東京卍會(とうきょうまんじかい)
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「東京卍リベンジャーズ」の記事における「東京卍會(とうきょうまんじかい)」の解説
通称東卍(トーマン)と呼ばれ、総長:佐野 万次郎、副総長:龍宮寺 堅を据える結成して2年ほどの若い暴走族で構成員は東京卍會の刺繍が入った黒い特攻服に身を包む。5つの部隊からなり、構成員は約100人程度である。稀咲ら「愛美愛主」が傘下に入った「8・3抗争」後には150人、半間ら「芭流覇羅」が傘下に入った「血のハロウィン」後には新たに陸番隊が誕生し構成員は450人に膨れ上がった。しかし「聖夜決戦」後、稀咲 鉄太の除名により、元「愛美愛主」組と元「芭流覇羅」組が脱退し、100人程度まで縮小。「天竺」との最終決戦前に武藤 泰宏率いる伍番隊の脱退によりさらに縮小している。うち、伍番隊は風紀委員を務めるなど「東京卍會」内では特殊な存在でチーム内で唯一、内輪揉めを許されており、総長の万次郎の許可なしでメンバーを粛正する権限を与えられている。その伍番隊が抜けた後は50人規模まで縮小している。「関東事変」後に万次郎の判断により解散した。その後、青宗を除いた主要メンバーたちは12年後に開けるタイムカプセルを作成した。10年前の「三天戦争」後に、総長:花垣武道、副総長:松野千冬を据えた二代目として復活。新壱番隊隊長:乾青宗、新伍番隊隊長:瓦城千咒の就任や壱番隊副隊長と伍番隊副隊長は不在である以外はすべて再任である。 タイムリープ前の現代では総長:佐野 万次郎、総長代理:稀咲 鉄太により賭博、詐欺、強姦、殺人などを行う極悪集団になっている。「血のハロウィン」後には現、陸番隊までの隊長クラスの人間と柴 八戒、九井 一、乾 青宗ら「黒龍」組が最高幹部となっている。「聖夜決戦」後には過去の東卍メンバーは万次郎の手により始末されており、新たに黒川 イザナがNo.3として在籍、依然と同じく青宗、九井の「黒龍」組に加え、鶴蝶らの「天竺」組も新たに加わっている。万次郎の死亡、稀咲の海外逃亡もあり現代ではイザナが総長として指揮を執っている。「関東事変」後の現代では、かつて東卍の主要メンバーだった面々が林田の結婚式に参加した。 佐野 万次郎(さの まんじろう) 声 - 林勇、ファイルーズあい(少年) 演 - 吉沢亮(映画)、松田凌(舞台) 「東京卍會」総長。通称マイキー。1990年8月20日生、身長162センチメートル、体重56キログラム、血液型B型、愛機はCB250T(バブ)。 "無敵のマイキー"と称され、誰もが知るカリスマ中のカリスマで喧嘩の強さは天下一品と評される。1回目のタイムリープ時に喧嘩賭博の現場に龍宮寺と共に居合わせ、負けそうになりながらも引かない武道を気に入り"タケミっち"とあだ名をつける。その後溝中にまで押し入り、武道を強制連行しようとするも日向にぶたれるが日向に優しく注意する。 3回目のタイムリープ時に龍宮寺が万次郎の"心"であり、足りないものを補いあっていることが明かされる。その龍宮寺とは小学5年生時に出会っており、当時から高校生の暴走族相手にしていた。4回目のタイムリープ時には「愛美愛主」メンバーに林田がバカにされたことに激怒し長内を蹴りの一発で沈める。その後長内を刺した林田を金銭を使用して出所させるか林田の意思を汲んで出所させないかを巡って龍宮寺と対立するも武道によって制止される。この時に稀咲から「金銭でパーちんを出所させる代わりに参番隊の隊長にしてくれ」という話を持ち掛けられている。「8・3抗争」後、武道の中の12年後の武道に気づいているような素振を見せる。 5回目のタイムリープ時に以前の稀咲との約束で稀咲を参番隊隊長に任命するも場地が離脱し、武道に場地を連れ戻すように依頼する。その後「芭流覇羅」のアジトに乗り込み場地からすべてを聞いた武道に羽宮との関係を打ち明けた。現代に戻ってからは龍宮寺の口から「芭流覇羅」の初代総長であり、「血のハロウィン」で羽宮を殺害し、「芭流覇羅」に敗北。