料理部メンバーと関係の深い生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:50 UTC 版)
「群れなせ!シートン学園」の記事における「料理部メンバーと関係の深い生徒」の解説
馬縞 クロエ(ましま クロエ) 声 - 青山吉能 ポニーテールのグレビーシマウマのメス。第2話で初登場。 お嬢様口調の高飛車な一面もあるものの、根は誠実で義理堅い。大所帯であるウマの群れのリーダーだったが、シマウマがロバの仲間であることを大勢の前でジンに指摘され、気まずさのためにウマの群れからロバの群れへ移った。群れのオスロバ達に勧められて始めたMTDで才能を開花させ、世界チャンピオンにまで登り詰め名を馳せるとともに、自身がロバであることを誇れるようになった。MTDを始めてからは日々足技を磨いており、彼女のキックの破壊力は凄まじいものとなっている。 ランカの厚意により部室の一角を間借りさせてもらっており、ジン以外の料理部のメンバーとは良好な関係を築いているほか、時折料理部の活動を手伝っている。 馿馬 ノバ(ろば ノバ)、兎馬 キャン(とば キャン) 声 - 浜田洋平、若林佑 クロエの群れのアジアノロバのオス。第2話で初登場。 メガネを掛けた2頭組で、一見オタク然としているがノリはやたら軽い。2頭ともクロエに想いを寄せているが、躱されている。 ノバは馬の群れに居づらくなって1頭でいたクロエに初めて声をかけてあげたロバであり、キャンは腹筋がすごい。シー学園での漁業体験のときクロエと一緒に船から落ちて無獣島にたどり着き、4日間一緒に生活することになり、その際にクロエからトキめかれており、これまでもこれからもずっと一緒と言ってもらえる。 獅子野 キング(ししの キング) 声 - 杉田智和 ライオンのオス。第12話で初登場。 肉食獣でありながら草食獣であるインパラのシホに恋をしたことで、異種族間カップル(と学園内では認識されている)のジンとランカに相談を持ちかける。紆余曲折の末にアプローチをなんとか果たすものの、波乱万丈な恋路に苦悩の日々を過ごすことになり、落ち込むたびにたてがみが抜け落ちる様を周りからは「ハゲ」呼ばわりされてしまっている。喧嘩はライオンの中でも並ぶもののないほどに強く、イエナとは拳を交わし、時には共闘する間柄となっている。 ライオンの中でも相当の「フサメン」(=人間でいうイケメン、たてがみが立派なほどモテる)であり学園の一室でハーレムを築いていたが、メス達からはハゲてしまったことを惜しまれている。ジンのことはシホとの間を取り持ってくれた恩人として、窮地の際には助けに駆けつけている。ジンは彼を「クソキング」と呼んでおり、作中においてジンが名前で呼んだことがある動物はランカと彼のみ(『クソ』は付くが)である。 シホの両親にご挨拶したときは、シホの父・伊原ゼモ(声 - 津田健次郎)からインパラトーナメントに出場し優勝することを付き合う条件とされたことで出場し、5年連続優勝のゼモに3分で勝利する。ゼモに自身の誠実な気持ちを伝え、野獣ではなく紳士として認められかけるが、最後の一言が災いしシホの両親から蹴り飛ばされる。 伊原 シホ(いはら シホ) 声 - 高野麻里佳 陸上部で活動するインパラのメス。第12話で初登場。 当初は発情期でないことを理由にキングからの告白を一旦断るも、キングの人柄に惹かれ、交際を始めることになる。なんだかんだありながらも両想いの関係まで辿りつき、ゾッコンといえるまでに至っているが、なんだかんだと邪魔が入り一線は越えられずにいる。キングを傷つけたバーバリライオンにも臆せず立ち向かう気丈さと真っ直ぐさを持つが、キングの周りにメスライオンの影が見えると嫌がるなど、独占欲や嫉妬深い一面も垣間見せる。マナコとは陸上部で切磋琢磨する良き友達となっている。 