関東事変
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「東京卍リベンジャーズ」の記事における「関東事変」の解説
2006年2月22日に起きた抗争。「東京卍會」と「天竺」との2回に分けた抗争であり、1回目は稀咲が「天竺」の四天王を使い、東卍を奇襲。1回目の奇襲の後の現代では長引いたこの抗争は合併という形で終息。総長に佐野 万次郎、総長代理に稀咲 鉄太、No.3に黒川 イザナが座る史上最悪の愚連隊が誕生したと大寿の口から語られる。青宗、九井も在籍しており、武道らを拉致しに来るも大寿によって阻まれる。しかし事情が聞きたいがために戻ろうとする武道を稀咲が襲撃。庇った直人が瀕死になり、助かった武道もイザナの命令によって鶴蝶に打たれ瀕死状態になる。直人は自身が死ぬ前にタイムリープするように仕向けそのまま現代の直人は死亡。タイムリープ後は「東京卍會」伍番隊隊長のムーチョこと武藤 泰宏が武道、青宗、九井を拉致。伍番隊ごと裏切り、九井を「天竺」に引き抜く。そのため100人規模だった「東京卍會」は50人規模へと縮小する。その数日後、"S62世代"の斑目 獅音、灰谷 竜胆に三ツ谷、肆番隊隊長の河田 ナホヤが襲撃に遭い、意識不明の重体に、2月21日には稀咲自ら佐野 エマに手を下し死亡させ、佐野、龍宮寺両者の戦意を喪失させる。総長、副総長に加え、壱番隊以外の隊長が不在の中、総長代理:花垣 武道、副総長代理:松野 千冬とし、「天竺」との抗争を決行。"魁戦"では斑目、林両者の勝負が実施されるも斑目は瞬殺され、「東京卍會」は勢いで優勢に立つ。しかし黒川が林を一撃で仕留め、勢いは「天竺」に傾き、"S62世代"である武藤、望月 莞爾、灰谷兄弟(灰谷 蘭・竜胆)と四天王である鶴蝶を使い、「東京卍會」各主力をつぶしていく策略に出る。河田 ソウヤを竜胆が潰し、八戒をつぶそうとするも「青鬼」と化したソウヤには手も足も出ず、灰谷兄弟、望月、武藤は瞬殺される。しかしながら主力メンバーも鶴蝶にはかなわず千冬、青宗、ソウヤ3人まとめてかかるも瞬殺されてしまい武道と鶴蝶の一騎打ちになり、殴り殺される寸前で千冬に止められるも稀咲が銃を持ち出し、心理戦を仕掛けるも敗北。現代のように「東京卍會」と「天竺」の上下関係がなく、総長:佐野 万次郎を据えた新たな「東京卍會」を提案するも拒否される。その後イザナと武道の交戦中に万次郎、龍宮寺に加え、日向も駆けつけ形成が逆転。万次郎とイザナの総長同士の戦闘が始まり、序盤はイザナが圧倒するも終盤になるにつれ、万次郎が圧倒。イザナは敗北し、拳銃を使用して万次郎を射殺しようとするが鶴蝶に制止される。これが自身の野望の邪魔になるとした稀咲によって鶴蝶は右胸を撃たれた。激高した鶴蝶は稀咲に立ち向かおうとするが、イザナは稀咲が放った3発の銃弾から鶴蝶をかばい撃たれてしまい死亡する。鶴蝶もイザナの後を追う形で意識不明の重体となり、万次郎によって抗争終了を宣言し、残ったS62世代により事態が収拾されることとなった。しかし、エマ、イザナを死に追いやり、鶴蝶を重体に追いやった稀咲は半間とともに逃走。武道は龍宮寺と共に追走し、稀咲は半間を急かそうとしたことが原因で事故を起こし、転倒した稀咲を追走する武道たちを事故で死亡したと思われた半間が急襲を仕掛けたことで、武道VS稀咲と龍宮寺VS半間の2つの場外決戦に発展する。後述の場外決戦の結果、稀咲は死亡、半間と龍宮寺は引き分けの形で終わり、死亡者3名(エマ、イザナ、稀咲)、逮捕者5名(武藤、灰谷兄弟、望月、斑目)を出して抗争は完結、「天竺」はほぼ壊滅状態に陥った。S62世代たちの供述なのかは不明だが、警察はエマ・イザナ殺しは稀咲が主犯、半間が共犯という結論に至り、稀咲は被疑者死亡のまま書類送検され、半間は逃走中となった。
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