そのまま「芭流覇羅」を母体として現代の「東京卍會」が誕生した。 「血のハロウィン」では単身で羽宮、チョンボ、チョメを相手に劣勢に立つも一蹴りで沈める。しかしながら失神している最中に羽宮が場地を刺し、場地が瀕死になったところで稀咲に誑かされた半間を一撃で沈め、羽宮を半殺しにする。場地の自決後、現代と同様羽宮を殺害しようとするも武道に制止され、たまたま学ランから落ちた場地のお守りを見ながら昔を思い出し場地に謝罪する。その後羽宮が鑑別所で自殺することを見透かし、兄、真一郎殺害を許すことを決めた。 その後現代では羽宮の口から「黒龍」組の金と稀咲の暴力によって堕ちたことが語られている。「聖夜決戦」では聖夜の鐘が鳴るまで祈りの為に大寿から一発貰うが結果大寿を一発で沈め「黒龍」に勝利した。その後青宗から武道が十一代目「黒龍」の総長に相応しいとの相談を受けるも一時は却下するも武道自身が総長になりたいなら話は別と本人の意思は尊重する考えを示した。 抗争後の現代では「東京卍會」主要メンバーを次々殺害し、武道をフィリピンの廃墟に呼び出し拳銃で殺害しようとするもセーフティがかかっており、殺害するつもりがなく自分を殺してほしい魂胆だったことが明らかになる。そして直人の銃撃を受け、武道の腕の中で静かに息を引き取った。 「関東事変」ではエマが殺害されたこともあり、戦意喪失し病院のベンチで俯いていたが、日向から12年後に起こることを話したことがきっかけで立ち直り、そして、武道らがボロボロになり、敗戦濃厚になってきたところで遅れながらも日向を連れてきた龍宮寺と共に抗争に参戦。イザナと対決し一度は動きを見切られてしまい、それでも、連撃を叩き込みイザナの動きを鈍らせる。イザナの死亡後、両陣営を不幸にさせまいと自ら残り事態を収拾させるが、S62世代たちが残ることを聞き安堵する。その後、稀咲に「お前は許さない」と言い放つが、半間の手引きで逃走を許してしまうも、日向のことは自分にまかせて武道に稀咲討伐を託した。その後、自身も日向と共に稀咲と戦う武道のもとに赴く。エマの告別式から数日後に武道から一連の出来事を語らせた後に東卍を解散する。その後は、主要メンバーとのタイムカプセルの作成に立ち会うが、武道が現代に戻った直後に龍宮寺と決別。直後に「関東卍會」を創設し総長の座についている。その後の現代では「梵天」の総長として君臨しており、首元にはイザナが身に付けていたピアスの刺青を入れている。そのため、林田の結婚式には姿を見せておらず、龍宮寺は千冬以外の他の東卍主要メンバーに海外で飲食店を経営しているという嘘を伝えている。実は武道が過去を変えても、万次郎自身が闇落ちしたのは、稀咲が生きていたからではなく、自らの中に潜んでいた「黒い衝動」が原因であることが判明。万次郎自身もその存在を察知しており、今まで抑え込めたのは、真一郎・エマ兄妹と場地が生きていたからである。その後ボーリング場を訪れた武道と再会するも銃弾を3発浴びせ、すべてを終わらせるために屋上から飛び降りようとするも武道に腕を掴まれ、本当は助けてほしいことを武道に叫んだ時、偶然にも握手をし、自身がトリガーの役目を果たし武道をタイムリープさせた。 龍宮寺 堅(りゅうぐうじ けん) 声 - 鈴木達央(第1期)、石上静香(少年) 演 - 山田裕貴(映画)、陳内将(舞台) 「東京卍會」副総長。通称ドラケン。マイキーから「ケンチン」と呼ばれている。1990年5月10日生、身長185センチメートル、体重75キログラム、血液型O型、愛機はゼファー400カスタム。 住む家がないため、渋谷にある風俗店(しかもファションヘルスの類)の一室を住居として使っている(武道が初めて訪れる際、風俗の客と間違えられレミという女性に接待されそうになる事態に発展するハプニングが起こる)。 金の辮髪と左のこめかみに施された龍の刺青が特徴で万次郎の頼れる相棒である。現代ではタイムリープする前から4回目のタイムリープ終了前までは8・3抗争によって刺殺されている。 