公式式典
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「2012年カタルーニャ独立デモ」の記事における「公式式典」の解説
9月11日の午前中にはそれまでの年と同じように、シウタデリャ公園でカタルーニャ国民の日の公式式典が行われた。ラファエル・カザノバはスペイン継承戦争時のバルセロナ包囲戦の英雄であり、サン・ペレ通りにあるカザノバの像に献花がなされた。式典はジャーナリストのモニカ・テリバス(スペイン語版)が司会を務め、劇作家のジョン・オリェーが進行役を務めた。カタルーニャ警察(スペイン語版)による行進によって式典が開始され、カタルーニャ州政府スポークスマンのフランセスク・オムスによれば、「我々の国民感情」と特に「最近攻撃の対象となっているカタルーニャ語」が祝われた。2011年夏に深刻な山火事に見舞われており、「戦火との戦い」の象徴的存在だったカプマニー(スペイン語版)の代表者が、カタルーニャ州政府のアルトゥール・マス首相にサニェーラ(カタルーニャ旗)を手渡した。 式典中には何組かの地元バンドが曲を演奏し、カタルーニャ人作家による詩を読んだ。ポルトガル人歌手のマリア・デ・メデイロスが招待され、アウシアス・マルチ(スペイン語版)による詩を歌った。カタルーニャ州政府はまた、アントニ・マリア・アルコベル、モントサルバトヘ、エドゥアルド・トルドラー、ペレ・カルデルスなどの記念日を祝った。アントニ・タピエスによって描かれた「カタルーニャ精神」(1971年)の複製がカタルーニャ国民の日の公式画像となった。
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