発情期になったときは、キングと交尾する前に両親に会うよう彼にお願いし、彼を両親(母(声 - 小原好美)に会わせる。 肌野 ミキ(はだの ミキ) 声 - 田村ゆかり 生徒会長を務めるハダカデバネズミのメス。第13話で初登場。 種族特有の価値観である「服を着ていることは破廉恥、裸が健全な姿」との信条から、生徒会室などの他者の目がない場所では下着姿で過ごしており、地上では服を着なくてはならない羞恥心に耐えながら職務に励んでいる。学園の秩序を乱そうとする行為(特に異種族交流)を許さない方針を掲げており、(ジン本人は望んでいないにも関わらず)その象徴となっているジンを敵視し、監視下に置いていたが、料理部のメンバー達と関わった動物達の姿を通じて学園の雰囲気が良くなったことに気付き、考えを改めている。 取り巻きとしてかなりの数のオス個体(声 - 浜田洋平、井上雄貴)がおり、地下では皆ブリーフ一丁の姿で過ごしている。女王である会長を慕っていることは共通するものの、一匹一匹が非常に個性豊かであり、賑やかな群れとなっている。 ランカの父に対しては強い好意を抱いている。 斑刃 イエナ(まだらば イエナ) 声 - 津田美波 喧嘩にめっぽう強いブチハイエナのメス。第14話で初登場。 自身の勘違いや父(声 - 津田健次郎)との認識齟齬から、自分はオスである、と頑なに信じており、メスだと言われること指摘されることを何より嫌っていたが、ジンの知識によりメスだと自覚させられてからは自身の性に苦悩するようになる。美容師の兄(声 - 若林佑)から髪型をメスらしくされ、一度は服装や言動の矯正を試みたものの、メイメイに好きなように生きることを諭され、オスとして生きるスタイルに戻っている。 メスながらもボーイッシュな外見や男気溢れる立ち振る舞い、喧嘩上等な性格で同種族からはオスメス問わず人気があるが、本人は孤独を美徳としており群れには入っていない。好戦的で日常的にオスライオン達を蹴散らしており、メイメイの保護機関エージェントであるビントロングやマンモスのマンといった格上の相手にも臆せず挑んでいくほか、キングとは互いに強さを認め合う仲となる。自意識的にはオスであるため、メスらしさを見込んでヒトミに師事したことをきっかけに想いを寄せるようになっている。アンとはヒトミを巡って勝負したこともあり、お互いに友達になる。 父と兄には本心では普通の女性らしく過ごして欲しいと願われていて、スカートやドレスなどおしゃれな衣類を用意されるが、時代の流れで性的マイノリティにも寛大な姿勢で男優りの生き方も認められている。 母は死別したが、亡母について父はハイエナとして強かったと語っており、完全に亡母を踏襲している。 愛島 ユビル(あいしま ユビル) コンプレックスを抱えたアイアイのオス。第15話で初登場。 種族の生態から自らを「闇の者」と称しており、メイメイのような「光の者」に近寄られると溶かされてしまう。ジンのクラスメイトであり、体育の時間に自身のコンプレックスである指を気にすることなく手を握ってくれたジンに想いを寄せるようになるが、その様を恋敵にあたる長鹿兄からは「妄想恋愛中毒君」と罵られている。ジンの貞操を守ろうと長鹿兄とは度々衝突するも、傍目にはストーカー仲間のような間柄となってしまっており、ジンの窮地を救わんと結託する様を目撃したキリに「友情の芽生え」と妄想されてしまっている。 コンプレックスを抱え悩む一方で、同じ闇を抱える同種族達と「黒魔術研究会」を立ち上げているが、同族以外の友達ができた様を仲間たちから「ユビル氏、リア充化」「浄化されしユビル」などとやっかみを受けてしまっている。 長鹿 ネク&長鹿 キリ(ながしか -) 声 - 市川蒼(ネク)、高尾奏音(キリ) 2人そろって変わった性癖を持つキリンの兄妹。第18話で初登場。 