公式戦の残り試合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 06:23 UTC 版)
「ABCフレッシュアップベースボール」の記事における「公式戦の残り試合」の解説
ABCラジオでは2009年まで、ナイターオフ編成に入る10月にも、クライマックス・セ(2006年以前は日本シリーズ)が始まるまで阪神の未消化試合を『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』として自社制作で可能な限り中継していた。ただし、予備日開催の最終戦(対中日戦、スカイマークスタジアムでのナイトゲーム)を放送できなかった2008年10月12日のように、放送権や編成上の事情で中継できない試合も存在していた。 しかし、2010 - 2013年のナイターオフ編成においては、後述の2011年の事例を除いて、優勝チーム決定かつ、阪神のクライマックスシリーズ進出有無が決定した場合は、原則として残りの試合は阪神戦であっても中継しなくなった(一方で競合局のMBSは2010年以降のナイターオフ編成においても、日曜デーゲームでなければ中継している)。ただし、CBCやRCCといったビジターチーム側の地元局が、ABCで中継されない阪神主催試合を中継する場合、ABC制作でこれらの局へ向けた裏送りは行っていた。特に2013年においては、それまで消化試合の放送に消極的であったCBCも中日の最終戦まで中継を行ったため、関東以外の球団所在地地元局では唯一消化試合の中継を原則行わなかったことになる。なお、2014年と2015年は阪神の最終戦まで中継を行ったが、2016年以降は再びナイターオフ編成下の残り試合は中継しない方針に戻った。 本来月曜・金曜・土曜・日曜はNRNナイターの曜日であるが、シーズンオフ期間に雨天中止の場合の予備カードを設定する場合は、これらの曜日でもJRN系列局制作のものとなることが多い。自社制作の試合では、ネット局がない場合は原則として本来のシーズン中の曜日の速報チャイムを使用するが、2011年10月10日(月曜)の対巨人戦(東京ドーム)ではABC・MBS共にJRNの速報チャイムを使用していた(どちらかの局の不手際と思われる)。また、2011年10月15日〜16日(土・日曜)の対広島戦(甲子園)はネット相手のRCCがABC同様クロスネット局のため、NRNのチャイムを使用した。2011年10月20日(木曜)の対横浜戦(甲子園)dはNRN扱いの広島対中日戦(マツダ。RCC制作・SFにもネット)が予備カードとして編成された(MBSが予備カードを設定しなかったことと、CBCでの中継予定がなかったため)。 以下では2010年以降で、ナイターオフ編成期の前後に阪神が未消化の公式戦を残していた場合の対応を記す。 2010年:ナイターオフ編成に入った10月4日の時点で3試合を残していたが、いずれも中継を見送った。同月1日に中日のセ・リーグ優勝が決定したことに加えて、阪神もクライマックス・セへの進出を確定していたことによる。 2011年:3月11日に発災した東日本大震災の影響でレギュラーシーズンの開幕が4月中旬にまで延期されていたため、ナイターオフ編成に入った10月3日の時点で多数の試合を残していた。このため、ナイターオフ期間限定のレギュラー放送を予定していた『おっちゃんラジオ』(2010年度まで放送された長寿番組の『歌謡大全集』に代わる番組)の開始を日本シリーズの終了後(11月22日)まで繰り下げる代わりに、レギュラーシーズンの残り試合を放送できる体制を採った。その結果、この年は高校野球期間中の阪神戦デーゲームがなかったうえ、オフ編成突入後も順調に日程を消化したため、阪神の公式戦全144試合の中継を達成した。ちなみに、阪神のクライマックス・セ進出の可能性が消滅した10月16日の中継からは、シーズンの名場面を伝える実況音源を中継で随時再生していた。