第1シリーズより登場
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「GREGORY HORROR SHOW」の記事における「第1シリーズより登場」の解説
(僕) 声 - 茶風林 第1シリーズの主人公。妻子持ちのサラリーマン。 グレゴリー 声 - 茶風林 グレゴリーハウスの支配人の老ネズミ。物語の語り部であり、物語の重要な鍵を呟いては去っていく。人の心を弄ぶのが趣味で「ヒッヒッヒ…」という不気味な笑い声が特徴の老獪なキャラクターだが、主人公の道行に巻き込まれてそれなりに酷い目にも遭わされている。第3シリーズでは彼自身が主人公。 漫画版では少年時代に蒐集癖に目覚めたという設定が追加された。 グレゴリーママ 声 - 岡本章子 グレゴリーの母親。とても高慢な性格でいつもグレゴリーにきつく当たり、グレゴリーもいつか復讐しようと考えている。若さに対する執念は恐ろしく、この世に未練を残した魂を主食とし、若さを保っている。推定年齢800歳。トラップマウスのブローチ型発信機を拾ってしまいトラップマウスに襲われるなど、たまに酷い目に遭わされることもある。 ネコゾンビ 声 - 永澤菜教 かつては金持ちの貴族に飼われていたネコのゾンビ。主人の没落と共に悲運の道を辿る。目・口ともに何者かの手で縫い合わされており、全身にも縫い傷がある。ホテル内の鉄扉の石牢で片足を鎖につながれている。グレゴリーとは互いに憎み合っている様子。普段は概ね錯乱状態にあり、常にお腹を空かせており鉄をも食べてしまう。やってきた客に対して警告しこのホテルから一刻も早く出て行くよう促す。 漫画版では監禁されておらず、祭りでの金魚すくいの屋台で金魚をすくった竹ノ塚に「金魚を死なせたら部屋に遊びにいかせてもらう」と警告する。出て行くよう促すシーンはない。 キャサリン 声 - 井上彩名(第1、2シリーズ、ゲーム版) → 一木美名子(第3シリーズ以降) トカゲの看護婦。極度のヘマトフィリアで他人の血を採血するのが趣味。採血のためなら手段を選ばず、見境がない。恋多き女性でもあり、思いを寄せる相手に手製の弁当を贈ったりといじらしい一面もあるが、大抵の場合採血の欲求に勝てず失恋に終わる。 第4シリーズ「THE BLOODY KARTE」の主人公。 地獄のシェフ 声 - 大友龍三郎 グレゴリーハウスの料理長。体はろうそくで、常に持ち歩いている身の丈ほどの包丁は象の骨をも断ち切る。料理の味を濁すためタバコを嫌う。極度の被害妄想と強迫観念持ちで、自分の料理を粗末に扱う者は料理の材料にしてしまう。這うような低い声だがあまり口数は多くない。頭上の火を吹き消されると動けなくなってしまう。 ロストドール 声 - 松井菜桜子 なくした人形の「ケイティ」を求めてグレゴリーハウスを徘徊する少女。抱き上げると後ろにある顔を現し凶暴化する。自分がすでに人形と一体化しているという自覚がない。 漫画版では頭部が回転したあと巨大化する。さらに「好きな人を束縛したい」という我欲を持つようになった。 審判小僧 声 - 林田尚親 「ジャッジメーント!」と言う声とともに現れ、誠意と快楽にまつわる二択の課題を出して相手に選択を迫る。概ねの場合どちらを選んでも結果は散々である。天秤のような外観をしており、廊下の天井に設置されたレールに吊るされて移動する。 第3シリーズ13夜では列車の前に宙に浮かんだ状態で出現し、審判の結果を無視して直進してきた列車に轢かれ、その後の消息は不明(この後第16夜でバラバラになった審判小僧の身体が車内に積まれているが彼のものかは不明)。 研修生(声 - 幸野善之、千葉進歩)は、掛け声が速すぎたり声が裏返るなどの失敗をし、未熟な部分がある。 身辺の世話のために黒子のような生き物を従えているが、黒子は審判小僧たちの世話だけでなくルーレット小僧やプアコンダクターの照明やホテル全般の雑事をこなしている様子である。 また一般の審判小僧が「親分」と呼ぶ、全身が黄金で形作られた「審判小僧ゴールド」(声 - 林田尚親)が存在する。その問いは究極の二択とされ、他の審判小僧の行う裁定の比にはならないほど重いものである。また、研修の教官もしている。第4シリーズ第4話にてとある事故で死亡、その際に体が金メッキで構成されていたことが判明した。 ミイラ坊や 声 - 佐久間なつみ 頭に斧が刺さっている犬の子供。