関東以外
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富士劇場(愛知・名古屋・納屋橋) - 参考文献上は「富士劇場」としてあるが当時のパンフレットや写真に残る当時の看板にはわかんむりの「冨」を用いて「冨士劇場」とある。1948年(昭和23年)開場。納屋橋の西詰、広小路通の北側に位置していた。客席数は600と大きく、いわゆる寄席というより劇場に近い規模であった。公演内容は音曲・浪曲・講談・落語・漫才・大衆演劇・歌謡ショー・映画上映など多岐にわたり、地元名古屋のみならず、東西の売れっ子が出演した。運営者が伝統的な寄席興行の風習に関する知識に乏しく、芸人としての「格」にかかわる看板の扱いや待遇を巡ってトラブルが頻発した。1961年(昭和36年)閉館。 京都花月(京都・新京極) - 吉本興業経営。 富貴(京都・新京極) 京洛劇場(京都・新京極) - 千土地興行(のちの日本ドリーム観光)経営。寄席としての営業期間はごく僅か。 戎橋松竹(大阪・難波) - 千土地興行経営。 歌舞伎地下演芸場(大阪・千日前) - 千土地興行経営。 千日劇場(大阪・千日前) - 千土地興行経営。 なんば花月(大阪・千日前) - 吉本興業経営。 浜松座(静岡・浜松市) - 1966年(昭和41年)開業。秋田實を相談役に東西の漫才・落語家を招いた。 含笑長屋(含笑寺)(名古屋・東区)- 1967年、関山和夫により「含笑長屋・落語を聴く会」がスタート。関山が死去する2013年まで定期的に落語会が開催された。 baseよしもと(大阪・千日前) - 吉本興業経営。現在はNMB48劇場。 よしもと西梅田劇場(大阪・梅田) - 吉本興業経営。改装工事のため一時閉鎖されるなんばグランド花月の代替として開設。なんばグランド花月改修完了後も営業を継続していたが、2019年8月25日をもって閉館。 道頓堀角座(初代)(大阪・道頓堀) - 松竹経営。上方の寄席として歴史は古く開業は江戸時代までにさかのぼる。2007年閉館。 道頓堀角座(2代目)(大阪・道頓堀) - 松竹芸能経営。2013年7月開場、2018年7月閉館。 B1角座(大阪・道頓堀) - 松竹芸能経営。 演芸の浪花座(大阪・道頓堀) - 松竹経営。1987年1月1日に1階松竹邦画系映画館を改装して開場。2002年1月31日閉館。 ミナミのど真ん中ホール(大阪・道頓堀) - 松竹芸能が2002年4月より2003年12月までパチンコ店「四海樓道頓堀店」の4階を賃借して演芸興行を行っていた。 うめだ花月(大阪・梅田) - 吉本興業経営。 トップホットシアター(大阪・梅田) - コマスタジアム経営。 京橋花月(大阪・京橋) - 吉本興業経営。KiKi京橋の5階に立地。現在は大衆演劇専門の「羅い舞座 京橋劇場」。 STUDIO210(大阪・通天閣地下) - 通天閣観光所有・松竹芸能運営。 - 旧称「通天閣歌謡劇場」。歌謡ショー専門だった劇場に、2008年5月に閉館したB1角座の代替として松竹芸能の演芸興行の拠点を移転し、2013年7月まで寄席興行と歌謡ショーの両方を行っていた。 新花月(大阪・新世界) 寄席スタジオ笑福亭(大阪・吹田市) - 笑福亭鶴光の自宅に設置。 神戸松竹座(神戸・新開地) - 松竹経営。 寄席のパレス(神戸・兵庫駅前ガード下) 茶臼山舞台(大阪・天王寺区)- 桂あやめが開設。2003年 - 2007年。 すんぷ演芸場(静岡・駿河区)- 2006年、温浴施設「すんぷ夢ひろば」内にオープン。さがみ三太プロデュース、色物中心。 よしもと紙屋町劇場(広島・紙屋町) - 吉本興業がエディオン広島本店8階の催事場を使用して週末に演芸興行を行っていた。同店建て替えのため2017年4月に閉鎖。 八聖亭(大阪・福島) - 月亭八方が開設。2018年3月閉館。 もとまち寄席 恋雅(れんが)亭(神戸・元町)- 神戸の落語プロモーター楠本喬章(1935-1994)により1978年4月スタート。1972年11月、神戸新開地に開設された「神戸柳笑亭」が前身。神戸凮月堂3Fホールで月一回落語会を開催。神戸凮月堂の貸ホール事業の終了のため2020年4月の500回記念で終了の予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大のため3月・4月公演を開催せずに終了となった。 トリイホール(大阪・道頓堀)2020年3月で閉館。現・千日山弘昌寺。
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