この期間の火曜から金曜に中継予定試合が予備も含めて中止となった場合は、『フレッシュアップベースボール』のスタジオバージョンを放送することになっていたが、元から試合開催予定がない場合は、『パーソナリティ秋の交流戦』などの単発番組を放送して繋いだ。一方で、この期間の土・日・月曜は予備カードの補充はせず、通常の定時番組を放送することになっていた。 2012年:ナイターオフ編成に入った10月1日の時点で3試合を残していたが、実際に中継したのは、金本知憲の引退試合でもあった最終戦(同月9日の対DeNA戦)のみであった。9月21日に巨人のセ・リーグ優勝が決定していたことに加えて、阪神のクライマックス・セ進出の可能性も消滅していたことによる。 2013年:ナイターオフ編成に入った9月30日の時点で6試合を残していたが、MBSが全試合を中継したのに対して、ABCでは基本としてナイターオフ番組の放送を優先した。同月22日に巨人の優勝が決定したことに加えて、阪神も24日にクライマックス・セへの進出を3年振りに確定させていたことによる。ただし、10月1日の対中日戦については阪神主催試合のため、ABC制作でCBC向けの裏送りを実施。阪神にとってシーズン最後の主催試合で桧山進次郎の引退試合でもあった同月5日(土曜日)の対巨人戦ナイトゲーム(甲子園)については、試合終了後に引退セレモニーを実施した関係で、試合終盤の21:00からセレモニー終了後の21:55まで特別に中継した。 2014年:ナイターオフ編成に入った9月29日の時点で3試合を残していたが、前年までの方針とは一転して、『武田和歌子のぴたっと。』『堀江政生のほりナビ!』を短縮したうえで全試合を自社制作で中継した。この年は高校野球期間のデーゲームも高校野球開催順延の影響で中継しているため、2011年以来の阪神の公式戦全144試合中継を達成した。なお、この期間の予備カードは設定せず、中止の場合はナイターオフの定時番組を放送することになっていた。また、この年はオリックスがパ・リーグのレギュラーシーズン2位でクライマックス・パへ進出していたが、クライマックス・パの全試合まで中継したMBSと対照的に一切放送しなかった。 2015年:ナイターオフ編成に入った9月28日の時点で4試合を残していたが、前年と同じ編成の下で、全試合を自社制作で中継した。実際には10月2日の対ヤクルト戦(神宮)で、ヤクルトのセ・リーグ優勝が決定。この試合では、ABC・MBSとも自社制作で中継したにもかかわらず、両局ともJRNの速報チャイムを使用していた。10月4日の最終戦(甲子園の対広島戦)では、自社制作の中継(解説:桧山、実況:高野、ベンチリポート:山下)を、RCCでも相互ネット方式で放送する予定だった。しかし、阪神と広島がクライマックス・セへの進出権を争っていたことを背景に、RCCが急遽甲子園球場に中継スタッフを派遣。結局、ABC制作分中継の相互ネットから、自社制作・ABCの技術協力におる中継(解説:山崎隆造、実況:石田充、リポート:一柳信行)に切り替えた(速報チャイムはABC・MBS・RCCともNRN用を使用)。 2016年:ナイターオフ編成に入った9月26日の時点で、3試合を残していた。『ほりナビ!』については、『堀江政生のほりXナビ』( - ほりなびクロス)に改題したうえで、放送枠を18:00 - 21:00に変更した。阪神は同月17日の対DeNA戦に敗れたことでクライマックス・セへの進出を逃していたが、公式戦の残り試合のうち、27日(火曜日)の対ヤクルト戦(甲子園)を『堀江政生のほりXナビスペシャル』として中継。堀江も、甲子園球場の放送席からゲストとして出演した。ただし、30日(金曜日)・10月1日(土曜日)の巨人戦(甲子園)については、編成上の事情で中継を放送しなかった。 2017年:ナイターオフ編成に入った10月2日の時点で中日との2試合(5日と10日にナイトゲームとして甲子園で開催)を残していたが、いずれの試合も中継せず、『伊藤史隆のラジオノオト』(3日から始まった『堀江政生のほりXナビ』の後継番組)の生放送に充てた。