しかしそれに気づかず頭痛に悩んでいる。自分では病弱なのだと思っているが父親ともどもキャサリンの「治療」を受けて平然としていられるほどにタフ。 ミイラパパ 声 - 高木均 ミイラ坊やの父親。頭に靑龍刀が刺さっている。息子と同様、頭痛に悩んでいる。 カクタスガンマン 声 - 幸野善之 新たな客と見るや勝負を吹っかけるサボテンのガンマン。かつては革命軍のリーダーだった。実際はとても臆病。女性である第2シリーズの主人公には初対面で求愛し、さらに勘違いしてグレゴリーに勝負を挑んだ。 ルーレット小僧 声 - 浅田葉子 自身の頭がルーレットになっており、部屋に迷い込んだ相手を強制的に等身大のすごろくゲームに巻き込む。マス目ごとのイベントは落雷や爆発など酷い目に遭うものばかりである。 死神 声 - 広瀬正志 相手の未練を持っている鎌で断ち切ってくれる。たまに失敗することがあり、その場合は地獄のような苦痛を味わうらしい。妙な関西弁で話す。 クロックマスター 声 - 山野井仁 「時の支配者」を自称する時計の親父。時間を操る能力を持つが、いたずらに時間を歪めた挙句、相手の運命を余計にこじれさせてしまう結果になることが多い。普段はバーで飲んだくれている。 マイサン 声 - 伊藤舞子 クロックマスターの息子。父親と同じく時間を操る能力を持つ。まだ修行中の身ながらその才覚は父親以上で向学心も旺盛。 TVフィッシュ グレゴリーハウスの中を回遊する謎の電映魚。客の過去の記憶を顔のモニターに映し出す。TVフィッシュの画面に出力するためのカメラも存在する。 愛する息子 声 - 伊藤舞子 愛する妻 声 - 岡本章子 TVフィッシュが映し出した主人公の過去の記憶。 カエル占い師 声 - 鈴木勝美 グレゴリーハウスの専属占い師。誰を占っても不吉な結果しか出さず、その結果は必ず的中する(させる)。 老婆という設定だが、声優は男性(英語版では女性声優)。 エンジェルドッグ/デビルドッグ 声 - 佐久間レイ 光とともに現れ、客のピンチを脱出するように誘う。だが、気分次第でデビルドッグに変身し、地獄に落としてしまうこともしばしばである。 漫画版では変身するのではなく、エンジェルとデビルに分裂している。 ミラーマン 声 - 鈴木勝美 鏡の部屋に現れる真実を映し出す者。鏡の中には何者かが潜んでいる。 パブリックフォン 声 - 石川ひろあき 金の亡者と化した詐欺師の電話。高慢な性格で、金は札しか受け付けない。さらにどこにかけようが通販会社につなぎ、もらった金で飲みにいってしまう。 第3シリーズで無断でグレゴリーママの名を騙り、本人に破壊される。 インコ 声 - 雪野五月 隠し部屋の管理人のインコ。グレゴリーのことを「薄汚いネズミ」と嫌っている。関西弁で話す。 キンコ 声 - 石川ひろあき インコと共に隠し部屋の管理をしている。その口調のせいでインコにどつかれている。主人公の落としていったという「ハート」をずっと守っており、グレゴリーの命令でも絶対に扉を開かなかった。 ブラックダック 声 - 1号:千葉進歩 2号:雪野五月 ジェットコースター「スピードマウス」の管理人。コースターのレールが壊れ転落事故を起こしてもなお整備を怠り、全く気に留めていない。語尾に「がー」とつけ、秋田弁に近い(あるいはアヒルであることを意識した)言葉で話す。 干からびた死体 声 - 松尾貴司、河相智哉 外に出ると身体が風化してしまうため普段は墓の中で酒をのんでいる死体。生身の身体をもつ者が来るのを待っている。 漫画版では寝たまま干乾びた男性の死体そのものになっており会話はするが歩行などは一切しなくなった。 トイレット小僧 声 - 雪野五月 トイレトレーニングがうまくいかず便器と一体化した(ガイドブック等ではこのように記載されているが、第2シリーズ15夜では彼が単体で登場するシーンがある)男の子。物凄い形相で「キィィィィ」と叫びながらトイレットペーパーを吐き出し自身が便器に流れる。近づくと便器から飛び出し便器に引きずりこまれ異次元に送られる。 ハニワサラリーマン 声 - 松尾貴司 現実のサラリーマン達のなれの果て。会社に通勤することだけが全てになっている哀れな男。その名の通り埴輪のような顔をしている。 漫画版では第4話で銃を構えているポーズでカメオ出演。
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