ネクはキリンの中でも図抜けたプレイボーイであり、普通の恋愛では物足りなくなり、アブノーマルな恋愛を求めてジンに想いを寄せるようになる。ジンに対しては「健気なまでの受け」であり、拒絶されても熱いまなざしを向け続けているが、ユビルからは「性欲の化け物」と罵られている。 妹・キリはショートカットで長いスレンダーな美少女だが、中身はBL趣味を隠そうともしない腐女子であり、兄の恋路も応援するスタンスこそ取っているものの、兄がジンに拒絶されている場面ですら妄想して楽しんでしまっている。 風風(フォンフォン) 声 - 齋藤彩夏 メイメイの付き人兼ボディーガードを務めるレッサーパンダのオス。第23話で初登場。 小柄な見た目とは裏腹の超一流エージェントであり、メイメイの安寧な日常生活は彼をはじめとする護衛達の様々な裏工作のおかげでもある。任務遂行中はサングラスを身に着ける。メイメイに付き添う形で学園の一生徒として在籍しており、普段は自由奔放なメイメイのわがままに振り回されているが、時折ドライでビジネスライクな一面も垣間見せている。 鏡 マナコ(かがみ マナコ) 声 - 佐倉綾音 尋常でないほどに照れ屋なメガネザルのメス。第26話で初登場。 些細なストレスで自殺を試み、嬉しさといった感情の昂ぶりですら自殺を図ろうとする厄介な本能の持ち主。メイメイのファンであり、友達になろうとしたメイメイを苦戦させるが、ミユビの叱咤と励ましをきっかけに自身の衝動をコントロールできるようになった。ほどなくして自身のジャンプ力を活かせる陸上部へ入部し、シホとは切磋琢磨する良き友達となっている。 ハツネ ハツカネズミのメス。第60話で初登場。 1年程度しか生きられないため、何にでも全力で生き生きしている。ミユビと友達になり、ミユビにたくさん楽しいことを教え、ミユビからは憧れの存在になっている。ミユビの真似をしてしばらく空を眺めてみると、生まれて初めてのんびりとした気持ちになる。その数日後に亡くなり、ミユビから号泣される。死後は天国で暮らしており、死んだミユビとたまに会うことがある。 大浮 ボノ 海棲哺乳類ながらシートン学園に通うカリフォルニアラッコのオス。第61話で初登場。 肩身の狭い日々に疲弊しシー学園への転校を希望していたが、ある日ジンと出会い、ラッコに対するジンの批評を聞いたランカが言葉足らずで励ました結果、ジンは自分を認めてくれたと誤解し思いを寄せるようになる。 カナの脱皮した皮を固めてお気に入りの持ち石としていたが、ジンに惚れてからはジンの爪をゴミ箱から集めて石を作ろうと暗躍しており、監視していたユビルや長鹿兄をもドン引きさせている。 豚田(とんだ) ブタのオス。第65話で初登場。 キレイ好きで知能が高く病気に強い。同類のブタのメスからはモテている。ユカリに恋心を抱いており、告白するが振られる。 ブタを指す言葉は汚いものばかりで自分自身ずっとブタであることを恥じていたが、ユカリがコアラの食性を恥じることなく受け入れてどんなときも明るく堂々と生きている姿を見て、自分がブタであることを恥じなくなる。ユカリからはまずはお友達からと言われる。 ツチオ アードウルフのオス。第96話初登場。 ハイエナの中でも一番小さいシロアリ食の種類で、嚙む力はほとんどなく歯も貧弱。シロアリの採食する音を頼りに居場所を探し出せるほど耳がいい。 ライオンの群れを1頭で蹴散らすハイエナのイエナに憧れて、弟子入りを志願する。 ヤクの獣たちに鍛えられ、マッチョになる。
※この「料理部メンバーと関係の深い生徒」の解説は、「群れなせ!シートン学園」の解説の一部です。
「料理部メンバーと関係の深い生徒」を含む「群れなせ!シートン学園」の記事については、「群れなせ!シートン学園」の概要を参照ください。
- 料理部メンバーと関係の深い生徒のページへのリンク