9月18日に広島のセ・リーグ優勝が決定したことに加えて、阪神も28日にクライマックスシリーズ進出、30日にレギュラーシーズン2位(3位・DeNAとの対戦による甲子園でのクライマックスシリーズ・ファーストステージ開催)が相次いで確定したことによる。 2018年:ナイターオフ編成に入った10月1日の時点で、例年以上にレギュラーシーズンの未消化試合を残していた。さらに、阪神のクライマックス・セ進出の有無が確定していなかったため、自社制作で中継を継続。しかし、阪神は4日の対ヤクルト戦を終えた時点でクライマックス・セへの進出の可能性が完全に消滅したため、7試合を残して中継を打ち切った。翌5日から、『ラジオノオト』シーズン2の放送を開始。 2019年:ナイターオフ編成に入った9月30日(月曜日)に、8月28日に開催を予定しながらグランドコンディションの不良によって中止になっていた対中日戦が、阪神のレギュラーシーズン最終戦として組み込まれた。中日・阪神の両球団で活躍した高橋聡文の引退試合および、この年限りで阪神を退団することが決まっていた鳥谷敬の阪神におけるレギュラーシーズン最後の試合でもあったが、当番組では試合途中の19:00から中継を開始した。在京局制作のスポンサー付き事前収録番組(TBS制作の通年番組『ミラクル・サイクル・ライフ』とLF制作のナイターオフ限定番組『菊正宗ほろ酔いイブニングトーク』月曜分)が18時台に編成されていたことによる措置で、当初は21:00までの2時間を中継枠に設定していたが、実際には中継を延長したうえで試合終了まで放送した(阪神はこの試合の勝利によってクライマックス・セへの進出が確定)。ABCでは本来、レギュラーシーズン中の月曜日(阪神戦を中心にNPBのナイトゲームが組まれた場合)にNRNナイターを担当するが、TBSがJRNナイターの配信業務から撤退した2018年以降は、撤退前の制約が緩和されているため、月曜日とナイターオフ期間の金 - 日曜日は、ABCとMBSがJRN・NRN並列加盟である特性を生かしてMBSの間でJRN担当とNRN担当を交換する余地が生じている。このため、本来は中日の地元局でNRNシングルネット局のSFと、JRNシングルネット局のCBCのいずれかでも相互ネットで中継することが可能だったが、在名2局が放送を見送ったため、ABC・MBSとも関西ローカル向けに放送した。 2020年:新型コロナウイルス感染拡大の影響でNPBのレギュラーシーズンが11月上旬にまで延長されていることを踏まえて、火 - 金曜日のナイトゲーム中継枠におけるナイターオフ番組(『ラジオで虎バン!』『伊藤史隆のラジオノオト』)を、当初の全日程終了翌日であった11月6日(金曜日)から生放送。阪神は同日の時点で3試合を残していたが、藤川球児がこの年限りでの現役引退を表明していたことから、藤川の引退試合として11月10日に甲子園球場で開催された対巨人戦(甲子園)と試合後の引退セレモニーを『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル 藤川球児22年間ありがとう緊急特別番組』(実況:高野、解説:関本、ゲスト:道上)として18:00 - 22:24に放送した。中継のネットワーク体制については、10月以降も、原則としてJRN(火 - 木曜日)・NRN(金 - 日曜日)の割り当てを継続していた。金曜日の予備カードについては、JRNナイターの担当日と同じく、巨人戦を含めたセ・リーグの他カードの開催有無にかかわらずオリックス主催試合の自社制作中継を優先。オリックスのビジターゲームが対日本ハム戦(STVが中継を制作)・楽天戦(TBCがメインカードとして自社向けに中継に制作)・ソフトバンク戦(KBCが中継を制作)のいずれかに該当する場合には、NRNのビジターチーム地元局(STV・TBC・KBC)制作中継の同時ネットを優先した。オリックスが臨んでいるロッテまたは西武とのビジターゲームを、LFが中継しない場合も同様に対応。 