シャンプーが目に入るのが怖いため今でもシャンプーハットを付けている。林田の親友が「愛美愛主」のメンバーに強姦、暴行された後、親友の彼女の見舞いに訪れ、彼女の親から罵倒されながらも頭を下げ、万次郎に人を想う"心"を持つように諭す。小学5年生の時に今のトレードマークとなっている龍の刺青を入れており、この龍の元ネタになったのはたまたま家出していた三ツ谷が壁に落書きしていたものをカルビ丼との交換で得たもの。鮫山一派にパンイチで袋叩きにされてから年上に抵抗できなかった万次郎が鮫山を一蹴りで仕留めたことによって万次郎と出会い、万次郎についていくことを決意した。三ツ谷とは万次郎に会う少し前に知り合っている。万次郎の妹のエマとは想い合ってはいるものの交際には発展していない。 長内率いる「愛美愛主」との抗争後、林田が自首するも自身は林田の意思を尊重し、万次郎は金銭で出所させようとすることで意見が対立し、内部抗争発展手前までいくも武道のおかげで内部抗争まで発展することはなかった。その後「8・3抗争」前に林に呼び出されるも「愛美愛主」のメンバーに不意打ちされ、頭部から出血しながらも一人で喧嘩していた。「8・3抗争」になり、清水に刺されるも息はしており武道に助けられる。その後手術で一命を取り留め、武道に万次郎の「東京卍會」結成当初の特攻服を渡す。 未来が変わった現代では稀咲の指示で殺人を犯し、死刑囚として東京拘置所に収監されている。「血のハロウィン」前に羽宮と二人で会っており仲間と思っていることを伝える。「血のハロウィン」では主に半間と対立。圧倒的な敵の数と年齢も上なため脅える隊員を守りながら戦っていたが武道の発破によりメンバーが奮起、守る必要がなくなり戦況を一人で変えた。「血のハロウィン」後では羽宮の面会に行き、万次郎からの伝言を伝える。 「聖夜決戦」はほぼ参加していなかったが万次郎と共に教会を訪れ、外で待機していた100人の兵隊を一人で片づけている。その後の現代では万次郎に斬殺されている。 「関東事変」前には、エマが稀咲に殺害されたことを知り、万次郎に羽宮、場地、エマを失ったと罵るも、日向から12年後に起こる出来事を話したことがきっかけで彼女を自らのバイクに乗せ、遅れながらも万次郎と共に抗争に参戦。イザナの死亡後は武道を乗せて稀咲たちを追走。その後の現代では林田の結婚式に参加しており、青宗とバイク屋を経営している。千冬以外の東卍メンバーには万次郎は海外で飲食店を経営していると嘘をついており、万次郎とは12年前に決別している。 10回目のタイムリープではバイク屋で働いており、武道のバイクを修理を終え、試し乗りしている最中に寺野に掴まれた青宗に遭遇し、寺野から「六破羅単代」に入るよう交渉されるが、決裂したことで一方的に痛めつけられるも、このことがきっかけでギアが入り、「梵」の乱入後に寺野との乱闘の続きに入り、寺野を宙に浮かせるなど善戦する。実は「六破羅単代」に遭遇する以前から共通目的を持つ「梵」に利害の一致という理由で入隊していたことが判明。他の元東卍メンバーは巻き込まないと約束していたため、武道を入隊させようとする武臣に詰め寄り、脱退を宣言するも、武道の入隊によって事なきを得た。「梵」の集会の後、青宗から「六破羅単代」の黒い噂のことを聞きつけ、武道と千咒がいる遊園地に急行。「六破羅単代」の過激派から武道たちを救うも、千咒の死と引き換えに自ら銃弾3発を腹部に被弾。2年前に武道が救った命を不条理な出来事が原因で風前の灯火となってしまった。千咒がスタッフに頼んで呼んだ救急車に搬送する最中に天国にいるエマのもとに行くことになった。その彼が「関東事変」後の現代でバイク屋を経営する道に走った経緯は今のところ不明であり、「六破羅単代」の過激派による被弾が原因で現代から抹消されたため経緯は明かされることは二度となかった。
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