『火花』とは? わかりやすく解説

『火花』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 20:19 UTC 版)

又吉直樹」の記事における「『火花』」の解説

2015年1月7日、『文學界2月号に初の中篇小説『火花』(230)を発表し純文学デビュー又吉作品掲載効果により『文學界2月号の累計部数発売2日後で4部に達する。同誌が1933年創刊以来初となる重版がかかるほどの話題作となる。同年3月11日文藝春秋より『火花』の単行本発売発売直後から版を重ね3月16日時点で計35部に達したカバー25歳画家西川美穂2011年描いた作品「イマスカ」。これは又吉一目見るなり気に入り採用された。3月14日TBS『王様のブランチ』のブックランキングコーナーの特集出演し本作について共感できなくても芸人世界理解してほしい。」と語っている。 4月22日第28回三島由紀夫賞候補挙げられた。5月14日行われた選考会では、受賞作『私の恋人』(上田岳弘)との決選投票持ち込まれたが、3対2で敗れて受賞逃した選考委員辻原登は、「落ちるはずのない作品落ちた。2作受賞でも良かった」と述べている。 6月11日電子書籍版発売6月19日、第153芥川龍之介賞候補挙げられる7月16日本職お笑いタレント」として初の芥川賞受賞した単行本累計発行部数239部を突破した村上龍の『限りなく透明に近いブルー』を抜き芥川賞受賞作品として歴代第1位文藝春秋刊行物として歴代第2位単行本部数となったまた、電子書籍版10万ダウンロード突破し文藝春秋刊行物として歴代第1位となった芥川賞受賞作2作品全文掲載し受賞者インタビュー選考委員選評掲載される文藝春秋9月特別号8月7日発売)の発行部数は1103000部 で、綿矢りさ蹴りたい背中』、金原ひとみ蛇にピアス』の掲載され2004年3月号1185000部に次ぐ、同誌の歴代第2位記録となった8月21日芥川賞贈呈式開催されあいさつでは執筆活動芸人両立について「どっちが上ではなく両方必要」と述べた8月27日有料動画配信Netflix吉本興業によって映像化されることが明らかになる2016年Netflixによって独占配信される又吉は、出身校関西大学北陽高等学校大阪市)のサッカー部に、芥川賞賞金100万円で製作したユニホーム寄贈したYahoo!検索大賞 2015では、パーソンカテゴリーの作家部門賞受賞し、カルチャーカテゴリーの小説部門賞では「火花」が受賞した

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