10月9日(金曜日)には、メインカードであった阪神対DeNAナイトゲーム(甲子園)の雨天中止が試合前に決まったことを受けて、STVの制作による日本ハム対オリックス(札幌ドーム)ナイトゲーム中継の相互ネットに切り替えている。10月30日(金曜日)からのDeNA対阪神(横浜)3連戦(30日のみナイトゲーム、31日・11月1日にはデーゲームとして開催)では、JRN基幹局のTBSラジオが裏送り向けに制作する中継を充当。30日は、メインカードのDeNA対阪神戦中継ではTBS制作でありながらNRNの速報チャイムを使用した 一方で、LF制作分の巨人対ヤクルト(東京ドーム)中継が予備カードに設定されていた。10月30日のナイトゲームについては、LFでも中継の制作を見送ったが、予備カードの設定では金曜日における本来の割り当て(ABC=NRN・MBS=RFおよびJRN)を踏襲。結果として、メインカードと予備カードで割り当てが入れ替わった。 甲子園球場でデーゲーム(14:00開始の阪神対ヤクルト戦)、京セラドーム大阪でナイトゲーム(18:00開始のオリックス対楽天戦)が組まれていた11月3日(火曜日・文化の日)には、両試合とも自社制作で中継。オリックス戦の中継では、楽天の地元局のTBCに加えて、地元球団の試合がデーゲーム開催だったHBC・CBC・RKBでも同時ネットを実施した。実際には阪神戦が18:00まで続いていたため、試合終盤の17:55にナイトゲーム中継枠のタイトルコールと提供クレジットをはさんだうえで、阪神戦の中継をナイトゲーム中継枠の冒頭(18:05)まで延長。オリックス戦については、1回裏(オリックスの攻撃)開始のタイミングに合わせて、18:07から中継を放送した(17:57 - 18:07の時間帯は事実上TBC・HBC・CBC・RKBへ裏送り)。 ABCがナイターオフ編成を開始した11月6日(金曜日)には、オリックス対日本ハムのナイトゲーム(オリックスの本拠地最終戦)が京セラドーム大阪で組まれていたため、STVへの裏送り向けに中継を制作。阪神戦については、同日以降の3試合のうち、藤川球児引退試合以外の2試合(7日の対広島戦=マツダスタジアムでのデーゲーム、11日の対DeNA戦=甲子園球場でのナイトゲームで阪神のレギュラーシーズン最終戦)で完全生中継を見送った。ただし、11日の対DeNA戦には北條を報道素材用の実況要員として派遣していたため、1回裏(阪神の攻撃)のみ北條の実況による生中継を『ラジオで虎バン!!』内で放送している(当日のパートナーである濱中がABCラジオのスタジオから解説を担当)。 2021年:ナイターオフ編成の開始日を9月27日(月曜日)に設定しているが、前年に続いてNPBのレギュラーシーズンが11月上旬まで、前年に開催を見合わせたクライマックス・セが同月の中旬に組まれている。さらに、編成開始前週(9月下旬)の時点で阪神にもオリックスにもリーグ優勝の可能性が残っていたことから、10月中は阪神の公式戦を可能な限り中継。9月まではビジター相手局制作の中継で賄うことが多かった東京ドームでの対巨人戦・神宮球場での対ヤクルト戦・マツダスタジアムでの対広島戦では、乗り込み方式による中継の自社制作を順次再開させた。実際には、阪神・オリックスとも10月中旬までにクライマックスシリーズへの進出が確定。阪神がクライマックスシリーズの突破を経て日本シリーズへ進出した場合には、11月下旬にシリーズ全試合中継の再開を予定していたが、阪神がファーストステージで敗退したことを受けて再開を見送った(詳細後述)。五輪期間中にナイトゲーム中継のレギュラー協賛スポンサーの提供を中断していたことに伴う代替措置として、ナイターオフ編成に入ってからも、10月17日の阪神対広島戦中継までは上記スポンサーの提供による通常バージョンで放送。