UTC 版)

美濃加茂市立図書館」の記事における「複数館体制へ(1996-)」の解説

1996年平成8年7月27日総工費9億円をかけて美濃加茂市東図書館開館した。これにより従来美濃加茂市立図書館美濃加茂市中央図書館となる。東図書館開館時よりジャン=フランソワ・ミレーの「晩鐘」やフィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」など絵画レプリカ収集始め当初100点保有していた。レプリカ借りた人は自宅居間で飾るなどして鑑賞し返却されてすぐに貸し出される作品もあったほど人気だった。2000年平成12年9月移動図書館そよかぜ号」の運用終了、これに代えて10月より宅配サービス運用開始し、2001年平成13年1月より図書館来館するのが難し高齢者障碍者対象本格的に実施した。また中央図書館では大活字本展覧会2000年平成12年7月開催した2001年平成13年6月図書館システム更新し、翌7月1日よりWeb OPAC運用開始した。これは美濃加茂市地域イントラネット事業一環で、市役所学校など40機関光ファイバー結ばれた2002年平成14年1月5日に、瑞浪市民図書館続いて岐阜県には2番目にインターネットからの予約開始したこの頃蔵書数中央図書館が約12冊、東図書館が約6であった同年3月には東図書館受験勉強続け志望校に合格した岐阜県立加茂高等学校卒業生2人お礼として図書のクリーニングボランティアを行い4月図書館ボランティア「e顔クラブ」(えがおクラブ)が発足した2008年平成20年4月23日、子どもの読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰受けた2009年平成21年8月6日三和コミュニティセンター北部分室設置し当日市長渡辺直由ら約80人が参加して開室が行われた。美濃加茂市北部の伊深・三和地区では美濃加茂市立図書館利用者が1.41%と低かったことから利用促そう設置したであった2011年平成23年4月1日には定住自立圏構想に基づき坂祝町坂祝町中央公民館図書室美濃加茂市立図書館システム統合同時に図書館公式サイトリニューアルした。2011年平成23年7月には貸出冊数を5冊から10冊に変更2013年平成25年4月にはWi-Fi設置東図書館平日夜開館開始日曜日開館日とするといったサービス向上行った2013年平成25年10月1日には図書館システムクラウド化し、セキュリティゲート導入した2017年平成29年3月31日時点の登録利用者数は41,538人でうち12,874人が美濃加茂市外の利用者であった2016年平成28年)度の美濃加茂市立図書館貸出冊数261,589冊で、最多貸出図書は、中央図書館では一般書東野圭吾人魚の眠る家』、児童書わかやまけんしろくまちゃんのほっとけーき』、東図書館では一般書又吉直樹『火花』児童書エリック・カールはらぺこあおむしであった

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