翌18日(月曜日)の同カード中継(RCCとの相互ネット方式で放送)から阪神のレギュラーシーズン最終戦(26日の対中日戦=いずれも甲子園でのナイトゲーム)中継までは、パーティシペーション(固定スポンサーなし、スポットCMか番組宣伝・朝日放送ホールディングス主催イベントの告知)による『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』扱いで放送している。阪神は最終戦の開始前までセ・リーグ優勝の可能性を残していた一方で、岩田稔投手の引退セレモニーを最終戦の終了後に組んでいた。当番組では、実況:山下、解説:関本、リポーター:高野という陣容で、最終戦に続いてこのセレモニーを21:58まで中継した。最終戦の当日(10月26日)には、阪神とのゲーム差0ながら首位のヤクルトも、横浜スタジアムのナイトゲームでDeNAと対戦。ヤクルトが勝利した一方で、阪神は中日に完封負けを喫した。このため、最終戦までの残り2試合に全敗しても(引き分け試合数の差で)最終勝率が阪神を上回るヤクルトのリーグ優勝と、(ヤクルトが残り2試合に全勝しても)レギュラーシーズンの勝利数がリーグトップ(77勝)である阪神のシーズン2位が確定した。 ナイターオフ期間の火 - 金曜日夜間には、2020年度に続いて『ラジオで虎バン!』『伊藤史隆のラジオノオト』を編成。10月中は、阪神戦が最初から組まれていない22日(金曜日)および、阪神の最終戦翌日(27日=水曜日)以降に『ラジオノオト』の3時間バージョンを放送している。なお、阪神・オリックスともポストシーズンへの進出が決まったことに伴って、『ラジオで虎バン!』と『ラジオノオト』(2時間バージョン)の放送再開は両チームのポストシーズン終了後にまで持ち越されている。(オリックス・ロッテ・楽天に可能性のあった)パ・リーグの優勝チームが18日までに確定した場合には、阪神対ヤクルトの2連戦と阪神対中日戦が甲子園球場で組まれている19 - 21日に、『ラジオノオト』を雨傘番組に設定することを予定していた。しかし、18日までにパ・リーグの優勝チームが決まらなかったことから、この設定を取り消し。19日・20日にはオリックス対楽天戦(19日にオリックスが勝利したことで楽天優勝の可能性が完全に消滅)、21日にはオリックス対西武戦(いずれも京セラドーム大阪)を予備カードに採用した。 オリックスは優勝マジックを1度も点灯させないまま、10月25日(月曜日)の対楽天戦で勝利したことによって、レギュラーシーズンの全日程を首位で終了。この時点で2位ながらマジック3のロッテは27日(水曜日)以降に3試合を残していたが、1試合でも敗れれば残りの試合に全勝しても最終勝率でオリックスの.560を上回れないことから、オリックスの優勝が決まることになっていた。結局、ロッテが同日の対楽天戦(いずれも楽天生命パーク)に敗れた20:56に、オリックスの優勝が確定した。ABCラジオでは10月27日に、『伊藤史隆のラジオノオト』の3時間バージョンを18:00から生放送(当日のパートナーは阪急時代からのオリックスファンである笑福亭松喬)。伊藤が楽天対ロッテ戦の途中経過を放送中に随時紹介したほか、オリックスの首脳陣・ナインが優勝の決定に備えて待機する京セラドーム大阪(ABCテレビ・ラジオ共通の特設ブース)に(『キャスト』向けの取材を兼ねて)佐藤修平を派遣したうえで、佐藤による中継リポートを19:40頃から数分間放送した。実際にはロッテの敗戦(20:56)がエンディングパートと重なったため、観客を入れずに実施された中嶋聡監督などの胴上げまでは中継できなかったが、オリックス球団公式応援歌の「SKY」を流しながら優勝決定の一報をスタジオから伊藤が伝えた。21:00から放送の『ABCニュース』でも、かつて当番組で実況していた担当アナウンサーの戸石が、オリックスの優勝決定を冒頭で速報。NPBレギュラーシーズンの最終日に当たる11月1日(月曜日)には、『優勝おめでとう!60分まるまるオリックス・バファローズ!!』という特別番組を20時台に放送した(詳細後述)。
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